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4人目、 リカ がやってきました。
―七曜学園・屋上/昼休み―
[真白が青空へとけてから少し後。
軽い足音がして、屋上と屋内を隔てる扉が開く]
ちわー。
[パンと飲み物の袋を抱え、顔を出すのは屋上潜入の常習犯]
ミックん早いねー。もう食べ終わったん?
まさか夏バテとは言わへんよね。
ちゃんと食べへんと倒れるよー。
[共犯者から適当に離れた影に座り、紙パックにストローを刺す。
次々取り出されるのは惣菜パンばかり。
それが細っこい体のドコにと言いたくなる勢いで消えて行く]
ごっそーさんでした!
じゃ、ゆーべ寝不足したんで、ちょっとだけ寝るわ。
5分前に起こしてなー。
いいやん、うちケータイ持ってへんねんから。
夏休みバイトで買うまでの辛抱やからさ。よろしくー。
5人目、 アズマ がやってきました。
[ 試験も終わり、休みは間近。
紙に刻まれた赤い数字にひとしきり嘆いた後、
教室内は俄に浮かれたった空気に満ちる。
――が。
教室の一番後ろ、窓側の席。
周囲から断絶されたようなその場所で、
まるで無縁に、机に突っ伏した男子生徒が一人。
真夏にも関わらず羽織ったパーカーの、
鮮やかなコーラルレッドが映える。
身動ぐとフードから金糸が一筋零れ、
整った、しかし顰め面が枕にした腕の上に覗いた ]
[ 澄み渡った蒼穹に浮かぶ白雲、
窓から差し込む太陽の光は力強い。
大小高低入り雑じった人の声が
近くでざやめき、遠くから響き、
蝉は短い生を謳歌する ]
……煩ぇ。
[ カーテンを翻す清風を無下にした、ぼやき。
細められた碧眼が虚空を睨む。
日本特有の、湿気を含んだ熱が纏わりついた ]
[ くぁ。
欠伸を噛み殺し、眦に涙を滲ませる。
日常の背景、誰の目にも留まらないであろう、動き ]
あ゛ー……
たく、
せぇ、んだよ。
[ 歩み、
扉を開け、閉ざす。
教室から遠ざかっていく気配。
遮断された世界の内は、活気に*溢れていた* ]
……それだけで済ますヤツに、ちゃんと云々言われる筋合いはないぞ。
[やって来た気配、勢いのよい声。
その主にちら、と一瞬だけ視線を向けた後、どこか投げやりに返す。
5分前の目覚まし要請にはあのな、と文句を言うものの。
律儀にこなしていくのは多分、*いつもの事で*]
6人目、 キョウヤ がやってきました。
[空を我が物顔で占領している太陽。
それを称えるようなセミの合唱。まとわりつく湿気。
何もしてなくても体力を削るようで不快だ。]
あぢー
[...は息絶え……てはいないが、教室の机に突っ伏した]
ありゃま。
テストもよーやく終わって夏はこれからやのに。
相変わらず体力あらへんなぁ、キョウヤん。
[突っ伏したクラスメイトを覗き込む。
ちなみに5分前目覚ましは、本日もちゃんと間に合いました]
俺が思うに…体力というよりもテンションの差な気がすんだがな。
[というかキョウヤんって呼ぶなというのを寸前で飲み込んだ。
それに対する応対を今やる気力がなく]
で、リカはテストはど…
[これも聞こうとして聞くのをやめた。何か触れてはいけないような気配を感じたからだ]
せやかて、アンタいっつもテンション低いやん。
[高いのは、親しみを込めた呼びかけに文句をつける時くらい。
しかも今は返って来てないし、ってそれよりも]
な ん か 言 う た ?
[これ以上なく、にこやかな笑顔]
俺を基準にすれば高いぞ。っつーか暑くやる気とかそんなものまで全部奪われてる感じとかしねーのか?
[低いのはあっさり認めた。ぐってりと喋りかけられても突っ伏したままなのだから一目瞭然であろうが]
…いや…なんでもありません
[リカのにこやかな笑顔を見て暑かったけどちょっと涼しく…というか寒くなった気がした]
わかってんなら、よろし。
[速やかに撤回したので、こちらも笑顔を引っ込める。
突っ伏した頭の旋毛を突付きたいなーとか思ったが、トドメ刺しそうなのでやめといた]
たっかいかなー。
うちからしたら夏休み寸前やのにへたってる方がわからへんけど。
あーでも暑さに弱いんなら仕方あらへんのか。
夜型と朝型みたいなもんやろし。
[ミックんもそれでへたってたんかなーとか、いつもにもまして投げやりな態度へと見当違いの理由を勝手につける。
優秀な目覚まし君はちゃんと機能してたから、たいした事はないやろとか薄情な事も思ってたりしたが]
…そりゃ…ね
[今名前をまともに呼べとか、テストのことについて言い合えば確実に死んで…いや、死なないけど、さすがにひどい目にあいそうだ。気力と体力的に]
そりゃ確かに夏休み直前だが、まだなわけだしこの蒸し暑さで喜び勇んでたらだるい
[少しでも活動することによる体力の浪費を防ごうとしているとばかりにぐってり
でも一応の礼儀か視線はリカに向けてはいる]
ふーん、そんなもんなん?
遠足と祭りは本番前のが楽しいもんやけどな。ま、いっか。
[視線しか向けてこない態度に、なんとなく納得しとく]
じゃ、また明日なー。
うちは部活あるからまだ帰らへんけど。
[鞄を手に取り、教室を出て行く。
やっぱり我慢できずに指先を旋毛に向けたかどうかは、*さてさて*]
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