情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
[駈け抜けてゆく皆とは異なり、歩んでゆくベアトリーチェの足取りは、まるでお散歩でもするように、のんびりとしていました。夜の帳の下りたそら、きらめく月と星とが地に陰を生み出しています。]
[しばらく歩いてゆけば、闇の中に何かの蠢く気配。]
『あー…あんま派手にやらかしたくないんだけどなぁ……。ここが何処かわかんないし……。』
[ココロの中で舌打ちしながらも、壁際に寄り、気配を殺しながら短剣を抜き取り。]
『雑魚一匹かね…仲間呼ばれちゃぁ面倒だし………殺っとくか。』
[冷め切った瑠璃紺で闇の向こうの見つめ。]
[己の間合いに入った刹那、すっと流れる様に懐に入り…。]
[ 一 閃 。]
[一瞬後、コボルトがどさりと倒れこむ音がその場に響いた。]
−→広場−
[アマンダは前へ前へと力を与えてくれる大地を蹴って走る。
前を行くオトフリートとミハエルに辛うじて追い縋ったところで、先頭に立っていたユリアンが翔けたのが目に入る]
――っ!
[強烈な疾風の力の奔流に、駆ける足が乱れる。
転倒まではせぬものの、幾呼吸か気を宥め落ち着こうと――否]
『受け入れて――支えて』
[ダーヴィッドの言葉を思い出し、残された余波の疾風を受け入れて、支え、安定をもたらそうとする]
――おいで。
私(大地)の上を過ぎる風(疾風)よ。
[初めての試みは、上手く行ったかどうかはわからない。
けれど、荒れ狂う嵐が、広場の花を全て散らすことはなかった]
[剣は茎のように伸びはしなかった。しかし伸びて来た茎を避けることもなく、僅かに身体を傾がせて、その切っ先が、左の肩を貫くに任せる]
ああ、沢山集まって来たな。
[茎を紅い血で濡らしながら、ふるわれた左手を剣で受け止めようとする]
[マッピングを終え、再び探索開始。
不意に、何処かから蛇が威嚇するような音が聞こえたような気がした。]
……毒蛇がいてもおかしくはないな。
[足元を見るが、何もいない。
音の主が、巨大な蛇だなどとはこれっぽっちも考えちゃいない。]
─遺跡─
[封護の指輪と共鳴する力を辿って、奥へと進む。
胸元の刻印と同じ色、同じ形の意匠が指の上で光る。]
…構成が読めれば……。
[展開の瞬間を間近で感じられれば、結界の捕縛機能を操れないだろうか?
たとえ呑まれても、脱出の手段は無い訳じゃない。]
…そろそろ、始まるのか?
[力は歪み、軋み、うねりはじめる。]
−中央部・広場−
[はら、はら、はら、はら。ベアトリーチェがそこを通りがかったときには、もうすでに風は収まっていましたが、花びらは舞い上がり、まっ黒な天をいろどっておりました。]
命尽きるまで、きちんと咲くのだよ。
それがきっと、生きる意味なのだから。
[吹き荒ぶ傷ついてしまった花に、小さな手が触れます。流れを変えられて巡りゆく力は、ほのかな癒しを与えたでしょうか。]
−→教会−
[疾風の余波を宥めて少し遅れたアマンダが見たものは、解き放たれた翠の魔]
そんな、ティル!
[彼は今を刻と決めたのだろうか。悲鳴は哀しげに尾を引いて]
[勢いを殺すこともなく、
まわりに人の集まるのを気にすることもなく。
芽吹く時のような強い強い力をただただぶつけて、
ぐいと、剣を掴むように抱え込むように
赤い赤い血が飛ぶのは、その剣にぶつかる勢いがひどかっただろうか。
それでも握った茎を離さずに、そのまま横に引くように――
かれの身体を、斜めに裂くように]
[身を切り裂こうとする、茎を左の手で握る]
痛いだろう、ティル。
けれどお前は、怖れはしないな。
魔は怖れを知らぬから。
[それは少年の声ではなく、そして、どこか優しく響く声で]
……封護結界が、動いている……?
[波動を感じ、はっと上を見上げる]
しかし、この状況では……。
[封護の力、それは求めるものを見分けられるのか。
それは、何者にもはかれぬ事]
[溢れる力が左の目を壊し、金を広げる。
影の王の結界が、力を強くする翠樹にのしかかる。
それでもそれより、
苗床は負けられぬと。]
[膨れ上がって揺れる力に翻弄されそうになる。
声を上げることだけはどうにか抑えて、必死に戦う二人を見る]
!!
[そして力は力を呼ぶ。
大きなうねりが向かってくるのを感じる。
けれどやはり、彼女には何も出来ない]
[己の対を侵した相手を、見極める事が出来ずに逡巡。
舞う血が虚実の境界を曖昧に見せる。ユリアンには解っているのだろう。問い質すべく、振り返った。]
[争いあう二つの力が乱れ舞う。
ゆがみと、うねり
それは昨夜のように]
[遅れて着いていたブリジットをみとめ、]
お前は戻れ!王のもとへ…さもなくば、巻き込まれる
[近づいてくる、うねり
昨夜、イレーネは力を放ち、そして囚われたのではないかと聞いた]
だめだ、ティル! 逃げてっ!
―― 囚われる…っ!
[叫びつつ、アマンダが見たのは、対の少年。
まだ力を上手く制御できぬ彼もまた危険ではないかと、荒ぶる力を受け入れようと――支えようと、*試みたか――?*]
……っ!?
[空間に放たれた、天聖の力に息を飲む]
これは……これほどの力が、一体、どこに!?
[反射的に、時の流れを繰る。
均衡を、崩さぬために]
[ぶつかり合う翠樹の力の奔流に
か弱い...は立っているのがやっとだが。]
『ティル、約束だから。負けないで』
[コエをださず、声にも出さす。
ただ一人のティルから目を離さない]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新