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ああ、そうか手紙だすのにもあいつら仲介しないといけないのか。
[ウェンデルの答えに納得いったようにし、
ライヒアルトの答えには]
外の空気には同意だな。
散歩くらならうるさくいわれることもないだろうしな。
散歩まで制限されるようでは、やりきれんぞ……。
[は、とため息を一つつき]
もっとも、監視はしっかりされているだろうがな。
散歩に託けて逃げないように、と。
…確かに、気分転換は必要ですね。
今の時間なら、禁止まではされないでしょう。
[同意を示しながらも緊張が解けないのは、疑念の相手と、長年会っていなかった人物である所為]
[ライヒアルトの台詞を肯定するように、ざくりと雪を踏む音がした。
視線を向けた先には、自衛団員の姿]
ああ、それで…
[さっきは団長とかけあってたのか?と軽い冗談話のつもりで続けようとして、
ウェンデルの存在とさきほどのライヒアルトに思うところがあり、
一瞬の間をおいて]
どうだ?
少しは気分ははれたか?
[一瞬の間にライヒアルトは気づくであろうか?]
[雪を踏む音に、つられるように視線をそちらへと向ける。
そこに立つのは、自衛団員。
向けられる視線には、様々な感情が込められているようで]
……やれ、やれ。
職務忠実なのはいい事だが……。
やりきれんな、これは。
[疑念や不信を向けられるのには、ある意味では慣れているが。
さすがに、辛い]
[そこに佇む者達の反応に、思うことはあろうが何かしら言葉を発することなく、団員はまっすぐにウェンデルに向かって来て、封筒を差し出した。
表面に視線を走らせる。見知った字に、名前]
……ありがとうございます。
[感謝を述べて、受け取った]
神父さまに、宜しくお伝え下さい。
[開封はせぬまま、踵を返す団員の背に投げかけ]
そう、ですね。
私の目的も達せられましたから。
何より、冷える。
[二者に振り向いて、言った。
両の手で、封筒をしっかと握る。手紙だけではない、けれど硬くもない厚み。白い包帯に残された、くすんだ赤から視線を外した]
[掛けられた言葉の、僅かな空白。
暗き翠は微かに細められる]
……ああ。
完全には、無理、だがな。
[静かな答え。いつから、どれだけ聞いていたのか。
今問うべきではない、と理解しつつも疑問は尽きず]
……ああ。
長く外にいて、病人を増やしても仕方ない。
[ひとまず、提案には同意を示した]
まったくだな。
医者の不養生は、洒落にならん。
[マテウスの言葉に頷いて、中へと足を向ける。
吹き抜ける風に、コートの黒がふわり、翻った]
…。
[視界を覆うような、黒]
[広間へと入ると、ライヒアルトからは少し離れた位置に佇み]
貴方は、何故、そのような格好を?
[かねてからの疑問を口にする。
封筒はまだ、開かず手の内]
[中に入ると、抱えていた猫がなぁ、と鳴きつつ見上げてくる。
言わんとするところはわかるから、腕を緩めて解放し。
暖炉前へと駆ける様子を横目に、コートを脱いで椅子の背にかけた]
……ああ。
以前は、関わりがあったからな。
その、名残みたいなもんだ。
[投げられた問いに、返すのは端的な答え]
以前は。
まだ主を思う心を、お持ちであるがゆえに?
[ろくに防寒対策もせずに外に出たため、短時間とはいえ心底冷えている。
暖炉前へと足を向けると、猫がその横を通り抜けていった]
……すみません、お願いします。
ものは、お任せします。
[戻ってくるなり厨房へと向かうマテウスには、そう頼んだ]
……っ……。
[向けられた問い。
一瞬、言葉に詰まる。
教会とは袂を分かちはした。
けれど、幼い頃から積み重ねてきたものは、消えたとは言い切れず]
……そう、思ってもらっても。
構いは、しない。
…。
中途半端、ですね。
[曖昧な答えに、呟く。
非難するのではなく、ただの感想だ]
[暖炉の傍に腰を落ち着け、封筒に手をかけた。
紙が寄る音がする。
足元では、猫が暖を求めていた]
……なんとでも。
[呟きに返すのは、短い言葉。
半端である、という事実は、誰よりも自分がよく知っているから。
猫は頭上の動きに気づいたか。
気だるげな様子で尾を揺らしつつ、見上げる仕種]
[背中越しに厨房のなかで二人の会話を途切れ途切れに聞きながら紅茶の用意をして、
ポットにカップを三つ用意しテーブルの上においてそれぞれのカップに紅茶を入れていく]
まぁ、人それぞれ過去の事情はいろいろあるだろう。
[ぽんっとウェンデルの頭を撫でると]
ウェンデルだってそうだろう?
[続く言葉を知るのは、ウェンデルのみだ。
大きめの封筒の内から出てきたのは、手紙と、白の手袋]
マテウスさんも、ですか。
[視線を落としたまま、ぽつ、と返す。
先の言葉に対する謝罪も、撫でられたことに対する反応も、ない]
[広間に戻って来たマテウスの言葉には、何も言わなかった。
それ以前に、彼とは話し難い、というのもあるのだが。
揺ぎ無い信仰を抱え、神に仕える事を己が意義とすら感じていた頃。
人狼と呼ばれるものに接する以前を知る者。
……今ひとつ、やり難いものは、ある]
[沈黙が落ちる。
猫の鳴き声。
爆ぜる薪の音。
指と紙が触れ合い、立つ音。
大気は暖かいのに、冷たい。]
聞かなければ解らないんです。
そこまで私は、賢くはない。愚かだ。
[手紙は開けずにいる]
俺も、昔のままとはいかないさ。
[頭を撫でるままに]
でも、俺は俺だ。
それだけはかわらない。
そしてウェンデルは俺にとってウェンデルのままだ。
[二人に笑いかけて]
なんだよ二人とも暗いぞ。
……別に。
俺は、いつもこんな調子だが。
[暗い、と言われ、ぼそりと返す。
それでも、常よりは沈みがちである、と。
ころん、と転がり物言いたげな視線を向ける猫の様子がひっそりと物語っていた]
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