情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
似合わない?
男が作るより似合うと思うが
後で己も貰って良いか?
腹を空かせた奴らにあげた後に
[キャロルを見ながら、尋ねる]
そうか……分かった、お嬢さん。
これからは気をつけるよ。
もしかしたら、俺の影か、身体が何処にあるかくらいなら分かるかな?もしそうだとしたら、嬉しいなぁ。俺の踊りは見える必要も無いけれど、さ。
前向きな考え方だな。
[笑う声と、語られる言葉。
それに対する言葉と共に、ふ、と口元を掠める笑みは、飾り気なく]
ああ……腕の方は、大丈夫だ。
元々、さして深い傷でもなかったし……真面目に清めておけば、すぐに塞がるだろ。
[軽く言いながら、ぽん、と軽く白を叩く]
[何かと金属の擦れる音]
[人の気配]
どなたかまだ、いらっしゃるのでしょうか。
[少しだけ、言の葉の響きは暗く陰った]
[扉の薄く開いたキッチンからは、焦げ以外の香りが零れた]
獣ならば…?
ああ。そういう、事になるのかもしれませんね。
[くれないから、落ちる言の葉は短い]
[考えてもみなかったと、言う風に]
―キッチン―
[スカーフで鼻を覆った男がひとり、小鍋を火に掛けて温めている。]
[アルコールの匂いはそこから強く漂ってくる。]
それは、分かります。
…踊りまでは、見えませんけど。
[少し申し訳なさもあって、眉を下げました。
そうしてふと扉の外、2人が先程過ぎて行った方向に、何気なく*眼を向けました。*]
…どうやら命がどうこうって騒ぎって訳じゃなさそうだな。
番人がやられたのは寝静まってから…だろうな。
夜になる前に休んどくか。
[窓と扉の鍵を閉め、警報代わりに部屋にある割れやすいものをその傍に置く。ベットを背に毛布を巻きつけ、包丁の柄を握り締めて*目を閉じた*]
私は、似合わない、そう思いますが。
[少しだけ頑なな響き]
それは構いませんが。
…毒が無い事をお祈り下さいませ。
[嘯くように、くれないは笑みを模る]
[確りと扉を開いてみれば、
流れ出る匂いは想像していたものとは異なり、
焦げ臭さは大分薄れていた]
……くさーい。
[それでも、そう漏らしたのは、先日の記憶が色濃く残るから。
口許に手を当てつつ中へと入る]
薪って何処……、あれ、ナット?
また料理してるの?
[ハーヴェイの言葉に、笑ってみせた。]
前向き……なのかな?
所詮は踊るための口実さ。
踊ることができるなら、最もらしい御託を並べることなんて容易いさ。
……本当に好きなことには、言い訳を並べてまでしてもしがみつくということかな。
毒ね
[くつりと笑った]
先に食べるのがいるんだから、毒があったら己は食わないぞ
[暫くして、キッチンに入る]
[ミルクとパン、そしてキャロルの作ったスープを取ると、男は音楽室に*それを運んだ*]
或いは人である内に食物を捧げれば、多少慮っていただける可能性もございますわ。
――苦しませる事無く終焉を授けて下さるかも。
要らぬ優しさではありますが。
[そう告げて男を残し、キッチンの中へ]
いいや、仕方ないさ、お嬢さん。
俺の影が少し見えるだけで十分さ。
飛び跳ねる音がうるさかったら、ごめんな。
[そう言って、静かに笑った。]
それで、か。お嬢さんが音に引きつけられてここにやってきたのは。視力が少ない人は耳が冴えるというのは、本当なんだね。
[髪をくしゃりと掻き、ちいさく*笑った*]
前向きだろうさ。
自分のやりたい事、そのために動いて行くんだから。
[からかうよな口調で言い、再び鍵盤に指を落として行く]
……少なくとも、俺よりはずっと前向きだと思うぜ。
[独り言めいた言葉は、再び紡がれ始めた旋律と共に零れ落ちる。
呟きが届き、その意を問われたとしても、返すのはどこか*曖昧な笑み*]
[料理に意識を向ける男に幾つか声をかけた後、
キッチンの中を探し始める。
薪を見つける前に探り当てたのは、調理用の刃物。
がた、と存外大きな音を立てて一本を抜き取り、じっと見詰めた]
[その場に残っていた青年に目礼をして、その近くにある鍋を温める]
[ポタージュを皿に移し、中に入ってきたあかの髪の男へと手渡して行く]
[チリン]
[掬う度、鈴の揺れる音]
私は広間に戻りますが。
薪を運ぶのは手伝いが必要でございましょうか?
[問いはあかの少年に向けて]
[先程の事を見られた気まずさからか、鍋の近くに立つ男にはあまり碧眼を向けなかった]
[ふ、と響いた音に首が傾げられる]
何かをお探しですか?
[鈍い煌き。
側面に指を滑らす]
……んーん。
こういうの、持っていた方がいいのかなと思って。
でも、わかるように持っていたら、逆に危険と思われて襲われそう。
[揺らめかすと、その先端が木の扉に当たり、僅かに削った。
元の通りに戻して、戸も閉める]
運ぶのは、一人でも平気だよ。
……多分。
[程なくして薪置き場を見つけ、抱え上げる。
「重い」という感想は、平気と言った手前、飲み込んだ]
それじゃオレは、広間行ってるね。
見つかっては、意味がありませんね。
それに、扱い慣れぬならばご自身が危険なだけでございましょう。
それでも生き延びるのに必要だと思われるのならば、お持ち下さいませ。
私は未だ、何も持ち得ておりませんが…わかりやすく見える力も、無力に見える様も時には、等しき効力を持つ場合も、或いは。
[長い睫毛を伏せ、僅かな笑みの形を作る]
[重たげに薪を抱える少年を見て、まずは女はキッチンの扉を*開いた*]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新