情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
……はい、これでいいね?
ああ……後は、人が集まるまでホールで休んでて……だろ?
わかってるよ、いつもの事だし……。
あ、飲み物はコーヒー頼むね。
[にこやかに笑いながらこう言うと、*勝手知ったる様子でホールへ向かった*]
ランプ屋 イレーネ が参加しました。
[やがて開かれるであろう扉の前には、当然ながらそれを待つ姿があった。特に手入れもされていない様子の、少しだけ長めの髪は銀灰色。前髪に隠れがちの蒼い眸とよく似た色の作業着のような服を身に纏う。大人し過ぎる少年のようにも、着飾らない少女のようにも見えるかも知れない。]
[何処か落ち着かない様子で待っていたそのひとは、扉が開く音に身を震わせた。]
あ、・・・
[現れた執事らしい人影と目を合わせないようにか俯く。両手を真っ直ぐに突き付けて抱えた白い箱を差し出した。]
これ、おじいの注文の・・
[小さく紡がれた声はやはり中性的なものだった。]
[相手は慣れたもので、半ば押しつけられたような箱をしっかりと受け取る。それからふと思いついたかのように、用は済んだとばかりに踵を返して歩き出そうとしている背中に声を掛けた。]
ぇ?
青年 アーベル が参加しました。
[まだ、日も高く昇るよりも前。
習慣ともいえる、朝の一杯。
入れたばかりのコーヒーを啜る。と、窓越しに見える一人の少年の姿に気付き
カップをシンクの棚へと預ければ、青年はかたんと扉を開けた。]
ん、今日もごっくろーさん。
[窓から手を伸ばして。
郵便配達を勤める少年へと向けた手に、ひらりと渡るのは一枚の封書。
最早見慣れた白色を見やれば、くつくつと苦笑を漏らして。
少年を見送った後、差し込む陽を遮るように窓を閉じる。]
[それから数刻の後。]
[今までに訪れた客人の名を記録してきた紙面には、新たに“Irene”と女性の名前が加えられていた。]
──────
■名前:イレーネ=フルトヴェングラー Irene=Furtwangler
■年齢:19歳
■自己紹介:村のランプ屋。父と幼い弟と3人で暮らしている。
普段は工房に篭りきりで滅多に外へは出ない。ギュンターの許へはたまに品物を届けに行くようだ。
──────
[俯いたままペンを置くと、執事に言われるまま何処か頼りない足取りでホールへと向かった。]
どれどれー、と…。
[鼻歌交じりに、赤でシーリングされた封を聊か乱雑に開けて。
中の紙を取り出しながら、室内のソファへと音を立てて腰掛ける。
この村で過ごして来たものにとって、食事会への招待状は馴染みのものだ。
…ちなみに、青年にとってコレクション自体には然程興味は無い]
………ふぅん。
オルゴール、ねー。
[並ぶ黒のインク字へと目を滑らせて、今回のメインを確認すれば
小さく声を漏らして、再び招待状を封筒の中へと入れる。
スリッパを慣らして立ち上がれば、机上へと封書を投げ置いた。
棚へと置いたままのカップを手にとって。
僅か底に残ったコーヒーを飲み下せば、仕事へ向かうための準備を始める。
招待先への訪問は、夜でも十分間に合うだろうから。
小さな笑みを浮べ。上着を手にした青年は、早々に*家を後にした*]
―・・・→ホール―
オルゴールか・・
[その言葉を一人口にすれば、表情の薄い顔が僅かに綻んだようだった。知る者は少ないが、店に並んだランプを眺めている時と似たような、嬉しそうな表情。]
[けれどそれも、開いた扉の先に先客がいるのを見留めるまでのこと。]
・・・っ、
[立ち止まり、瞳を彷徨わせる。それでもやっとのことで会釈をした。]
─ホール─
[のんびりとコーヒーを飲みつつ、片手間にカーバンクルの尻尾をじゃらしていたが、人の気配に気づいてそちらを見やり]
……や、どーも。
[テーブルにカップを置いて、にこり、と笑って見せる。
カーバンクルも、挨拶するようにみゅう、と鳴いて尻尾を揺らした]
[蒼い眸は揺れながらも声の主を改めて捉える。あくまで目は合わさないようにしながら。]
[別に彼に限ったことではない。内気なのか、家族以外の人の前でこのような態度をとることは珍しくなかった。]
・・こんばん、は。
[それでも挨拶の言葉が紡げたのは、人以外の――白い生き物が視界に入ったからかも知れない。ほんの少し表情も和らいだようだった。]
―オストワルト邸―
…もしもーし、オストワルト氏ー?オッさーん?
[オストワルトさん、略してオッさん。
仕事を終え、向かった邸のドアベルを鳴らす。
中々失礼極まりない呼び声をかけるものの、出迎えた執事は
咎める事も追い帰す事も無く青年を中に入れた。
今朝届いた招待状を差し出すと、引き換えの様に手渡される芳名録。
はいはい、と知った様子で受け取れば、さらりとペンを滑らせる。
書く内容は大抵一緒だ。…精々年単位で、年齢が1つ足されるぐらいか。]
はい、こんばんは。
[向こうの態度を気にした様子もなく、にこやかなままで挨拶を返す。
普段はあまり話す事もない相手ではあるが、見かけた時は大抵こんな感じ、と知っているからか]
君も、食事会に呼ばれたんだ?
[そう問う傍ら、カーバンクルはじっとしているのに飽きたようにちょこまかとホールの中を歩き回り始める]
…っと、これでオッケ?
[かつん、と高い音を鳴らして卓上へとペンを放る。
執事はやはり咎める事も無く、差し出された芳名録を受け取った。]
──────
■名前:アーベル=シード Abel=Schied
■年齢:22歳
■自己紹介:幼少期をこの村で過ごした後、
12年ほど前に家族で何処かへ引っ越していった。
が、5年前ひょっこり戻ってきて、以来元の家に一人で住んでいる。
…何の仕事をしているのか、何故か誰も知らない。
──────
[形式ばった様に、案内しましょうかと申し出る執事へ
ひらりと手を上げて断れば、異を唱えることも無く引き下がる。
ポケットへと手を入れたまま、どーも、と頭を下げれば
その足取りは真直ぐにホールへと向かって]
―…→ホール―
・・・呼ばれた、というか・・
[実のところ招待状なるものは確認していなかった。食事会のことも、オルゴールのことも呼び止められた時に執事によって知らされたばかり。]
[困ったように口篭りながら、あちらこちらへと動いている生き物に視線は釣られている。]
用事のついでに、引きとめられた?
[やや首を傾げつつ、冗談めかした口調でイレーネに問う]
オストワルトの御大、よっぽど賑やかにしたいんだな。
[それから、くすくすと楽しげに笑って。
カーバンクルは自分を追う視線に気づいているのかいないのか、奔放にちょこまかと駆け回っていたが、新たに近づく気配に気づいたのか、足を止めてみゅう、と一声鳴いた]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新