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大変なことだねって言おうとしたんだけどさ。
[なんだかぼーっとしながら、思わず言葉がこぼれていた。]
ミリィせんせー、本当は絵師様狙い?
[まわりの人にちょっとずつ広がってゆくのは、仕方ない。
そのうち背びれ尾ひれがつきまくることは想像に難くないが、少女には知る由もないのだった。]
そんなもんなんですか
[視線から逃げてるとか思わず、もう一本ないと。というのに、絵師がいうからそうなのだろう。と思いつつ兄弟の会話の邪魔のならないように少し黙ってる]
[「遠慮」するエーリッヒには、大丈夫だとかなんだとか、
やはり真意を理解していない答えを返して、
弟に詰問を受けるさまを他人事として眺めていた。
途中、アーベルの言い訳(事実)に鋭い目を向けたりしながら]
……ああ、そうだ。
[ぽつと呟き、エーリッヒの背後に回ると手を伸ばす。
爪先立ちになったのは、仕方がない]
―広場―
[エルザに手を握られればほっとして。
彼女の指さす先を、ぼんやり見上げたりした]
[現れたアーベルにはお辞儀して。
頭上で交わされる会話は聞き流し気味にしながら、
袋のアトリに密かに話しかけていた]
色恋沙汰っておかしいね。
普段は堂々としてる薬師さまがとりみだしたり、あっというまに噂が広がったり、ふしぎ。
みんないつもとは変わっちゃうみたい…。
どうして目を逸らすんですか。
[そこはしっかり突っ込み]
はい、それは分かります。
で。
それを理由に、逃げたんですね?
[青の理由は知っているから、そこは肯定した上で。
今度ははっきり言った]
…まあ。
それは、僕も驚いたんだけど。
[最後の言葉に、漸く笑みは消えて。
普段のように呟いた]
へ、 ショック受け……
てるのかな?
[わからないで、友人に尋ねた。
少女はそれから彼女らと別れ、ミリィのところへ向かう。
丁度料理の申し出が聞こえて、]
ミリィせんせー、本命絵師様なのかぁ。
そっか、そりゃオトせんせーがミリィせんせーに悪いっていうよね。
[声に出ちゃったのは、多分ちょっとした問題だったのだろう。]
でも仲良しなのになぁ、オトせんせーとミリィせんせー。
あ、ミリィせんせー、本預かってまーす!
[オトフリートの言葉には神妙に頷くと、
絵筆の話へ耳を傾ける]
[絵師の筆とはどのようなものかと、
興味津津といった表情になっていた、が]
なんだかその笑顔が怖いのだ…。
[ミハエルを見上げたとたん、
つい、そんな一言も漏れて]
いや、なんとなく。
[視線はやっぱり、彷徨ったまま]
……そこではっきり言うか、お前は……。
そういう所は、あれか。母さん譲りか。
[普段は穏やか、しかし、言うべき時には誰に対してもびしり、と意見していた母を思い出しつつ、こんな事を言って。
いつもの口調に戻った呟きに何か返そうとした矢先、後ろ向きに引っ張られるよな感覚と、微かな痛み]
って……。
なんだよ、一体……?
[訝るように呟きつつ、振り返った先には、薬師の姿]
[短い髪は抜き辛く、強く引くことになったが気にしない。
一本の金糸は手早くハンカチに包み、ポケットに仕舞い込む]
うん?
実験用だよ、実験。
[にやっと笑った。
その台詞は皆に聞こえても、先の話を知らなければ、
何の、かを意味するかは、そうそう理解出来ないだろう]
兄さんの、その受け流しの上手さは父さん譲りですか。
[多分褒めてはいない。丁寧語だし。
つまりはそういう夫婦だったようだ。
ミリィの動向にやや首を傾げたところで。
何か声が聞こえた]
うん、オトせんせーから。
なんか預けられたんでーす。
[てけてけ近寄って]
ミリィせんせーは悪い女ですね!
[言いながらはいって差し出した]
[どこまで認識しているのか色々疑問な若者達の会話を聞きながら、薬師と絵師の姿を目で追って、しばし考え込む]
さて、いつまでも図書館を留守にはできんな。
俺は帰る。
[結局、それ以上は何も言わずに、踵を返した]
……オトフリートから?
[直接ではなくリディの手を介して渡されたそれは、
昨日、図書館に忘れていったもの。
眉を寄せかけたところに、予想外の言葉が聞こえて]
はあ?
[思いっきり、疑問が声に出た]
ああ、ごめんなさい。
兄さんが酷いものだから、つい。
[ベアトリーチェの声が聞こえて、困ったような笑顔。
今度は怖くなかった筈だ。多分]
実験、て、あんた。
[口ぶりからして、先ほどの事と関わりがあるのは察しがついたので、なんの、とは聞かず]
……あっはっは。
まあ、そういう引継ぎだったんだろう。
[弟に向き直り、けらりと笑う。
褒められていないのは、承知の上で]
[ミリィの声も 鋭い視線も アーベルの呟きも
きょとんとした表情で見てから、リディに視線を移した。]
…?
[にこにこと、何時もどおりの笑みを浮かべて
周りを、見た。
人々の喧騒も、各々の生活があるからか、
幾分か減っているような、気がした。]
ぬ、ぬすまれてしまったのは、
かんりがわるかったのかもしれない、けど。
いまは絵筆を見つける方がだいじ…。
[憧れの絵師様が責められてるのがいたたまれず、
事情を理解できないながらも、オロオロとミハエルを見上げて]
[ミリィの方から「実験」と聞こえて]
…?
[訝る視線をそちらへ移してみた]
[このひとは意味無い実験などはしないだろうと思っている]
絵筆ー…絵筆ー…にしても、そんなんして何になるんだか
[願いを託すのは誰しも僅かなりとも思うことだろう。
それを無駄にしてしまうようなことのようにも思いつつ]
あ、オトフリート先生。また
あ。
[わざと意識から外していたオトフリートが踵を返すさまに、
極々小さく、声が上がった。
先程の勘違いは解かれているわけではなかったが、
なんとなく罪悪感のようなものが沸いてくる]
……悪かった、なっ
[主語も何もなく、謝罪とすら取り辛い言葉は、
当人に届いたかどうか、わからなかったけれど]
だって。
本命は絵師様?
[不思議そうなミリィに対して、少女は声を小さくして言うと]
大丈夫、今度は内緒にしておきます!
つんつんしたいんですよね!
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