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─無限なる虚─
[竜都から姿を消した彼女は、ほとんどのタイムラグなく慮竜王の眠るこの場所へと戻ってきていた。
眼前にはあさきゆめみし彼女の主。]
主様。
[短く彼女が虚竜王を呼ぶと、ゆっくりと瞼が開かれる。]
お気持ちにお変わりは……
「ええ、ありません。ではいきましょうか、ユーディー。」
了解いたしました。全ては主様の御心のままに。
[彼女が短くそう告げると、次の瞬間にはこの空間に存在するモノは何も無くなった。
そして同時に、主が還るまでの間、この無限空間は完全に閉ざされることとなるのであった。]
―竜皇殿:東殿の部屋のどこか―
……王。
私は戻っても良いですか?
[ぱたりと名簿を閉じて、オトは真剣な顔で尋ねた。
もちろん、色好い返事などない。
眉を寄せ、困ったようなため息を吐いた。]
出来うる限りあいたくない人がいたものですから。
嬉しくねぇとは言ってねぇだろーが。
……つーか、この程度でしょげるな、情けねぇ。
[一転、消沈した様子に呆れたよに言うと、ピアが怒ったようにてちり、と頭を叩いてきた。
気を使えとか、色々と言われたらしく、一瞬だけ軽く眉が寄る]
ま、そりゃ、知り合いに会うのは嬉しいもんだけどさぁ。
オレ、大分離れてたから、出くわす可能性とかあんまりないし。
[行く先に、両親の死後に懐いた地竜がいるとか、思ってもいなかったりする]
―竜皇殿/回廊―
いえ、顔を上げてください。
貴女は幼かったし不安定でしたから無理もありません。
名を覚えていただけていただけで嬉しく思います。
[下げ返されたエルザへと顔を上げるように告げ、申し訳なさ毛な気配をかき消すように小さく首を振る]
此方こそどうぞ良しなに。
[柔らかく告げて師と弟子の邪魔にならぬよう一歩引き、青年は口元に微かな笑みを浮かべた。交わされる言葉に興味を払う様子で耳を傾ける。
その姿が微かに動きを止め、巡らせた紺碧が会議場の方を向く。虹竜王の心話に無言のまま深く頭を垂れて返した青年は、顔を上げた時には変わらぬ穏やかな笑みを浮かべていた]
−→竜皇殿−
[文字通り白い翼で幼子を抱えた陽竜王はふんわりと裳裾を揺らして竜皇殿に舞い降りる。
幼子はいい気なものですっかり眠りこけていたのだが、頬に当たる風の気配がなくなったことで目を覚ます]
…んー…。
[布に埋もれた両の手が淡緑の瞳をこする]
…ヨン、ついた?
『着いたよ。
よく寝ていたね、空の旅は楽しかった?』
[幼子は首を傾げたあと小さく欠伸]
ぐっすり眠れた。
[まぁ、何とも肝の据わった子供だことで]
「酷い言い様だな」
[などと言いながら月闇王はどこかへ行く。
当然白い花を持っていったので――ほぼ間違いなく誰か被害者にわたしにゆくのだろう。
それから、オト本人もそこを出た。小さく呟いて。]
……あの態度さえなければ、良いんですけどね。
[舞い降りる、陽光の気配に目を細めて空を見た。
背後から、王がのたくたと体をくねらせ背の翼を揺らしてそちらの方へと寄っていく。]
「やぁ、これはまた小さな随行者だな?」
[にこやかに話しかける王の後ろ
赤い髪の少女はぴしっと背筋を伸ばしてつく。]
う、ごめんなさい。
[ティルに情けないと言われ、肩をすくめたものの、嬉しくないわけではないという言葉には安心したように微笑む]
そうか、ティルさんは長いこと色んな所を巡ってるんだものね。
でもさ、会えないとは限らないよ?何しろ今度の会議は特別だし。すごく珍しい人にも逢えるかも。
[クレメンスの答えには]
ふふ……まぁ、いいわぁ。
会議の間中ずっと傍にいることになるのですからぁ。
[ジロジロとクレメンスの体を下から上まで見つめて―――ぺろりと唇を舐めた。
その様は捕食動物の舌なめずりに近いかもしれない]
前回は、貴方にばかり働かせたから……次は、私が攻める番かしらねぃ。
[冗談とも取れないような言葉を口にする]
『……』
[クレメンスから水竜王へと挨拶の言葉には、軽く手を挙げ]
『……縁を紡ぐ力。偽者だからこそ、本物とより強く引き寄せられる。
これもまた、偽者の力か。変化としても、幻としても、良い傾向、か』
[と、訳の分からない言葉を*ブツブツと呟いた*]
にゅ。
[恐らく陽竜王にかけられただろう声に先に反応したのは弟。
抱えたまま、ゆっくり後ろを振り返った竜王は瞳を細める]
『生まれたてピチピチですから』
…ぴちぴちゆーな。
[長い袖を持ち上げて、長子の顔をべし、と叩く。
それから赤い髪の姿を凝視。
興味津々]
や、そこ、謝るとこ違うから。
[突っ込みだけは入れといて]
長いっつっても、やっと100年だけどなー。
凄く珍しい……ねぇ。
んー、まあ、なら期待だけはしとくかね。
[笑うエーリッヒににい、と笑い返す。
そんな義弟の様子に、嵐竜王が「お気楽……」とか呟いたのはさておき。
そぞろ歩きの道は、竜皇殿へと達しつつあった]
[左手甲を軽く押えるような仕草をするエルザを見、ふむ、と小さく声を漏らす]
とは言え気負いすぎるもあまり良くない。
期待に潰されてしまうものも少なく無いのでな。
大切な教え子に圧力をかけるのはこのくらいにしておくとしよう。
[転じておどけるように笑う]
さて、そろそろ他の竜王や随行者達もここへ集まるころかの。
十五竜王が集まった様相は、さも荘厳じゃろうな。
[言いながら、視線は己が通ってきた門前へと視線を向けた]
―竜皇殿―
[回廊を歩き、竜皇殿から出るために外へ向かう。
どこか騒がしいような場所もあったが――、あえて関わろうとは思わなかった。]
お会いしたい方もいますけど
[名簿の名前を思い返し、少し笑う。
注意力は散漫であり、のんびりと歩いていた。]
あーはいはい。とりあえずこっちじゃパスだからな。向こう戻ってからなら相手しなくもないけど…。
んでもなるべく吸うなよ!そう易々と死にはしないが、それでも色々面倒なんだからな。
…やっぱ戻るべきじゃなかったかねぇ。
[果たして次の水との邂逅はどうなることやら。
盛大に嘆息しつつ、また水竜王の不可思議な言葉は右から左に流しつつ。
ナターリエを背負ったまま、ようやっとたどり着くのは竜皇殿。
そこで主を探しにと言い分けて背中から引き剥がすと、殿の中へと逃げ込んだ。]
―竜都→竜皇殿。―
[感知した歪みを追った先に、それを見つけたときはそりゃあ驚いたものだった。
忘れられたようにそこに置き去りにされ、冷えかけたその大きな卵。
されど、消えることなく息づいていた命は…確かに同族のもので。
まだ不安定だったその炎で、慎重に温めながら救助を呼んだのは、もうかなり前の話。]
それにしても…今回の会議、どうなるんだろうな。
…噂のあのお方もいらっしゃるらしいし。
[虚竜王が領域から外へお出ましになる。それだけでも…そりゃぁもうかなりの大事件。]
─竜皇殿─
[頷くエーリッヒに、頷き返したのは頭の上のピア。
当人はといえば、久しぶりに踏み込んだ竜皇殿の庭をぐるり、見回し]
ここに来たのって、刻印もらった時以来かあ……。
[妙にしみじみと呟く]
「しみじみいうよーな事か。
さて、んじゃ、俺は会議場に顔出して来るわ」
[その様子に呆れたように言うと、嵐竜王は会議場のある西殿へと]
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