80 夜天銀月
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少女 ベアトリーチェは、細工師 クロエに話の続きを促した。
2013/01/11(Fri) 23:06:25
― ベアトリーチェの部屋 ―
[少女の拒絶の言葉>>425にも構わず、旅人は部屋を出ようとする。その前に阻むように立つナターリエ>>433の言葉には眉を顰めた]
代わり…?何を言ってるんです、私は、この子を…
[言葉が終わる前に、ミリィの手が伸びてきた>>431が、旅人はそちらに気を払ってはいなかった。ベアトリーチェが旅人の手を振りほどこうとしたなら、その瞬間には叶うはずだ]
(438) 2013/01/11(Fri) 23:07:21
二人いる…とは、聞いたことがない。
[きょとりとした問い>>435に首を横に振る。
それでも必ずとまでは言い切らないが]
幻燈歌に、そうは歌われていないと思うよ。
[押し黙った幼馴染に、こちらは視線を真っ直ぐに向け告げる]
(439) 2013/01/11(Fri) 23:07:23
あのね、ユリアン。私も昨夜、…夢を見たんだ。
あまり良く分からないままだったけど。
[ユリアンに伝えるのは、アーベルに口止めをされたこと。
その彼が、今衆目に蒼き花を晒しているとは知る由もない]
アーベルの夢。
彼は…牙の主じゃなかったよ。
秘術なんて大それたものじゃないけれど、
私は私の力を信じる。
この力が二つとない力なら、私は修道士を信じられない。
(440) 2013/01/11(Fri) 23:10:43
ユリアンが人狼を探すなら…
信じなくてもいいから、考えてみておいて。
[彼が人ならば、突然言われても迷うだろう。
信じられなくても仕方ないと言葉と態度で告げ、]
そりゃ、出来れば…信じて欲しいけど。
[微かに苦い笑みを浮かべた]
(441) 2013/01/11(Fri) 23:11:21
… 夢、だと…いいな。
[ぽつと零すのは、最初に落としたと同じ言葉]
(442) 2013/01/11(Fri) 23:11:58
[見てない、とカルメン>>436が言えば複雑な様子。
彼女が狼の姿をみていれば外への警戒を強めるなど
外にも意識を向けられたのだがそれはかなわず]
そうか。
考えを聞かせてくれてありがとう、カルメン。
(443) 2013/01/11(Fri) 23:14:17
― ギュン爺の部屋 ―
ん。
[広間に運ばれた本にもそうは書かれていなかった。
言い切られずとも、その可能性を切って捨てる]
……クロも。
見つけられるって言うのか。
[アーベルの話も聞いて、更に顔を顰めた。
何かしたら殺すと宣言したのに、わざわざここで明かされたことに迷う。迷いに迷って]
……保留する。
[ようやく絞り出したのは、逃げの言葉だった]
(444) 2013/01/11(Fri) 23:15:49
─ 広間→ ─
[綴られる『幻燈歌』と、続く言葉。>>437
それらを聞いても、翠は伏したままで。
ただ、そこに感情のいろがないことは、よくよく見れば、気づくこともできるだろうけれど]
……頭、冷やしてくる。
[間を置いて、口にしたのはこんな言葉。
そのまま立ち上がり、広間を出た]
(445) 2013/01/11(Fri) 23:20:08
─ ギュンターの部屋 ─
─── うん。
[逃げの言葉に向けたのは、笑みだった。
ひょっとしたら彼は人狼かも知れず、
そうでなくとも偽者と決め付けられてもおかしくない状況だ。
それを保留と言ってくれたのが嬉しかった]
覚えておいて。
[別段口止めを求めるつもりもない。
今はそれで充分だと、幼馴染にこくりと頷いた]
(446) 2013/01/11(Fri) 23:20:32
旅人 ハンスは、少女 ベアトリーチェが、声をあげるのも>>425止めようとは考えつかず。
2013/01/11(Fri) 23:20:50
[アーベルが説明してくれる>>423のを黙って聞き、少し考えてから口を開いた。]
あー……私、ライヒアルトさんが「見つけられなかった」と仰っていたので……秘術自体に失敗されたのかと思っていたのですが……。
もしかして、ナターリエさんは人狼じゃなかった、というお話だったのでしょうか……。
[人狼が居るとの確信を持たないからこその勘違いだったが、話の場に居なかった者達に言っても真偽は分からない。]
幻燈歌は、確かに一人と歌ってましたけど……。
……もう少し、ライヒアルトさんに詳しくお話を聞いてみなければ……。
ところで、そのもう一人ってどなたなんです?
[深く考えずに尋ねた。]
(447) 2013/01/11(Fri) 23:21:29
ひとさらいーーーー!!
[出来るだけ大声で叫びながら。
少女に伸ばされるミリィの手>>431と同時に、
腕を掴む手>>438を振り払った。
それでどうする、というのは全く考えていないのだが。]
(448) 2013/01/11(Fri) 23:21:47
―広間―
[伏せられた翆が何を思うかは知れない。
エーリッヒの様子>>445に、ふ、と眼差しが下がる]
――…ん。
急にそんな話をされても困るよね。
戸惑わせたなら、済まない。
[立ち上がる彼に声を掛け、見送る]
(449) 2013/01/11(Fri) 23:23:48
─ 3階 ベスの部屋前 ─
…へぅ?
[ベスん部屋に近付いたら、なんや騒がしい>>431 >>434。
更には叫び声>>448も上がっとった]
なん。 え。
ちょ、なんや。
人攫いってなんやねん!!
[一瞬呆けてもうたけど、我ん返ってドアノブに手ぇかけてん。
鍵とかかかってへんかったら開くはず……やねんな?]
(450) 2013/01/11(Fri) 23:24:11
ハンスさんっ!
[ミリィがハンスからベアトリーチェを取り返すのに成功したならば、
自分はハンスさんをとめようと短銃持った手につかみかかろうとそちらにとびかかった。
その名前を呼び、気をこちらに向けながら]
(451) 2013/01/11(Fri) 23:25:05
― ギュン爺の部屋 ―
……ごめん。
[信じて欲しいけれど信じなくてもいいというクロ>>441に、安堵の表情を浮かべて。
笑み>>446が見えると困った顔で頷いたまま俯いた]
ん。
全部夢なら。
[零れた言葉には共感の言葉を返して]
……クロ、ご飯は?
[話を変えようと問いかけた]
(452) 2013/01/11(Fri) 23:25:53
― ギュン爺の部屋 ―
……ビチェ!?
[部屋の外に意識を向けたら、ビチェ>>448の叫び声が聞こえた。クロと一瞬顔を見合わせるようにして、慌てて部屋から飛び出した。
手に弓を握ったまま、ビチェの部屋に向かおうと]
(453) 2013/01/11(Fri) 23:30:16
─ ギュンターの部屋 ─
ううん。
[謝罪に返る言葉は、こちらも短い。
伏せた顔、それを静かな目で見つめて、]
ご飯はまだ…──
[変わる話題に返しかけたところに、悲鳴が響いた>>448]
(454) 2013/01/11(Fri) 23:31:04
―――…え。
[何処からか声>>448が聞こえた。
人さらいなどという物騒な単語。
驚いて一瞬固まるが、カルメンの方へ視線をむけて]
キミも聞こえた?
ベアトリーチェの声、だったよね。
[徐に立ち上がれば、腰に下げた布袋二つが硬質な音を奏でる。
ユリアンに頼まれた鏃が入った布袋。
一つは普段通り、鉄製のもの。
もう一つは銀を使ったものが入っていた]
(455) 2013/01/11(Fri) 23:31:35
[そして、右手の花について。]
御伽話の……?
……あっ、蒼の花? えっ、本当にあったんですね…!
[双花聖痕の一節を聞かされて>>437思い出し、珍しい物を見れたと思わず目を輝かせてしまう。それが意味するのは理不尽な運命だというのに。思い至らず。]
アーベルさんの手……素敵……欲しいです……。
[うっとりした眼差しで、ほうっと溜息をつきながら口にしたが。ハッと我に返り。]
あっ…! い、いえ何でもありません。すみません…っ。
[もしアーベルが襲われたらと聞き、事は深刻なのだと思い出し、慌てた。]
(456) 2013/01/11(Fri) 23:31:41
……えっ…
[少女の叫び声>>448が高く響く。
その声はドアに遮られていたけれど、廊下越しに伝わった。
思わずユリアンと目を見合わせる。
素早い動きで飛び出したユリアンのあとを追って、同じく駆け出す]
ベアトリーチェ!?
[少女の名を叫ぶように呼んだ]
(457) 2013/01/11(Fri) 23:32:22
―個室―
[個室に入り、外套を壁に掛けて。
それから椅子に座り、男は疲れた様子で暫し目を閉じていた。
部屋に置いてあるのは僅かな私物と、此処に来て受け取ったもののみ。“秘術”から連想される、特殊な道具などは一切見当たらなかった。
上の階が徐々に騒がしくなってきた時にも、男はそのまま動かずにいたのだが]
…… 今のは。
[人攫いと、少女の叫ぶ声>>448に顔を上げ、天井を仰いだ]
(458) 2013/01/11(Fri) 23:33:07
[そんな話をしつつ、エーリッヒが広間から出て行くのを見送った時だったか。
上の階から聞こえた少女の声>>448に、目を丸くする。]
き、聞こえました…!
ベアトリーチェだと、思います。彼女の、部屋……!?
[アーベルにコクコクと頷き、席を立った。そのまま広間を出ようと。]
(459) 2013/01/11(Fri) 23:35:50
― ベアトリーチェの部屋 ―
わっ!
[少女に手を振り払われた旅人は>>448おろりと、部屋の中を見回すが、手にした銃を撃とうとはしなかった。ただ、ベアトリーチェのあげた声にびくりと身を竦ませる]
く、来るな!!危ないっ!
[銃を持つ手に飛びついて来たナターリエ>>451には、驚いたように身を引いて、旅人はその手から短銃を遠ざけるように腕を天井の方へと向ける]
―――パーンッ!!
[旅人が腕を振り上げた拍子に暴発した銃の弾丸が天井を貫き、ぱらぱらと、細かい木屑を降らせた]
(460) 2013/01/11(Fri) 23:36:05
― ベアトリーチェの部屋 ―
[ナターリエがハンスの意識をひいてくれたからか、ベアトリーチェを腕に抱えることはできたようだ。
ぎゅっ、と。自分の体でかばうように、ひとさらいと叫んだベアトリーチェを抱え込む。
そこに、ローザやユリアン、クロエたちがやってくれば、ベアトリーチェを守ることはできるだろうか]
(461) 2013/01/11(Fri) 23:36:16
─ →三階 ─
[すまない、という言葉>>449には、何も返す事はなく。
今聞いた話を整理するべく、自身が落ち着ける、二階の温室へと向かおうとして]
……え?
[響いてきた悲鳴>>448に、上がるのは惚けた声。
しばしの間を置いて、二階で止まりかけた歩みは、三階へと向いた]
(462) 2013/01/11(Fri) 23:36:35
織子 カルメンは、メモを貼った。
2013/01/11(Fri) 23:39:55
――…、はは。
素敵、かぁ。
欲しいなんて言われたのは初めてだな。
[カルメンの言葉に軽口めいた口調が漏れる。
見せる機会もなかったから
他の者からどうみえるのかは知らない。
不思議な感覚に、抱いた僅かな動揺はうちに秘め]
謝らなくていいよ。
[そんな遣り取りをしていれば件の悲鳴が聞こえる]
空耳じゃないみたいだね。
彼女の部屋何処かわかる?
[一人にするのは気がかりだったから
彼女が動いたのに安堵し共に行こうと悲鳴の聞こえた方に向かう]
(463) 2013/01/11(Fri) 23:40:03
― →三階―
[少しの間の後、男は個室の扉を開く。
駆ける事は無く、だが足早に、上の階へと向かった]
何事だ!
[悲鳴を聞いたらしき者たちの背中>>453>>457が見えた。騒ぎの中心の部屋、その扉の前にも人影があっただろうか。
その誰に宛てた訳でもなく、ただ問いを投げた]
(464) 2013/01/11(Fri) 23:40:23
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