情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
[続けて口にいれようとしたスプーンを止めた]
…………アーベル君。
ひどいですよ
そんなにからかわなくても良いじゃないですか
[ぢとり]
[恨めしそうに見るものの、また腹の虫が騒ぎそうで食事を再開する]
アーくんに言われると、
素直に受け取れないのは、なんでだろうね?
[説教染みた言葉に、真っ直ぐと視線を返した。
多分、というか間違いなく、お互い様な部分があるからだが]
……でも、苦いのは勘弁。
良薬口に苦しと言うけれど、
僕は効かなくても、甘いほうがいい。
[申し訳ないと思いながらもやはり空腹には勝てず、
目の前のスープに手を着けて]
あ、おいしい。
[自然と表情が緩む。
ブリジットか少し考えたような様子で返すと、少しだけ首を傾げる]
そうなの?でも、きっと好きな人ができたら変わると思うわ。
[自分はそういう幸せをなくしてしまったけれど、
とは、心の中でだけ呟き、微笑む]
[ブリジットの困ったような様子に、笑みで返しつつ、椅子の一つに腰掛ける。
カラスはふわり、その肩に。
自分の分を時折わけてやりつつ、食事を始めて]
……お前の場合、もう少し外に慣れればいいだけだと思うんだけど。
可愛げあるんだし。
[ナターリエへと返された言葉に、ぽつり、こんな突っ込みを入れていた。
多分、他意は一切ない]
[何となしに会話を聞いていると、自然視線はユリアンの手にいって。]
霜焼けとかにはなってない?薬が必要ならあるけど。
[真っ赤な手を見ながら尋ねた。]
持っていないの?
[ユリアンの小声には目を瞬かせて、暫し逡巡。
やおら立ち上がって]
私もちょっと部屋に。
戻ってきたらいただきます。
[ブリジットには小さくごめんね、と声を掛ける。
どちらにしろ、もし熱かったら食べれないというのもあるが]
[クレメンスの言葉に、小さく頷く]
そうですね。
おかげで体は温まりますし、満たされますし……。
[そう言いながら今度はパンを一口サイズに千切って口に入れた。
作りが丁寧なのか、しっかりとした小麦の味が口の中に広がった。
と、その時...の考え込んで暗くなってしまった雰囲気を汲み取ってくれたのか、ユリアンの遠慮気味に感じられる挨拶に、小さく会釈した]
初めまして。ミハエルと言います。村ではなく領主様のいる町から来ました。
[それでもしっかりと挨拶を返した]
予算にうるさい、ですか……。
ではやはりわたくしはお料理に手は出さない方がいいですね…。
[アーベルがクレメンスに言うのを聞いて、ぽつりと]
[ユリアンの赤くなった手に目を向け、心配そうに]
ユリアンさんは、細かい作業をなさるのよね?
霜焼けや皸とかになったら辛いんじゃないかしら?
[同じように心配する言葉を掛けるブリジットに同意しながら]
いや、結構冗談になってないとこもあるし?
[恨めしそうなクレメンスにはどこまでもさらりと。
ユリアンからの返答には、軽く、首を傾げて]
そんなん、俺が知るか。
[きぱり、こう返した]
というか、苦いの甘いの以前に、薬が必要な状態になるなっての。
にしてもお前、ほんとに、お子様味覚だな……。
[食卓につく][スープとミートローフを口にしている]
[クレメンスの言葉に]
そうなんですか。アーベル君をお誘い・・・。
アーベル君ってどこでお料理習ったのかしら。
[ブリジットの言葉が聞こえてくる]
[ずっと一人のまま・・・][それは寂しいことだと思う]
[アーベルとブリジットの会話に耳を傾け]
[マテウスが何か手伝うことを聞いてくれば]
ここに座って料理を美味しく食べることかしらね。
[食事を促した]
ユリアン=ラックスです、
どうぞ、お見知りおきを。
[見た目通りというか、ミハエルの丁寧な名乗りに、こちらも改まって答えるのだが――周囲の声が、それを台無しにする。いや、自業自得なのだけれど。
ブリジットや、ナターリエにまで目を付けられては、降参するしかない]
……気をつけます。
薬は大丈夫。
昨日も貰ったんだから、悪いって。
[別の用途ではあるけれど、薬草だって、簡単に手に入るものではないだろう]
[ユリアンとイレーネの薬に関する話に微笑み]
今なら苦い薬もオブラートという砂糖から作られた薄い膜に包んで飲む方法もありますよ。
[と、仕事柄知っていた話を二人に教えた]
アーくんのいけず。
[素っ気ない返答に、口を尖らせる]
えー。
甘いのが好きなのは、自然なことだって。
苦いのが好きって、それ、マゾっぽいじゃないか。
[ブリジットやイレーネの同意を受け、ほら見ろ、と視線だけで指し示した]
[クレメンスに良い子と言われれば嬉しそうに。]
[だがお嫁にと言われても、誰かに嫁ぐような自分が想像できず。]
[不思議そうな、困ったような、そんな表情を向ける。]
[将来のこと、など今まで考えた事もなかった。]
[その事に今更気づく。]
[それが良い事なのか悪い事なのか。恐らくは後者だろうとは思うが。]
[その理由を考えようとして…ミハエルの声に思考は止まる。]
[聞こえれば笑顔を返し。]
そう言ってもらえると嬉しいです。
まだあるから、どうぞ。
[彼の内にある不安や、無力感には気づけずに。]
[自分の内に気づいた小さなひっかかりにも気づかないままに。]
―2F:客室―
[乱雑に置かれた荷物の中。女は粘土を捏ねる手をしばし休めて、湿らせておいた布巾をかける]
あぁ。おなかへったな。
何かあるかしら。
[私室の扉をあけ、凝り固まった肩をこきこきと鳴らしながら階下への階段を下りた。くん、と息をすいこめば、おいしそうな香りが鼻腔をくすぐって。]
これは……鮭のムニエルに違いないわ。
[確信と共にそう呟いた]
[料理をおいしく食べること。とノーラに言われ、既に準備もされている状況とあわせて]
そうさせて…もらうか
[半ば降参といいたげにしながらも促されるままに食事を初め、まずミートローフに口にして]
……上手いな…
[ぽつりと感想をもらす]
[ナターリエの呟きは、周囲の会話に紛れて聞こえなかったらしい。
ただ、カラスは怪訝そうに首を傾げていたけれど]
いけずってなんだよ。
むしろ、そんなん俺に聞くなっての。
[口を尖らすユリアンには、素でこう返して]
……いや、そういう問題じゃないだろうが。
苦いの好きなだけでマゾっぽいとか、それいくらなんでも無茶だろ。
……折角なのでスープの御代わり、頂いてよろしいですか?
[さっきまで陰鬱としていたが、食事をしているだけそんな気持ちが氷塊していくのがわかる。
だから、御代わりをお願いする時、彼は普段通りの笑顔を浮べられていた]
―広間―
[にこりと笑って皆が料理を口に運ぶところに顔を出す。
スープ皿ではなく、平皿の用意をしようと食器棚に向かいながら]
いいにおいだね。
あたしにも鮭のムニエルをもらえないかな?
オブラート。
それがあれば苦くなくなるんですか…?
[ミハエルの言葉に砂糖でくるんだものを想像した。
期待に少し胸が膨らんだ]
紅茶とかは多少苦くても大丈夫だけれど。
[ユリアンに頷いて。
薬の苦いのは大嫌いだ。それが避けられないなら特に]
[ユリアンとアーベルの会話にくすくすと]
中がよろしいのね、みなさん。
…苦味のよさがわかると大人なんだそうですよ?
でも、お薬の苦さはまた別ですわね。
[わたくしも苦手です、と告白して]
[ナターリエにも頷いて]
…あ。急いで取ってくる。
先生、こんばんは。
[途中でアマンダに気がつくと小さく挨拶をして。
そのままパタパタと二階へ上がっていった]
[食事をしながら][薬の話を聞いている]
お薬はもともと苦いものなの。
お薬が甘かったり美味しかったら、患者さんや子供は、また病気になって美味しいお薬が欲しいって思っちゃうでしょう?
だから患者さんには、もう病気になって苦いお薬を飲むのは嫌って思わせないといけないの。
苦いお薬には、薬屋さんの愛がこもってるのよ。
[オブラートについては初めて聞いた][そんなものもあるのね、と驚いた]
へえ。
そんなものも、あるんですね。
[ミハエルの補足に、驚きを含んだ声を返す。
……けれど、液体も包めるのだろうか。幾らなんでも、無理だとは思ったが]
いけずって、意地の悪いひとを指すんだよ?
[知らないの?というように、アーベルを見上げた。
相変わらず暖炉の前から動いていないから、自然、そういう形になる]
アーくんに聞かなかったら、誰に聞くのさ。
それに、そういう問題じゃないのなら、どういう問題さ。
[わざと子供っぽい言い回しで、問いを連ねる]
無茶でもないと思うけれどな。
[シスターの声には嬉しそうに笑み。ありがとうございますと返す。]
[料理を褒められるのは嬉しい事だなぁと、改めてしみじみ思い。]
すきなひと…。
[こちらも空いた席に座ってパンとスープを取り口に運びながら。]
すきなひとって、どういう人なんだろう。
[ぽつりと呟いた。単純に分かっていない。]
[大雑把に好きか嫌いかを尋ねられれば。][この場にいる人は少なくとも嫌いな人ではない。]
[それくらいに自分の中で分け方は曖昧で。][むしろ未知の領域で。]
[アベルの言葉にも、無言。]
[限られた人との交流しかしない人生だったので、外に慣れていない事は否定できず。]
[そも、それ以前に…と、考えかけたが。]
[お腹がすいたのでとりあえずパンを齧った。][思考は再び藪の中。]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新