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―西殿―
……なるほどね。よかったわ、ある意味。
もっと解析進めてたら、思いっきり干渉してみようと思ってたから。
[苦笑のような笑みを浮かべた。
その表情を見て、どこか情けなさそうに感じる者も、いるかもしれない]
そうなると、結界に関しては役立たずになっちゃうわね。
他に何か出来ること、探さないと。
[ほぅと息を零して]
ありがとう、ユディ。話の腰を折っちゃって、ごめんなさいね?
そして、話を戻しますが。
[そう言うと、眼を閉じひとつ息を吐いた後、ゆっくりと眼を開ける。]
……天秤を揺らすモノ。
あるいは監視者。あるいは世界を見つめるもの。あるいは揺らすことによる安定を引き起こすもの。
そして、『撹拌者』、『促進者』とも呼ばれる存在。
いえ、もしかしたら存在というよりは集団的無意識や超自然現象と呼ぶ方が正確かもしれません。
[無言で立ち上がり、ブリジットの横までゆっくりと歩いた。
そして彼女の肩に、ぽん、と。
軽く、優しく、色々籠めて、手を置いた。]
[ゆらすものについては知っていたが、
最後の方は、ただ聞いて。]
集団的意識や、超自然現象?
それが、ゆらすものの正体ですか?
[もそもそと立ち上がる。
それから、あたりを見回す。相変わらず人はいない]
…そういえば。
[自分ぐらいの小さい竜はどこにいるのだろう。
素朴な疑問、漠然とした興味]
…し、心配してるとかじゃないんだからなッ。
[誰に弁解してるのかはさておき、大きな独り言をひとつ。
足は、東殿の中を歩き回るために中庭から回廊へと向かう]
曰く、一般的な倫理観・善悪観など持たず。
曰く、均衡や安定、あるいは停滞を厭い。
曰く、古に伝えられる創世者と終世者の遭遇の発生を回避するべく、均衡を揺るがして促進を導こうとする者。
ともあれ、このタイミングで発生した混沌のカケラ。
1つや2つが辺境の何処かで現れるのであれば兎も角、おそらくこの様子だと竜卿全土に出ているでしょうね。
[そう言って、珍しく苛立たしげに爪を噛んでいる。]
…ゆらす、もの。
集団的無意識や超自然現象…
つまり…意識を持ち、善悪できっちりと分けられる「何者か」という言葉は当てはまらない、かもしれないという事でしょうか。
[ユーディットの言葉に、顰められた眉。
どうやら自分の求める「白か黒」という話にはならないような気がして、少しだけパリと静電気の音がした。]
…ふむ。
推測は確信へと相成ったか。
[ユーディットの言葉に小さく呟く。オトフリートの視線に気付くと]
残念ながら儂は「揺らすもの」についての智は持ち合わせておらんのじゃ。
図書館にも、それについての記述が無い。
これらについて記されているとすれば、竜皇殿の書庫もしくは『心の書』くらいじゃろう。
古代種の者であれば、その身に「揺らすもの」の智を宿しているやもしれんがの。
[目の前のユーディットのように、と視線をユーディットへと戻す]
[ユーディットの言葉を聞くと、目を細めて]
あなたが口にされるということは、それは高確率で事実である、ということですね。
[これまでのような憶測ではなさそうだ、と確認して、無意識に手袋を嵌めた左の腕を撫でた]
そうですよね。
すみません。確かおっしゃっていたのに……
[色々とあって、記憶はどうも軽くこんがらがっているようだ。
それからユーディットを見る。]
しかし、そうなりますと……。
原因の存在がわかっても、手詰まりですね。
[オトフリートたちの言葉に軽く首を振ると]
いえ、集団無意識や超自然現象というのはあくまで私の推論です。
ただ、個人・団体という規範からは大きく逸脱しているのは事実でしょう。
私とて、全知ではありません。
まだまだ知らないことは尽きません。
[最後の言葉は僅かに自嘲気味。]
すでに揺らされた者がいるんじゃないかって話に……て、ダーヴ!
なんで、こんなとこに出て来てるの?!
[今頃になって、焔竜の存在に気付いて、びしい!・・・人を指差すのはやめましょう・・・]
あなたも知らぬことですか
[ユーディットの答えに、眉を寄せる。]
……書庫を漁っても、無駄なのでしょうね。
[と、呟いたところでエーリッヒの元気な声が届いた。
元気だなと、思わず微笑み。]
[基本、考えるのは周りに投げる性質であるため、話は聞くだけで口を挟みはせず。
考えていたのは、自分が感知している事と、「揺らすもの」の関わり]
……んー……。
[銀のロッドを背に戻し、再び視線は結界へと向き。
近づいて、ぺたぺた触ってみたりするが、感じるのは違和感と不快感ばかり]
[そして、新たなオトフリートの言葉には強く首を横に振り、]
いいえ。集団無意識といえども、『世界の意思』というものには直接手を出すことは出来ません。
精々が、いくつかの種を投じ、その作用によって『世界の意思』をそうあれかしと変じさせていく。
ですので、今回の件に関しては、その種を見つけ出すことが出来れば。
…や、うん。
お腹空いたなーって思って出てきたら、なんか物騒な物音がすっからさ。
[びしぃと指差されて、思わずその指にこっちも指を伸ばしてみたり。]
まぁ、十分寝たし平気だって。
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