19 白雪幻想
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研究生 エーリッヒは、メモを貼った。
2008/01/09(Wed) 00:15:03
……いや、びっくりしたのは俺だから。
[はあ、とため息をつきつつ、答えて]
いや、なんか……。
また、何か、起きるのかな、って、そう思って。
[どうにか大事に至らなかった事に安堵しつつ。
ふと、広間の緊張に気づいて、何事か、と話題の中央に視線を向け]
(7) 2008/01/09(Wed) 00:16:09
作られた、「必要悪」ですか?
何のために……
[言いかけて、エーリッヒが何かを書き始めるのを見つめ]
エーリッヒさん…何を?
(8) 2008/01/09(Wed) 00:17:00
[語られる言葉、それは、信じられないような事実ながらも、男には妙に納得がいくもので]
なるほど、な…
[小さく呟く]
(9) 2008/01/09(Wed) 00:17:49
そう。
教会によって作られて、流れ出してしまった因子。
[当時は言葉の意味なんて分からなかった。
それでも自分がその当事者となってしまえば]
たとえ望むと望むまいと。
人と、場所と、時が揃えば動き出す、システム。
[何かを手帳に描くエーリッヒを見つめたまま。
止まってしまった言葉を継いだ]
(10) 2008/01/09(Wed) 00:20:01
ぼーっとしてるほうが悪いんだって。
[自分の不注意は、棚に上げた。
体勢を立て直して、窓の外を見た。黒と白の世界]
何か、ねえ。
起きないで欲しいけれど、ね。
っていうか、僕の御飯
[ない、と言おうとしたところで、一転した室内の空気を感じる。
視線を向けても、何をしているかは捉えられないわけだが、自然、そうした]
(11) 2008/01/09(Wed) 00:20:53
シスター ナターリエは、メモを貼った。
2008/01/09(Wed) 00:21:06
[何かを書くエーリッヒよりもイレーネを見ている]
…
[何事か口にしたが、それは囁きよりも小さい]
(12) 2008/01/09(Wed) 00:21:12
必要悪…。
[囁かれる会話の意味が頭に浸透するまでに、酷く時間がかかった、気がした。]
必要悪、なんて作って、どんな意味が…。
[ぽつりと呟く。][視線はエーリッヒと、イレーネと、他の人達の間を揺れて。]
(13) 2008/01/09(Wed) 00:21:36
[程なく描きあがる、ノーラの肖像。
やや寂しげな笑顔を浮かべたその姿をしばらく見つめる。
指先にペンを刺し、その指で触れる。
すっと薄れて、ページは白紙に。]
(14) 2008/01/09(Wed) 00:21:47
ランプ屋 イレーネは、メモを貼った。
2008/01/09(Wed) 00:21:59
『よくご存知ですねぇ』
[その言葉は、誰にも届かないだろう]
(15) 2008/01/09(Wed) 00:22:33
探偵 ハインリヒは、メモを貼った。
2008/01/09(Wed) 00:22:59
ランプ屋 イレーネは、メモを貼った。
2008/01/09(Wed) 00:23:48
研究生 エーリッヒは、メモを貼った。
2008/01/09(Wed) 00:25:03
神父 クレメンスは、メモを貼った。
2008/01/09(Wed) 00:25:17
……教会、が?
教会が、何のためにそんなものを…?
……わたくしは、何も知らない……。
[恐らくは、今は捨てられた古き因縁なのだろうと]
[そうは思うけれども、教会がそのようなものを作るとは信じがたく]
(16) 2008/01/09(Wed) 00:25:38
研究生 エーリッヒは、メモを貼った。
2008/01/09(Wed) 00:26:49
小説家 ブリジットは、メモを貼った。
2008/01/09(Wed) 00:26:52
青年 アーベルは、メモを貼った。
2008/01/09(Wed) 00:27:16
因子?教会?システム?
[イレーネが呟く言葉をしっかりと理解できたわけではないため、疑問を口にしながらだが]
スティグマってのも神のしるし
教会からの権威の象徴…とかさっきいっていたよな
[共通する面を口にしながらも、エーリッヒが、ノーラの肖像をかきあげたのを見ていたが、何かしたのか、白紙に戻るのを見て不可解そうに顔を顰める]
(17) 2008/01/09(Wed) 00:27:28
傭兵 マテウスは、メモを貼った。
2008/01/09(Wed) 00:28:26
職人見習い ユリアンは、メモを貼った。
2008/01/09(Wed) 00:29:07
…違う、か。
[ぽつりと漏らす言葉は、どこかほっとした響き。]
(18) 2008/01/09(Wed) 00:29:08
[ナターリエの言葉が聞こえる]
[彼女を見る]
俺も知りませんでした
[嘘は簡単に口からこぼれた]
[心の奥に真実を]
[見抜かれることはないだろう――まだ]
…一体、どういうことなんでしょう。
教えて、いただけませんか?
(19) 2008/01/09(Wed) 00:30:12
探偵 ハインリヒは、メモを貼った。
2008/01/09(Wed) 00:30:30
学生 リディは、メモを貼った。
2008/01/09(Wed) 00:30:31
研究生 エーリッヒは、メモを貼った。
2008/01/09(Wed) 00:31:12
……夕飯は、多分大丈夫。
[途切れた言葉に律儀に答えつつ。
交わされる言葉、語られる言葉を、静かに聞いて]
……教会……。
[掠れた声で、小さく呟いた]
(20) 2008/01/09(Wed) 00:31:16
……違う?
[エーリッヒが零した呟きがどこか引っかかる気がして]
何か、あるのですか?
[そう訊ねて]
(21) 2008/01/09(Wed) 00:31:23
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