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[おいで、というローザの台詞に顔を上げる。
こちらを向いていた彼女には、ほんの僅かな間ながら、苦痛に耐える表情を見えただろう]
……ぁ、 はい?
[なるべく直ぐにと消して、彼女の傍に寄ると、頭を撫でられた上に、抱きしめられてしまった]
ろー、ざ、さん?
[困り顔ではあっても、嫌そうな表情ではない。
何より、自身を落ち着かせようとしている気配を感じれば、強いて離させようとすることも出来なかった]
―広間―
なにか、あったんです?
[ヘルムートの姿はなくて、少しばかり残念そうにしながら。
ユリアンに声をかけられて、ハイと頷いて中に入る]
自衛団員の方をお見かけはしましたけど。
─二階・個室─
[誤解の種が芽吹いたとか、当然そんな事は知る由もなく。
確かめるような言葉に、ああ、と頷いた]
本当に、ここに人狼がいるのか、否か。
それを確かめる術を一つ、俺は持っていた。
……俺の祖父ちゃんも同じ事ができたから、ギュンターさんはそれを知っていて、俺を呼んだのかも知れんけど。
[言葉をきり、ため息一つ]
で、その術っていうのが……御伽噺に曰くの、『見出すもの』の力が使えるか否か。
この力は、必要な時以外は動かないものだから。
これが使えなければ、何事もない……って。
そう思ったんだが。
……結果としては確かめるのも間に合わず、今の最悪の状況になっちまった。
つまり、人狼…を、見つけて、
殺せ、とでも言うんですかね?
[首を捻った]
見つけるといったって、どうすればいいのかもわかりませんし。
こういうお話の勉強は、ほとんどしていなかったから、何にも知りませんし。
……せめて手紙とか、出せないですかね?
[一度手元に視線を落とした]
─広間─
[ふ、と瞳を開いたのはどのくらい時間が経った時だったか。縹色がゆっくりと何度か瞬く]
……───。
[は、と声にならぬ声が零れた。ゆるりと首を巡らし、広間の中を見やる]
―広間―
ん…あ、ああ、すまん。
悪いな、カッとなるとつい口が滑っちまうんだ…。
[言いすぎたらしい事をエーリッヒに窘められ、素直に皆に謝った]
己の為すべき事を為せ…か。
[フォルカーの言葉に強いな、と思う一方で、
自分が父親だったならきっと出来ない判断だろうなと胸の裡で思っていた]
ん、おい、だいじょうぶか?
[不意に言葉を途切れさせて俯いたたフォルカーに手を伸ばそうとするが、
宥めるのはローザに任せて椅子に座りなおした。
エルザが広間に姿を見せたのを視界におさめたなら、
無意識に視線を逸らし、シュークリームを口に放り込んだ]
―広間―
[ユリアンが一瞬だけこちらを見た気がした。
けれどいつもと変わらない。
そう、変わらないようにしなければいけないのだった]
…まずはお話し合いから?
お茶、淹れ直してきましょう。
[席につく前に自衛団からの伝達内容を聞けた。
人数も増えたことだしと、テーブルのカップを一度回収しようとした]
[ウェンデルのはじめの返答には頷いて、
続いた話には]
オトフたちには話したが、人狼に対抗する力っていうのがあるらしい。
俺も人から聞いた話だし、うろ覚えだけどな。
そいつらは人狼とセットみたいなものらしいから、うちらの中にいるのかもしれない。
それがあれば、なんとかなるかもしれないな。
[曖昧な記憶の中のことをそう伝えながら]
その話が全部本当ならだが、人狼がいるっていうなら別にいても不思議はないかもな。
[エルザが来たのはそんな話をしてる途中だっただろうか。
その姿に気付くとよぉと手を上げて軽く挨拶をした。]
─広間─
[毛布の中で、片方の手を顔の前へと持って来る。それはついさっきまでフォルカーに握られていた手。何かを確認するかのよに何度か開閉した]
[ぼんやりとした意識は周囲をきちんと把握することは出来ず。確認出来たのは未だ膝の上に居た猫の存在だけだった。視線が猫へと落ちる]
なすべきことを…かぁ。
フォルカーの事を信じてるんだか、無責任な放任主義か迷うところだなぁ。
[相変わらず、思った事を推敲せずに口に出す21歳。
フォルカーをもふって落ち着いてきたら、そろそろ解放するだろう]
―二階・個室―
『見出すもの』…お前が?
[僅かに目が見開かれる]
なるほど。
まるっきり、御伽話と一緒ッてワケか。
…『魂を視る者』もいるらしいし、な。
[顰めた眉は更にきつくなる。
声は何処か皮肉気だった]
それで、その結果ッてのは。
―広間―
お嬢、起きたか?
腹、減ってないか?
だいじょうぶか?
[目を覚ましたイレーネに気がついて、声をかける。
いつもどおりの口調を、と努めたがどこか気遣うような響きは否めない]
―広間―
[挨拶してくれたエーリッヒに微笑む。
こんな時でも微笑んでしまうことができた。
いつもと変わらぬように。変わらなさすぎるとは思い至らない]
対抗する力…。
それがあれば見つけられるのかしら。
[カップがあるのはハインリヒたちの近くだろうか。
視線を逸らされているとも知らず、近寄って手を伸ばす]
[イレーネが目を覚ましたのに気づけば]
おはよ、イレーネ。
甘いシュークリームかシフォンケーキはどう?
ホットミルクもあるよー?
[向ける笑顔と口調は、すっかりといつも通り]
うん。じゃあ俺もお願い。エルザ
[お茶についても、ウェンデルへの説明は相変わらずの任せっぷり。動かないのかいとかも相変わらずだろう]
そういやそうだよな。セットでなら、そういう存在の力を借りるしかないわけか
[エーリッヒの言葉に考え込むようにぅーんと声を上げつつ、イレーネが起きたというのに視線を向けた]
─広間─
[呼ばれたと言う認識は出来たのか、ゆる、と顔がハインリヒへと向く。声は発さずに、頭がかく、と垂れたが、どちらの質問についての頷きなのか分からぬよな仕草]
[散々もふられたあとに解放されて、胸に手を置いて、数度、大きく息を吸って吐いて、を繰り返した]
……どちらも、違う、と思います。
[ローザへの返答をする際は、少しばかり物憂げになる]
そういう、役目……………だから、
――……村の、長たるものとして、は。
[後の台詞は、付け足しのようだった。
嘘でもないが、まるきり真実でもない、というような]
人狼、……を、見つけ、ないと。
[そう口にすると、苦しさが和らいだ気がした]
―広間―
[紅茶を、と伸ばした手が誰かの手とぶつかりそうになった。
見上げればエルザがいて、困ったように手を引いた]
あ、エル…エリザベート。
片付けるのか?
[皆が呼ぶのと同じようには呼ばず、どこかぎこちなく問いかけた]
[紅茶を一口飲もうと手を伸ばしたところで、周囲の人の、あるいは猫の鳴き声に幼なじみが目を覚ましたことを知り、振り返る]
……レーネ、……………まだ寝てる?
[ハインリヒへの反応と思わしき頭の動きに、疑問混じりの声。
傍に寄って、顔を覗き込もうと]
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