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―― 大広間 ――
[大広間の扉を開けると、女性が何かを踏みつけていた]
…………?
[近づいてみる]
…………!
[人だった]
え。ちょ、あの、大丈夫ですか!
[思わず、慌ててかがみこんだ]
[リディを見たまま、ゆっくり口を開く。]
貴方――、怪我なら
早めに なにかしら 手を打ちなさい。
[怪我を気にする、消防士の青年を
視界の端におさめた後]
お節介が居るようだし――ね。
[自身の手に巻かれた布を一瞥した。
それは、かの青年も、今ノックを続ける研究員も含めてのことだったか。
小さく指先でアクリルのカプセルを叩いた。]
― 大広間 ―
……隠してるという訳でもないですよ。
泣いても笑っても変わらないことなら、
笑って乗り越えた方がかっこいいじゃないですか。
[全てを見透かすような、星詠の女性に、
少し困った風に微笑んで]
自由になる為、なんて言ったら夢見がちですかね。
普通に考えたら、不測の事態によって……
ということなんでしょうけれど。
僕も、一応、医学を目指した一人ですから、
最後まで諦めないという、機会を与えられたと取ります。
[笑って乗り越えれるなら……
その言葉が嘘でないと示すように、
若い男にありがちな勝気さを見せた。]
装飾用ならまるで役には立たないな。
[ふるふると首を振る。短い金の髪が動きに合わせて揺れた。
こちらは脱出以外の用途には考えていない。]
ゲルダではないが、いばら姫を思い出すな。
[生い茂るいばら。今にも動きだしそうな気がして。視線を男に移した。]
そう言えば、名前、聞いてない。
………あの、ミスター?
大丈夫、ですか?
[声をかけながら、ユリアンをそっと揺する。
まさか、寝ているだけなんて思わない]
……………。
[おろおろした表情で顔を上げる。
振り向かずに去っていく女性と、遠くで会談しているカップル]
……………ええ、と?
[信じられないものを見る目で、彼らを見やった]
人?
[ゲルダの言葉と、大広間の方から聞こえてきた声に首をかしげ]
人なら、ナターリエさんは怪我をしてないって事だよね。かわりに、踏まれた人が怪我をしたのかもだけど。
でもそうね。普通踏まれたら起きるわ。それで起きないのなら、踏み方が足りなかったか、眠ってる人が踏まれなれてるのか。
[くすり、と苦笑を浮かべた]
─玄関傍─
ああ。
実際には、どうだか知らんが。
[確かめる気はない、と言わんばかりの態度で言い切る。
天鵞絨は、さわさわと音を立てて揺れる緑に僅かに細められ]
いばら姫、か。
……解かれるのを待つだけの魔女の呪いに囚われるなど、趣味ではないんだが。
[は、と一つ息を吐き。
名の事を言われて、数度瞬く]
……ライヒアルト=ファルベ。
『園芸家』、だ。
[やっぱり、そこは強調した]
[かっこいい、と言うエーリッヒに細い瞳を細めて]
…嫌いじゃないわ。
[その思考も、その生き方も、彼と言う人柄も含めて。嫌いではないという意味を込めて伝え]
――自由。
それを掴むために選ばれた星達…
[夢見がちという彼を笑うでもなく唯、それを受け入れるように言の葉を綴りながら、医大生だという彼の言葉はすとんと受け入れられた。]
医者の卵…頼もしいわ。
[諦めないという強気な言葉は、私にでもあり自分に向けた言葉にも聞こえて静かに瞼を落とし口元を緩め]
そうね。
[静かに同意を示す。]
そうだよね。怪我をするほど踏まれたら大抵起きる。
それでも元気に寝てるなら、多分…大丈夫なんじゃないかな?
[小さな子の言葉に頷いて。]
うん、たぶん。
[起きれないほど悪化してるとしたら、と思わなくもなくて。]
…様子、見に行った方がいいのかな?
[ちょっぴり心配になった。]
あたしも、確かめる気はない。疲れそうだし。
[利き腕じゃない手で剣を握ってもなにもできないだろうし。]
あたしも、それは趣味じゃないな。できる事を全てして、万策尽きたら仕方ないが。
[眉をぎゅっと寄せた。]
ふーん。あたしはナターリエ。ナターリエ・ルイード。ここに来る前は修道女だった。好きなように呼ぶといい。
大丈夫、だと思うけど。
行ってみる?
もし病気が進行してるなら、寝てられないと思うもの。
[来る途中踏んだ石は、死んだ人の成れの果て。それを思うと、あの柔らかな音はとても進行しているとは思えなかった]
綺麗な女性に同意を貰うと、
僕は単純なので、がんばれそうです。
[やはりいつもと同じ、軟派にまでは手が届かないさじ加減。
声音で言葉の意味合いを柔らかく染めて。
口元を緩めたノーラに、緑の眼を細めたところで]
あ、犯人は、ナターリエさんですよ。
その方、まだ寝たままです、か?
[先程、名前を交わした青年――オトフリートの、
戸惑ったような表情を視界にとらえて、
そちらに視線を巡らせた。]
……踏まれても動かないなら、少し診た方が良いでしょうね。
僕よりは、ツヴァイさんの方がいいかもしれませんけど。
[ノーラの言葉の後押しもあり、重い身体を起こした。]
[自らは知らないが、老人が入っていった扉の前近くで眠っている男の方へ視線を向けてから、重い足取りで数歩ずつそちらへと近付いていこうとするだろう。
そこに居る男性の姿も近付いてくる。]
―安置所―
[リディの様子を見る眸は緩やかに半眼になり]
そう。
好きになさいな。
[呟く言葉、耳に入るは誰を踏んだとか、
誰が寝たままだとか、そういう――]
……起きてても寝坊するひとは居るのだわ……
[からり。不意に白い破片が落ちる。
びくりと一歩引いて身体の前で両手を握り締めた。]
うん、いってみよ?
[立ち上がる。膝も足首も大丈夫。
小さな子の傍で身を屈めて、]
手、繋ぐ?
[杖を使っている仕草で目が不自由そうだと気づいたから、
杖とは逆の方の手にそっと触れて聞いた。]
─玄関傍─
……必要と思えば、誰かが確かめるだろ。
[剣に関しては、それ以上興味はないようで。
天鵞絨がそちらを顧みる事はなく]
何がどこまでできるか、が問題な気がしなくもないが。
……このまま、何もせずに朽ちるのも、面白くないのは確か、だな。
[さわ、さわり。
音を立てて葉を揺らしていた手が、ゆっくりといばらから離れる]
ああ、そうする。俺の事も適当に呼べばいい。
[好きに呼べば、という言葉に、頷いて。
それから、通り過ぎてきた大広間の方へと視線を向ける]
……で。
なにやら、向こうが騒がしく思えるのは、気のせい……ではないよな?
ええと、落ち着きましょう、私。
[わたわたして、しばらく彼の周りをぐるぐる回った。
自分に言い聞かせ、深呼吸を一つ。
彼にかがみこむと、まずは呼吸と鼓動の確認]
失礼、ミスター
[生存だけ確認すると、そっと声をかけながら首輪の数値と名前を見た]
サンチェスさん。ああ、まだ大丈夫ですね。
[とりあえず、ほっと息を漏らす]
ええと、頭でも打ったのでしょうか。
それとも、何か別の……?
お医者のスタッフはいらっしゃら……ないですよね。
[眉根を寄せて、考え込んだ]
[長き眠りと病のせいか、痩せた身体、顔も窶れて血色も悪い。
それを綺麗と言ってくれる彼と視線を合わさないようにし
「ナターリエ」という名が先刻の修道女姿の女性と一致させる。
修道女の印象とはかけ離れた行動だとは感じたが。]
…ツヴァイ?
[知らぬ名は、選ばれし星の欠片。]
[エーリッヒが立ち上がるのなら、少しだけ前を歩むだろう。]
おっと、大丈夫かい?
[ブリジットの退く姿には、そう声を掛けて。]
…気をつけて。
それにもう、残り少なくなってきたから…
[残された、カプセルの数は…]
俺一人でも、大丈夫そうだ。
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