22 桜の宴 ─表示確認村─
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風吹けば、春雨降れば、散ってしまうわ。
だから儚いの。儚いから愛でるの。
愛でないなら食べては駄目よ。
(13) 2008/04/05(Sat) 22:29:50
しかしそうなると、桜に近づくにつれて私は生者から死者に近づくということになるのだろうか?春眠暁を覚えずといい、春の陽気は眠気を誘う。眠りは死に近いと言えるか?眠るように死ぬというが眠りは眠り死は死であって、その間には絶対的な差がある。境界線は何処だ?そもそも生と死は等価値ではないのだから同じ物差しで計ろうということ自体が[省略されました]
(14) 2008/04/05(Sat) 22:31:08
細工物屋 玲は、風呂敷を解き三段重ねの重箱を開く。色とりどりの細工物。
2008/04/05(Sat) 22:31:56
読書家 瑞穂は、延々独り言を呟いていたが、広げられた色彩に目を見張る。
2008/04/05(Sat) 22:34:07
(15) 2008/04/05(Sat) 22:35:00
……詩人と学者の集いかここは……。
[二人の様子を眺めつつ、ぽつり、呟いて]
散るから儚い、儚いから愛でる……かあ。
ま、これが今しか見れないものなのは確かだし。
そういう意味、ゆっくり眺めるのはわるかないかな、とは思うけどね。
(16) 2008/04/05(Sat) 22:37:21
細工物屋 玲は、読書家 瑞穂に練りきりを懐紙に取り、黒文字を添えて勧めてみた。
2008/04/05(Sat) 22:39:53
うむ!
[食らいつかんばかりの勢いで頷いた]
甘味は脳の疲労に良いからな。何せ砂糖は口にしてから僅か数十秒後にはブドウ糖となって血液中に現れると言われている。脳のエネルギー源はブドウ糖だけだが、人間は一分間に0.1グラムのブドウ糖としてエネルギーとし使っており一日では144gにも及ぶ。つまり、人が甘味を欲するのは本能として当然で[勧められたものを見て止まる]
ありがたく頂こう。
(17) 2008/04/05(Sat) 22:41:16
詩人でも学者でもないわ。
こちらの方は知らないけれど。
あなたも眺めるのならばお一ついかが。
甘い物はお嫌い?
(18) 2008/04/05(Sat) 22:41:56
読書家 瑞穂は、大股で歩み寄り両の手を差し出した。目が輝いている。ください。
2008/04/05(Sat) 22:42:21
や、なんかそんな感じだったから?
[くく、と笑って]
甘いもの、好きだよ。
もらえるんなら、是非相伴したく。
(19) 2008/04/05(Sat) 22:47:35
どうぞ座って。
立ったままでは落としてしまうわ。
お茶もあるの。ね?
(20) 2008/04/05(Sat) 22:47:45
職人見習い 裕樹は、右見て、左見て、もっかい右見て。
2008/04/05(Sat) 22:51:17
細工物屋 玲は、読書家 瑞穂の両の手に懐紙を乗せ、青年の返事にも口元に笑み。
2008/04/05(Sat) 22:51:27
(21) 2008/04/05(Sat) 22:51:38
ふふ。お上手ね。
それならあなたも座って。
見上げる桜も格別よ。
(22) 2008/04/05(Sat) 22:52:48
[首を90度回した]
学者というのは主として学問に優れたものの事を言うが、私は特に秀でているわけではなく、まだ道の途上にあるのだから学者というには不足しているのではなかろうか。 [首を戻して目の前の相手を見] 詩人とは詩をつくるもの、または詩情を理解するものの事であるから、後者を指すのならば同意をしよ [受け取った] いただきます。 [食べた]
(23) 2008/04/05(Sat) 22:53:23
職人見習い 裕樹は、いっそ爽やかに結論づけた。
2008/04/05(Sat) 22:53:45
細工物屋 玲は、青年 聡へも和菓子一つ懐紙に乗せ、黒文字添えて渡す。
2008/04/05(Sat) 22:55:19
(24) 2008/04/05(Sat) 22:55:45
読書家 瑞穂は、いそいそ。
2008/04/05(Sat) 22:55:56
職人見習い 裕樹は、次の瞬間には、桜の下に向けて歩き出していた。
2008/04/05(Sat) 22:56:33
……超高速で喋るねぇ……。
[一息に語る赤毛の娘の様子に、ぽつりと呟いて]
っと、ありがとさん、と。
[のんびりと腰を下ろして、菓子の乗った懐紙を受け取った]
(25) 2008/04/05(Sat) 22:57:19
読書家 瑞穂は、未亡人 綾野その場に正座してもぐもぐしながら振り向いた。食事中は静かだ。
2008/04/05(Sat) 22:57:39
読書家 瑞穂は、未亡人 綾野 貴様は誰だ! [すぱーん。なかったことにした]
2008/04/05(Sat) 22:58:03
では詩情を解する学士様ね。
ええ、花見よ。桜を愛でているの。
あなたも?
(26) 2008/04/05(Sat) 22:59:39
細工物屋 玲は、読書家 瑞穂に目を細め、かけられた声に振り向き首を傾げる。
2008/04/05(Sat) 23:00:26
7人目、物識り 八重子 がやってきました。
(27) 2008/04/05(Sat) 23:00:34
物識り 八重子は、のんびりと桜の大樹を見上げている。
2008/04/05(Sat) 23:01:45
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