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[滑る指先に呼応して、震えるような息を吐く。
ケイジ以外に触れさせるのは、やはり怖くて。
けれど、そうでもしなければ、何も話せなくなりそうで]
だって、「生きる」って、約束を守らなくちゃ…。
…もういない人との約束は、裏切れないよ。
[掠れた声で呟いた。
そうして、色々な事を諦めて疲れたような、無理やりな笑顔。力無い声]
……エリカちゃん、そんなに顔を近づけられたら、キスの一つもしたくなっちゃうよ?
[説明がなされる間も、儀式の間も、狐面の様子に変わりはないように見えた。
集まった者たちの、卑下するような視線すらも、意に介した様子は見えず。
……もっとも、その態度や雰囲気が目に見えて変わる……という事は、ないのかも知れないが。
言霊に応じて紡がれる光、生じた陣は、狐面を飲み込み、そして、消える]
……さて。
それじゃ、アタシは、残る『堕天尸』を探しに行くよ。
[場の空気、それがどうにも肌にあわなかった。
向けられる、妙な熱を帯びた視線も煩わしく。
足早に、逃げるようにその場を立ち去り──森へ]
/*
ネロ、ありがとうとケイジお疲れ様ノシノシお墓くるとそんな気分になるね。
……きっとだいじょうぶだよラスさんはまぞいから。
[抵抗など、するはずもなかった。
狐はわらう。
愉しそうにわらう。
前のように
それが動けば
狐はいつのまにやら、樹の内に。]
なるほど、こうなっているのか――。
[そして水鏡から封印の光景を見ていた。
今日くるのはケイジらしい。
儀式は行われて、結界樹の中に増えた気配
まずいいたいことは]
狐さんの。嘘つきーーーーー
もう、いない。
[小さく、繰り返して。
枝に停まる仄かなひかりへと、一瞬、視線を移す。
けれど、すぐに眼前へと戻った]
そうしないと、生きられない?
ぜったい?
でも、堕天尸が、壊してしまうのなら……
それすらも、死には、繋がらない?
[重ねる問いは、幼さを帯びる。
後のことばは、聞こえていないかのようで]
おやおや。
[ネロの言葉に狐はわらう。]
面白い出迎えを感謝しよう、ネロ。
だが、うそつき、ねェ。
[*くすり*]
心あたりが多すぎる。
うんうん。
嘘も楽しいものね〜
[だからどうこうっていう考えもなかったらしい。
単に不満をぶちまけたいという幼い感情であって]
うん。広くない。外はもっと広いのに
[さすがに外と比較しては無理があるが、そんなことは考えてもいなかった]
― 島内某所 ―
[ 息を切らしながら、幹へと背中を預ける。]
はぁ…はぁ…これで鷹の目殿の疑いが外に向けば…。
[ ケイジはエリカを味方にできると言った。]
その言葉を私は信じることしかできませんね…。
このまま姿を隠すことができれば…。
封じられることはないでしょうから。
[ その間にアヤメを消せば――――――。]
問題はないはず……。
[ 力を行使しすぎた故か。
それとも虚に魅せられた故か。
左目はもう、何も捉えてはいなかった。]
[広場を出て村を抜ける。
気になる事は、いくらでもある──けれど。
力を使った後の疲労と、気持ちの乱れは、如何ともし難くて]
……もう一晩、父上たち、頼らないと……ダメかなあ……?
[消え入りそうに呟いて。
引きずるよな足取りで、*森の奥へと消えてゆく*]
[くるる、と鳴くラウルに、口の前で指を一本立てて静かにねの合図を送り、また二人の様子を眺めようと]
……っ!?
[立ち昇る闇の波動の余波が、胸を襲う。激痛に顔を顰め、片手で右の胸を押さえ。ラウルの心配そうな鳴き声が耳に届く]
[言葉を繰り返されれば、はたり、瞬いて、]
…俺は、なんで、こんな事を話しているんだろうねぇ。
[視線が刹那逸らされる間も、ただエリカを見つめて。
幼さを帯びた声を聞く]
…俺は、そんな風に考える事を止めたかったから。
だから…、こんな事をしているんだよ。
今の俺に必要なのは、…ケイジだから。
それ以外を聞かれても、俺には考えられないよ。
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