情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
16人目、機魔 アーベル がやってきました。
僕は落ちていたのを拾っただけだけれど。
招待状は――お茶会のだね。
君も違うんだね。
[風の子と、ついで麒麟も見て。]
迷い込んだのなら、大変だね。
僕は送ってもらったのだけれど、帰り道はどこだろうね。
[そっと手を伸ばす。]
でも、それが行こうとしていた方向はわかるよ。
こっち。
可愛らしい影の精だったと思う。
[花は指の動きに従うよに、ひらりと舞い始める。]
……、
“また”、か?
[其処は知らぬ大気に満ちた世界]
[なれど覚えのある感覚]
[機鋼の魔たる彼は声を洩らす]
否、
[視界を覆うはノイズではなく白霧]
[記憶(データ)に破損は見られず]
[代わりに、]
違う、か。
[呟き右手で長く伸びた前髪を掻き上げる]
[露なる右の眼は闇夜][現れる左の眼は蒼穹]
[乱雑に羽織った外套は傷み、左肩より先は失く]
[滴り落ちてゆく、赤。]
[痛みは忘れて久しい身なれど血は未だに流れる]
少なくとも、面倒なのは確かかな。
...... " kcf, "
[ Di, ][小さな音と共に散る火花]
[膚を鋼へと変え強引に処置を済ます]
何処へ行ったやら、
……、
それにしても――
[天青石の瞳は霧に霞む森を映す]
[腰に提げた鎖が重い音を鳴らした]
…ん。
[パチパチと目を瞬く。
目覚めて最初に気付いたのは、直ぐ傍に開く紅]
あれ。ずいぶんと翠樹の力の強い子。
さっきまでいなかった、よね?
[そっと手を伸ばす。
どこか懐かしさを伴う感覚に目を細めた]
そなたも迷い人でしたか。
なれば彼の方に付いて行かれれば、私達のよに一夜の宿をお貸しいただけるでしょう。
……私は臆病ゆえ、どうぞお気になさらず。
[震えた事に、申し訳なさ気に耳を伏せて風人へと告げてから。
少年の伸ばされた手の先を青菫石の瞳が追った。
そこには、彼の少年に従うよに舞う花が、ひらひらり]
わたくしは…いずれ、連れが見つけるでありましょう。
ご招待された方に訊かば、帰り道に至る方法も見つかるやも知れませぬの。
[時の竜が導くを疑わぬ静かな声音で、迷い人への助け手を示す。
それから、"可愛らしい影の精"との言葉に、まさかと耳を立てた]
ええ、そは迎えに行かなくてはならぬ気がいたしまする。
どうか、ご案内願います。
[地ではなく乳白色の霧を駆け、やがて辿り着くは大樹の影]
……嗚呼、やはりそなたでしたか。
[避難するでなく事実を確認する声を零して。
紅色の花に手を伸ばす姿に、ゆうらりと尻尾を揺らした]
お怪我や辛い所はありませぬか?
…えっ、ナタ・リェさん?
[掛けられた声に一拍遅れて顔を上げた。
目が真丸になっている]
えーと。特には…
[てちぺちてちぺち。
自分の身体を頭の上から足の先まで手で叩いて確認し、聖なる獣に頷きを返した]
うん、怪我とかはないし。
今はそんなに変な感じもしないかな。
でも。ここって一体、どこなんでしょう?
またはぐれちゃったっぽい…。
[再びジワリと涙が滲みかけた]
お茶会……。
こんな森の中でお茶会なんて開かれるの?
[今日はつくづくその単語に縁があると思う]
「帰り道どこ」って、
ここ僕の夢の中だからいつでも帰れる、って
そんな甘いことはなさそうだね。どうしたものか…。
[流石に夢の中ではないと悟り始めてきて、
ユリアンはため息を吐く。只人の身ではどうしようもない事態]
うーん。本当にどうしようもなくなったら
ハーヴェイさんやカミーラさんを頼るしかないけど、
あの御二人も今他のお茶会に駆り出されてるんだな。
しばらくは僕の事に構ってられないだろうし…。
[このお茶会とそのお茶会が同一のものだとはまだ気付かず、
小声でぶつぶつ呟く]
[麒麟の声には]
え、本当。泊めてくれるところがあるの?
それなら、そこに案内してもらいたいな。
森の中で遭難よりはずっといい。
それにしても、急に撫でるのはよくなかったよね。
今度から撫でるときは前もって申告するよ。
じゃあ、またね。
[あまり分かってないユリアンは
目的地に行こうとする麒麟にそう声を投げかけた]
[麒麟を見送って、再び少年に向き合う]
というわけで、もしよかったら、
そのお茶会会場まで行くのなら、僕も一緒に行きたいんだけど。
駄目かな?いや、駄目でもついていくけどね。
[なんとなく初対面とは思えない親しみやすさがある
少年に頼んでみた]
そう、ご無事ならようございました。
ミハエル殿と逸れられたのですね…きっと心配なされていますよ。
[奇しくも氷破の王との話題に出た氷精の姿がないのに気付き、大体の事情を察しつつ草を踏まぬよう蹄を進めた。
じわりと滲む涙を、獣としての慰めで舐めようと鼻面を寄せる]
……こちらには招待されたのではないのですね。
なれば立場は私達と同じ。
あちらの館には時空竜殿を始め、館の女主人殿や精霊王殿が募っておられるご様子。
そなたなれば、ご助力をいただけるでしょう。
[お説教も漏れなく付いてくるであろうとは、獣には知らぬ事]
うん、出口も見えてたの。
だから大丈夫だと思ったのに。
[説明になっていない説明をしつつ。
ペロリと顔を舐められれば擽ったそうに小さく笑みを見せ]
オトフリートさんや…え?
[精霊王という言葉に動きを止めて。
深呼吸一つ。知覚を広げて空間に満ちる力を識ろうと]
…え、え、え!?
何でこんなに…ハーヴェイ様もカミーラ様も。
ついでにラスまでもが居るぅぅっ!!??
[思わず麒麟の首に抱きついて。
ひっくり返った声で叫びながら、思考停止。完全硬直]
僕も詳しくは知らないけれど、お茶会は開かれるんじゃないかと思うよ。
[そうして麒麟が行くのを見送る。花はひらひら、かの女を誘導していった。]
――駄目でもついてくなら、聞く意味がないじゃないか。
[おかしそうに笑って]
一緒に行こう、ユリアン。
[名乗っていないかれの名を、なんともなしに口にした。]
[目尻を舐めれば、僅かに涙の味。
なれど、くすぐったそうに笑う声に私は安堵して鼻面を離した。
素直に状況を探ろうとする邪魔をせぬよう、そっと見守る]
……ハーヴェイ殿? それは、もしや…
[つい先程訊いたばかりの名に、仔細を訪ねようとして。
ひっくり返った叫び声と長い首への熱烈な抱擁にそれは果たせず。
音にならない嘶きが喉から漏れた]
[「ユリアン」と名前を呼ばれれば首を傾げる]
『あれ?僕、名乗ったっけ?
でも、はっきり僕に向かって「ユリアン」と言ってるし、
いつの間にか名乗ったんだろう』
[違和感を感じつつも無理やり納得し]
本当だ。それじゃ、聞く意味がないね。
行こうか。えっと、名前聞いてなかったね。なんて言う名前?
[そうしてユリアンは少年に*案内される*]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新