情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
−自室−
<…ミハイル>
[遠く呼ぶ声。その声は、甘く、清い]
<抱いてあやした子よ…>
[優しい歌声]
[姉さん、と呟こうとすると、歌がとぎれた]
[目を開ける。
柔らかなベッドにいつのまにか眠っていた…いったい誰が運んでくれたのか?]
姉さん…?
[呟いて、驚く]
[以前ほどのかすれ声ではなくなっていた]
―to the kitchen―
[少し、振り返り。
それから厨房に入る。
肉野菜などを取り出して]
……体調不良、はやっているのでしょうか
わたくしがうつしたということはないでしょうが
[準備をしながら思案するように]
いちばんはじめは じゅうににん♪
[手駕籠にお人形を幾つかのせて、ひょこりと廊下へ。]
さいしょにひとり
つぎからふたり
おはよう おはよう おはよう おはよう
[でたらめな歌を歌いながら、ぴょんぴょん階段を降りていく。]
きゅうにん ななにん ごにんに さんにん
[起きあがって、不思議そうに自分を見る]
気のせいなんかじゃない。
…あたし、治ってきてる…。
[そういえば、夢で、姉さんが]
[あたしの能力が目覚める時なのだとか…?]
―厨房―
流行って?・・・・嗚呼。
[思案する声に振り返って。]
そう言えば神父様も咳き込んでおられましたね。
まあ、いきなり環境が変わって慣れない方も居るのでしょう。
[何気なく言いながら、同じように準備を進める。]
[考えようとするが、頭にもやがかかったようで、完全には思い出しきれない]
[代わりに蘇るのは、慈しみに満ちた歌声]
<抱いてあやした子よ…>
[ややあってから、自分の声で、その歌をなぞる]
[はじめは控えめに、次第に大きくなる声]
[開いたままの窓を通じて、その声は隣室にも響くだろうか?]
[歌ううちにも、声は徐々に澄んでいく]
[それでもその声はあくまでエルザのもので]
[優しさよりも、激しさが勝っていたけれど]
抱いてあやした子よ
何もねだらない小さな男の子
命をあげるよ
生まれたくないのに生まれ出た
おまえが苦しまないように
命をあげるよ
恐れを超えた恋
愛し合い生んだのよ 素敵な夜
星が燃えて 私も燃えた
あげよう 私に無いもの
大人になって つかむ世界を
神の心のまま 望むもの選ぶの
つかまえなさいチャンス
命もあげるよ
―kitchen―
神父様、が?
…せきこんでって。え?
今ここにいらしたんですか?!
咳き込んでいたって
…ご無理、なさって?
[心配、と、表情が語る。
先ほどよりももっと、慌てた様子。]
- 2F・部屋I -
[寝台の傍らに蹲る影]
[着替えもせずに少女に掛けてもらった毛布を羽織ったまま]
[意識は浮き上がっては落ちてゆく]
[まともな睡眠など勿論取れてはいない]
箱庭。
神では無い神。
人狼の血。
[頭の中では昨夜のギュンターの話が繰り返されて]
神の戯れ。
対立。
共存は不可能。
生きたければ……
……殺せ。
―kitchen―
[voice。
後ろからかけられた声に...は慌てた様子のまま、振り返る。]
あ、おはようございます。
…こんばんは?
[かなり、エーリッヒのしらせを聞いて慌てているようだ。]
え、ええ。
シスターがいらっしゃる前に、広間で御会いしまして。
如何したのかは分かりませんが。
[妙に慌てた様子に僅か気圧される。
矢張り親しい知り合いともなれば心配なのだろうかと。]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新