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― 東殿・回廊 ―
< 一時、レンズ越しに精神の竜の瞳を映す。伏せられていると悟ったからこそではあるが、直ぐに僅か逸れた。
視界の端、つかず離れずの位置で黒の破片が宙を彷徨う >
近しいものであるが故、ということですか。
ならば、貴方は襲われないのかもしれませんね。
< 会話の遊びに軽く言ったのみの事 >
……欠片の残滓を辿れば、恐らくは。
< それは己が力の一部を吸ったものである為に。
前へと向き直り、黒布を引き寄せ、迷わぬ足取りで歩を進める。もういないのか、避けているのか、欠片が寄ることもない。次第に喧騒が近くなる >
─東殿・回廊─
[剣についての話をしているところで、二者から視線を感じる。事情を知るティルのものと、何か聞きたそうにしているミリィからのもの。己が持つ剣が持ち得る属性が増大した時、彼女はその場に居合わせた。おそらくは気配を感じ取っていたのだろう。小さく息を吐くと、何事か訊ねようとミリィへと視線を向け──]
──……っ!?
[ハッと息を飲む。ミリィの頭上に現れていたのは無限の鎖。それはすぐさま螺旋を描きミリィを包み込んで行き──消失。言葉を発す暇も、それを防ごうと手を出す暇もなく、ミリィの姿は掻き消えた]
何と……今度はミリィが…!
[しばし呆然とした後、他に変化は無いかと周囲を見回す]
[そして気付く、一つの力。それは昨日己に纏わりつき、霧散したそれと同じもの。見えぬそれに気付いた時には既に遅かった]
……っ、ティル!
[原理は分からぬが消えゆくティルと、白き小猿の姿。その力の渦から引き出そうと、己が左手を突き出す。昨日その力を弾いた剣の能力を頼ろうと。
しかしその腕はティルへと届くことは無く。また、剣は見えぬ力を弾くこともせず。ただ消えゆく様を見つめることしか出来なかった]
[己の時には声を出し、認めないといった剣の力は。
しっかりと火炎の竜を、抵抗もないのに絡めて、送った。]
[契約者たる彼女のいる場所へ]
[闇色の炎は、今はない。
首飾りからは、流水と天聖の気配――]
―――っ!!。
[不意に。
頭が痛み出した。
咄嗟に頭を抑えると、目の裏に浮かぶのは、闇に浮かぶ焔。
それが、一瞬激しく燃えさかったかと思うと、次の瞬間には光る水により燃え尽きた]
……焔が……消えた?
どうして……?
[頭の痛みは一瞬のみでなくなった。
それでも、ナターリエは呆然とした面持ちでその姿のまま固まった]
……どうして……私は此処にいるのに……「流水」の力が……。
―― 東殿・回廊 ――
[目の前で「それ」を見るのは初めてだった。唐突に現れる無限の鎖、そして消えて行く雷竜の姿、そして、続けて姿を消す風の竜…]
ミリィさん!ティルさんっ!?
[目の前で起こったことに、名を呼ぶことしか出来ずにいた、その間に、もう一つの消失…それは、離れた場所の、力を渡してあった機械竜から伝わる]
……ダーヴ?!…馬鹿なっ!
[逆流したエネルギーがメタルの腕を天青石の光に包む]
―東殿/回廊―
そういう事です。
……さぁ、それはどうでしょう。
それなら峡谷も安心なのですが。
[会話の遊びは真実の一端を突いていたが、青年は微笑むだけ。
欠片の残滓を辿る足取りを、じっと見つめていた]
……え。
[ザムエルに向けて言葉を発しようと、口を開けたまま。
気が着けば、見える景色が変わったように見えた。
あまりに突然の事で、思考が着いていかずにぽかんとそのままのポーズで、固まった**]
―東殿・回廊焔側―
[ダーヴィットが消える。何が起こったかは――よくは分からない。
素早く、問うのは別な場所。
こちらではただ、驚いたような表情を浮かべたまま。]
[感覚は、いつもの如く、唐突。
揺らめきと、不快感。
飛来する、無限の輪と──]
……っ!?
[それに、声を上げようとした矢先。
感じたのは、それらを更に超える、違和感。
束縛に繋がるそれは、お世辞にも心地よいとは言えず]
……っ!
うぜ……さわんじゃねぇぇぇぇぇぇぇっ!
[絶叫が響いた場所は、先ほどとは、違っていた]
―― 東殿・回廊 ――
……過負荷……防御機構作動…
[青く染まる顔から、声が零れる]
Shutdown!
[青の光が消えると同時に、ゆらりとその身体は床に崩れ落ちた**]
─東殿・回廊─
[目の前より失せし二竜の姿。その内の一竜は己が対。バランスは一気に崩れ、断続的に起きていた微震の影響が少しずつ表れてくる。当初より強さを増したそれは、この竜都をも少しずつ揺らし始めた]
くぅ……やってくれる。
ここまでされて居ると言うに、奴らの尻尾は未だ掴めぬとは…!
[悔しげに漏らされる声。己を律すべく、右手は額のバンダナへと]
―西殿中庭―
あぁ…!
[目を見開いてその瞬間を水鏡の向こうに見る。
膨れ上がった力は空間を渡りやってくる]
ダーウ、様…!
[舌の回らなかった幼い頃の呼び方。
走り寄り、涙を流しながらその身体に触れる]
ごめんなさい…ごめんなさい…!
[焔竜の身体は酷く冷たかった。術を使った反動か、更に力に飲み込まれてそこまでに至ったか。炎の力はか細く弱く]
─東殿・回廊─
エーリッヒ?
ダーヴィッドがどうか……。
[どうかしたのか、と訊ねようとした時]
エーリッヒ!
[倒れるエーリッヒの身体。咄嗟にそちらへと駆け、床とエーリッヒの身体の間に己が身体を滑り込ませる。辛うじて、エーリッヒの頭が床に当たることは阻止したが、己の腰を打った]
あいたたた…。
…何があったと言うのじゃ。
ナターリエとやら、起こすのを手伝って……ナターリエ?
[助けを求めナターリエへと視線を向けるが、当のナターリエは呆然とした様子で固まっている]
―東殿・回廊 焔側―
……一体、何……が。
[目の前で起こった出来事に、何も対処できずただ時が過ぎていく。
焔の竜は虚空にでも飲まれるかのように消え去り。
鈍い痛みが、頭を襲う。焔の竜が消えた影響だろうか。
月闇竜からは、本来感じるはずの無い流水と天聖の気配が感じられる。
一度だけ、小さく頭を振るう。翠樹の仔を、今一度しっかりと抱きかかえて。
ブリジットへと与えられたパズルのピース。
命竜が告げた探査の結果、そして目の前で出来た出来事]
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