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[この状況でなお、話しを続けるヨハナに翠玉の眼差しを向ける]
ヨハナ様は…。
向こうの状況は気にならないんですか。
[疑問に似て、咎める響きが混ざる]
ナターリエ?
[首を振る、その真意は測れず。
更に唐突にイヴァンの名を呼び出ていくナターリエの背を見送る]
[金色の眼差しは流れ出る赤へと注がれる。
終わった。
そう告げる子供に対しても、反応は薄い]
……等しく、安息の時を。
[無意識に、口から滑り落ちる死者への祈り。
十字架を硬く、握り締める]
[頬には飛び散って来た紅が付着し]
[けれどそれは拭わぬままに]
[白磁の肌に散った紅は、真紅の瞳も相まって酷く映えた]
…ベアタ。
[抱きついてくるベアトリーチェに気付き、その名を呼ぶ]
[そこで初めて、声色に柔らかさが伴った]
[鋭く冷めていた目つきも多少和らぐ]
[上着一枚では全身を包むことは出来ない。
立ち上がり、毛布か何かを持って来ようとして]
ライ。
[イヴァンを見据え、何かを呟きながらやってくる同居人。
何をしているのかは聞くまでも無かった]
『……白御霊。
また、……っ!』
[昨日と同じ。倒れてゆく相手に伸ばした手は。
紅に触れていなかった、右の手で]
[身体が熱い。胸の花が脈打つ炎に飲み込まれ燃え広がりでもするように]
ああ……
[熱に…快楽に似たそれに耐えかねて、子供の身体がぐらりと揺れ、床に崩れ落ちたのは、まだ全ての人がそこに集まる前だった**]
[ゲルダの問いには、優しい笑みを浮かべながら、口を開く]
向こうの状況と言っても、ただのケンカ騒ぎでしょうよ。
何日もこのようなところに閉じ込められているのです。少しぐらいの鬱憤払いは必要ですよ。
それに、私が仲裁できる程度の小さい子はあまりいませんからねえ。ほっほっほ。
[蒼の花を持つ子供とは異なり、
ウェンデルの眼差しは少女の先の薬師を捉えている。
視界に入れるのみではなく、彼を、見詰めていた。
眉根が寄る]
…人間、か。
[同じ言葉を昨日も聞いていた。
だからその先が続かなくても答えは分かった]
ということなんだが。
どうすればいいか。分かるよな。
[温度を失った視線がベアトリーチェを貫く]
…覚悟を決めるくらいはさせてやるさ。
お前にも、ゼルにも。
[同居人を抱え上げる]
二日連続。昨日の比じゃなさそうだ。
先に休ませてくる。
[二人の声に振り返らず、まさかと思いながら、足を進めていく。
守りは、獣の手からその身を守る術となる。
だが人の手からは、全くの無防備で。]
…イヴァン!
[幾人もの人影。倒れた人、血の匂い。
エーリッヒの外套をかけられ隠されてはいたが、はみ出た手足やその体から、誰が倒れていたかはすぐに分かった。
白い顔をし、その傍らに膝をつく。
床に流れた血が、服を汚すのも構わずに。]
………何て事を………
[何が起こったのかは知らない。
だがイヴァンが死んだ、その事実に打ちのめされていた。
守ったのに、守れなかったと。
張り裂けそうな想いだった。]
[朱花が急かす。
熱を呼ぶ。逆らえば、痛みを]
………今は、いい。
[しかし、小さく声を発して、子供の腕を引いた。
少女を指し示すのとは、逆の腕を。
その身体が崩れ落ちたのは、それからすぐ。
床に伏す前に、受け止めた]
[中途半端だ。また、思う]
[視線に気付き、真紅がウェンデルへと向く]
[その姿を捉えて、麻痺していた思考が働き始める]
[正気と狂気の狭間]
[自分は間違ったことをしたのだろうか?]
[否、やるべきことをしたまで]
[ベアトリーチェを護ることが、今自分が為すこと]
[迷いを振り払うよにふるりと一度頭を振り]
[ウェンデルから真紅を背けた]
[向けられる視線が、何故か、痛い]
[責めるわけではない。
憎しみを向けるでもない。
物思う瞳。
ちらつく愁い]
………選んだんでしょう。
[彼に言うようであり、自身に言うようであり。]
[素直に従うゼルギウスに安堵の息をもらしながら]
正当…防衛……か……。
[つぶやいた言葉、しかしこの場にいる者達がそう思うとは思えない雰囲気、
ライヒアルトの告げる言葉は意味がわからなかったが、
それに続くエーリッヒの言葉にイヴァンが人狼ではないことがわかったが、別段驚きはなかった]
ゼルギウス、しかたがなかったのかもしれないが。
まずいかもしれないぞ、この状況。
[人間]
[ライヒアルトの見定めではそう結果が出た]
[けれど]
……人だから、何?
人間と判断されたから、イヴァンの言っていたことは正しいとでも言うのか?
それは違うな。
アレは狂った。
人でありながら力に飲まれ人狼に魅入られ、狂気へと走った。
そんな奴の言うことが正しいとは、思えない。
鵜呑みにすると、足元を掬われるぞ。
[覚悟を決めさせてやると言うエーリッヒに、冷めた口調で返す]
それに、ライヒ君の言ってることが正しいとも、限らない。
[エーリッヒの言葉に]
…そんな…その人がいきなり!
ゼルギウスさんは、わたしを助けてくれたのに!!
[去っていく背中に、わたしは悲痛な叫びを上げる。]
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