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……あ、えっとね。
店を出た時に、自衛団長さんを見たんだ。
[包みを破いて、欠片を掌に乗せて、リスに差し出して。
そうしながら、顔だけをもう一度彼に向けます]
難しい顔してたから、何かあったのかなって。
……エーリィは、何か聞いてない?
[僕が訊いた時は、何でもないと言われてしまいました。僕が子供だったからかも知れません。
だから大人になら、団長さんも事情を説明しているのかも知れないと、そう思ったのでした]
― 自宅 ―
[本格的に降り始めた雨。
機会を逸した女は熟れたくちびるから吐息を零した]
片付けでもしていれば……
そのうち雨も止むかしら。
[ことり首を傾いで見遣る外。
降り止む気配は未だ感じられない。
ふるり、首を振り作業台の方へと足を運ぶ]
─ 広場→宿屋 ─
ふぅん。
ね、どうして今回は一緒じゃないの?
[前に一緒に来ていた男の人が今回はいないというのを聞いて、首を傾げる。
空いた間の意味も、笑顔を保っていることも解らないまま、無邪気に問いを重ねたところでライヒアルトとの攻防が始まり、ノーラの返答があってもなくても話はここで途切れた。
ぷぅと膨れたまま下を向いていたから、ライヒアルトが零した笑み>>12には気付くことはなく。
だが、大人しく手当を受けるなら、という言葉に勢い良く顔を上げる。]
本当!?
絶対に絶対だよ、痛くしたら怒るからね!?
[既に怒ってるような顔でライヒアルトに食ってかかった。
到着した宿屋の中に赤毛の女性を見つけると、ぱちり瞬き。]
ミリィお姉さんだ。
儂も、信じたくはないんだがの。
[弱くとも残っている能力。
結社からの手紙を受けて使った力に反応した中には、長年連れ添った妻の影まであった。
現役を退いてからももう長い。
なかなか思い切ることが出来なかった]
明日、一同を集めて直接説明する。
朝になったらそのつもりで各自動いてくれ。
[指示に戸惑う者もあったが、自衛団員達は以前から団長が元結社員であることを知っていた。疑うことはせず、頷いてその晩は解散となった]
…ラ、ライヒアルト、と、ロ、ロミちゃん、
―――――と、…?
[見えた3人連れ、きれいな女性には見覚えなく。
とはいえ人の顔を覚えるのが得意な方で無いから
見ていない自信もなく―――目が合えば会釈ひとつ。
それからカタリと椅子に座り、魚へとフォークを向けた]
─ 宿屋 ─
……ああ、そうか。
言われてみれば、確かに。
[笑うノーラ>>20の言葉に納得しつつ。
手を振るミリィ>>21に向けて、よぅ、と軽く手を振り返した]
来てると知って来た訳じゃなく、天気の様子見のために来たんだがな、俺は。
[さらり、と軽く返すのは常の事]
せめてあと一晩。
一晩だけ時間をくれ……。
[詰所は広場に面した一角にある。
雨に濡れる広場を睨み、祈るように呟くと、妻の待つ家へと歩いていった]
─ 自住居穴前 ─
[会話しているうちに徐々に崩れていっているらしい天候。
強い風の音が聞こえたりすると、暗緑の隻眸が何度か洞窟の天井へと向いた]
ええ、怪我をしてしまうから、もう少しだけ我慢してね。
[ブリジット>>15には更に言葉を向けて。
宥めるように緩く頭を撫でてやる。
兄弟が居ないため、ブリジットを相手にする時は妹のような心持ちで接していた]
あら、パラッシ。
あんまり強請っちゃダメよ。
また今度になさい。
[まだ強請る様子のリスにはそんな言葉を投げかける。
あまり菓子に慣れさせると普段の食事に困ってしまうため、その辺りの制止は忘れなかった。
マカロンの包みを取り出すブリジット>>17にも、「仕舞っておきなさい」と声をかける。
マカロンを貰えなかったとしても、リスは二人を見上げて「クル」と小さく鳴くだけだった]
[すん、と小さく鼻を鳴らすと湿った空気が肺に運ばれた]
降り続くのかしら。
これも、止むまで仕舞って、と。
[彫刻の為の道具。
刃が傷まぬように丁寧に包み道具箱へとなおす。
革製の手袋は手を傷つけぬためのもの。
道具箱の上にそれを置いてから
机に広げられたデザイン画を一枚一枚揃え纏める]
ああ、そろそろ紙も補充しなきゃね。
─ 宿屋 ─
……ま、善処はするから、おとなしく座れ。
[食って掛かるロミ>>22の様子には、どこか楽しげに笑いながら。
宿の中にもう一人、知り合い>>24の姿を認めると、翠をひとつ、瞬いて]
おう、お前さんも来てたのか。
[軽い口調のまま、挨拶を投げた]
うん。ミリィお姉さんだ。
何があったのかは分からないけど、そんなにむくれてたら
可愛い顔が台無しになっちゃうよ。
[ぱちり瞬くロミの頭を撫でながら]
……そっか。
私は君に逢いたかったのだけれどね。
[ライヒアルトがさらりと返す言葉に、悪戯っぽく笑んでみせる]
― 自宅 ―
[さっきまで天気が良いと思っていたのに、
家に帰りつくころにはぽつぽつと雨が降り始めていた。]
あら、あの人まだ帰って来ていないのねぇ…。
[いつもだったらこの時間には居るはずなのにと。
長年連れ添った夫の不在に首を傾げる。
ほんの僅か、胸に過ぎる不安めいたものはあったが
とにかく食事の支度が先と、台所に置いてあったパンを切り、卵とハムを焼いた物を上に乗せる。
食後の珈琲も忘れずに。]
……商い絡みのあれそれなら、しばらくは無理だぞ。
[逢いたかった、との言葉>>32に返すのは、やや素っ気ない口調。
言葉と共に、玉と水晶をしまった袋を見せれば、仕事を請けている、というのは伝わるか。
気紛れ細工師が仕事をするのは、共感できる依頼を受けるか、手をかけたい、と思える玉に触れた時のみなのは、付き合いの長い彼女には言わずもがな、だろうが]
…ん。
――――あ、
[ライヒアルトに小さく頷いて見せたあと、
ロミの笑顔に顔を斜めに傾げ、ショルダーバッグへ手を入れる。
取り出したのは、尾の丸い猫が刺繍されたハンカチ一枚で
そっと、ロミへと差出した]
こ、ここれ、ああげる…
こ、こここの前、広場で落したおお財布、
ひ、ひひ、拾ってくれた、お、お礼…
[一ヶ月ほど前の出来事だから覚えているか知らないが
刺繍は糸の流れが毛並みを表す満足の出来だった]
マリオンさんが欲しがっていた、青系の新しい顔料――。
えーと、絵の具を持ってこれたよ。
後でロミ嬢に渡すから、マリオンさんに渡してあげてくれるかな。
[むくれ顔から笑顔へと、くるくると表情を変える、此方を見上げるロミに女も笑顔を向ける]
― 自宅 ―
遅くなった。
[家に帰ると漂う珈琲の香り>>35に目を細めた。
いつもと変わらない、平和の象徴のような空間。
非日常を持ち込むのが躊躇われる空気がそこにはあった]
―エーリッヒの住居前―
……あ、……遅かったね。
[制止が聞こえた時には、既にリスがマカロンに齧りついてしまった後でした。僕はちょっと肩を竦めます。
今から取り上げてしまうのも可哀相なので、掌はそのままにしておきました]
……。えっと。
たまには、ご馳走食べても、いいよね?
[ちょっとだけ言い訳もしておきます]
……。
[手が離れていくのに合わせて、僕は顔を上げました。考え込む様子の彼を見つめます。
少し間が開いて返された言葉>>28の通り、どうやら本当に知らないみたいでした]
そっか。……何だろうね?
悪い事じゃ、ないといいけど……あれ。
[言葉の途中で首を傾げました。
考え事のせいで今の今まで気づかなかった微かな匂いを、その時初めて感じました]
……雨、かな。
[あまり嗅いだことはないけれど、特徴のあるそれ。少し考えて、そう結論づけます]
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