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怯えてた……?
よっぽどだね、それじゃ。
[大の男が怯えていた、と聞かされれば、余程の事があったのだろう、というのは想像に難くなく。
同時に、村で何かあったのだろうか、という不安も感じながら]
何があったのか、本人が気がついてから、聞ければいいんだけど、ね。
[ため息混じりに呟いて、ミルクを味わい]
―一階・廊下―
[ 風呂から上がれば取り敢えずは広間向かおうと、静けさを取り戻した廊下を歩む。濡れた前髪は重みを増して額に張り付き、水滴が一雫、零れ落ちた。]
あー……、面倒臭い。
[ 呟き、肩に掛けた白いタオルでガシガシと乱暴に頭を拭く。]
[そういえば、と男性のほうに近寄る少女のほうへと目を移し]
そちらの方は…
お客様、ですか?
[カップを両手で包み込みながら、尋ねる]
[どうやら食事を抜いていたらしいメイに、ビスケットか何かも持ってくればよかったと思うも、何処に何があるかなんて知らなくて。いや、それ以上に、勝手に持ち出せなかっただけなのだけれど。
赤毛の少女のお礼には、年が変わらなさそうなのもあって、ちょっとぶっきらぼうな言葉を返す。]
ううん、これくらい…たいしたことないから。
[それでも少し照れくさいのか、カップを覗き込むように俯いて。]
[広間へ入ると、アーヴァインの姿はなく。
変わりに年端の変わらない少女と少年、そして僅かに上であろう少女達と、横たわる青年の姿が視界を染める]
こんばんは…。
お邪魔しても宜しいかしら…。
[ドア口に佇み、そっと中を窺いながら声を掛けた。]
このようなものが何故ここにあるのかは、いずれ話す機会もあるでしょう。
そのうちアーヴァインさんから話があるかもしれませんが、ね。
[くるくると鍵を手の中で弄ぶ。]
ああ、それから。
疑問に思ってるでしょうから答えておきますね。
それ、アーヴァインさんの収集品ではないですよ。
『元からここにあったもの』ですから。
[意味深な笑み。]
ああ、そうみたい。
アーヴァインさんに、会いに来たんだって。
[ネリーの疑問に答えつつ、ふと、入り口からの声を耳に止め]
やあ、こんばんわ。
そんなとこにいないで、入ってきたら?
[中を伺う少女に、微笑みかけて]
[メイの言葉に頷いて、ちらりと男性のほうを見遣る。未だ目覚める様子はない]
そうですね…
無理に聞き出す訳にも参りませんし、早く落ち着かれると良いのですけれど…
[だがそれにはかなりの時間を要するかもしれないと、一方で思う。
扉の外から声が聞こえ、其方を見る。昨日見かけた金髪の少女がいた。
会釈をし、どうぞ、と声を掛けた]
[カップを手にしたネリーの言葉に、怪我人の怯えていた様子を思い出して再び気が重くなる。]
『みんな…大丈夫かなぁ…』
[しかし、話を聞けるかもというメイの言葉に、何もわからないまま一晩まんじりとせずにすむかもと、少し期待が膨らむ。]
………早く、目が覚めてくれたらいいなぁ…。
[心配よりもやや利己的な思いが強いものの、その言葉には嘘がなく。溜息を飲み込むように、ミルクを飲み干した。]
[使用人の少女の声に、館に来た目的を思い出し、顔を引き締めた。]
ええ。アーヴァインさんに会いたくて、ここに来たの。
先に手紙を出してもらったんだけど、私が来ることって誰も知らなかったみたいね……。
アーヴァインさんには今、会える?
[もう夜も遅い時間に、不躾だとは知っていた。
それでも口にしたのは得体の知れない不安と、焦りがあったからだ。]
[どこか陰ったようなトビーの様子に、ふと眉を寄せる。
何かしら不安を抱えていると察する事ができたのは、自分も似たような状態だからだろうか]
……そんなに、不安になるんじゃないの。
しっかりしなきゃ、男の子っ。
[からかうように言いつつ、ぽん、と頭に手を置いて]
[また、新しい人間だ。
同じくらいの年頃の少女を、不躾にならない程度に観察する。
どうやらここには最初思っていたよりも多くの人間がいるらしい。
こんな大きな館だ。不思議ではないけれど、それが、自分と同じ年頃の少女が二人と、怪我人が一人だと、なんだか違和感を感じてしまうのは何故だろう。]
―… → 広間―
[ 広間の近くまで辿り着いて中を見遣れば、怪我人騒ぎの時とは一変したメンバーの上、見慣れぬ顔が増えている。ちらと運ばれた男を見て息を吐くも、次の瞬間には何時もの人の良さそうな微笑を浮かべ、入り口に佇む少女へと声を掛ける。]
今晩和。
そんなところに居たら冷えるし、中に入った方がいいと思うけど。
…元からここに…。
[ドアから離れ、鍵がかけられるのを待つ。]
先日の、ですか?
…姉の蔵書から調べようとしたんですが…
あれ?あの本…何処へ置いたんだっけ…。
[新たに広間へ現れた年端の代わらぬ少女に、目を丸くする。
赤毛の少女も、金髪の少女も、彼は知らなかった。
蒼髪の青年も、茶髪の青年も、彼は知らなかった。
辛うじて、コーネリアスさんの事は、鈍い痛みと共に思い出したけれど。
――いったい、どうしてこんなに人が集まっているのだろう?]
…っ!
あ、うん、はい…そうだよね。
[ぽんと頭に乗せられた温かな手とからかいを含んだ声に、日常を感じて笑みが浮かぶ。次いで、余計な記憶も思い出す。]
あーっ、そうだ! 酷いじゃないですか昨夜騙してっ!
ボク本当に怖かったんですからね!
[怪我人を起こさぬよう、客人の少女たちに聞かれぬよう、小声で猛抗議。]
―広間―
[暫し傷ついた男の様子を眺めていたが、深く眠った様子に一つ息を吐いて]
眠る事は良い事だ。
何よりも体力の回復に繋がるから。
後は、食べられるようなら何か口にしてもらえると良いんだけどね。
[そう言って。
見ず知らずの者にこうも気にかけてとも思うが、これは性分。
そしてふと目をやればいつの間にやら人が集まっていて、それに気付かぬほどに怪我人が心配なのかと自問して]
おや、いつの間にか人が増えたみたいだね。
[そういって笑いかける]
[少女の言葉に相槌を打つように頷き返す。
今会えるか、という問いには難しい顔をし、上を見上げた]
今…ですか…
[この館の主人は今日はまだ姿を見ないかの女性と共にいるのかもしれず、少しだけ言い澱んだ]
今日はお客様が多いもので、少々お待ちいただけるとありがたいのですけれど…
……お急ぎ、でしょうか?
[二人の少女から声を掛けられれば、僅かにはにかみながら静かにドアを開け、中に入る。
その仕草は、周りから見ればやはり本来の歳相応ではなく、幼く見えるのだろう。]
[しかし少女はそんな事を気にも留めず、金糸を僅かに漂わせながら小さく会釈をして、薄紅色の唇を僅かに開き――]
皆さんも…ここにお泊りの方ですか?
私も、昨日からお世話になっています、ウェンディと申します。僅かな時間ですが、よろしくお願いいたします。
[当たり障りの無い挨拶を述べる。
途中、ツインテールの少女の視線を僅かに感じたが、さして気にも留めず微笑を向ける。それは旅の途中で得た処世術なのかも知れない。]
[浮かんだ笑みにこちらも笑みで返し。
それから、小声の抗議にわざときょとん、とした表情でまばたいて見せ]
えー、騙してなんてないよお?
幽霊と勘違いしたのはトビーくんだし。
コーネリアスさんが優しいのはほんとだし。
[少なくとも、嘘は言ってないよー、と。
平然として言いつつ、くす、と笑んで]
…ほんと、何処へ置いたものやら…。
癖なんですよねぇ、持ち出したものを何かの拍子に置き忘れるのが。
…姉にも、よく怒られたものです。
[やや寂しげに笑いつつ。]
戻りましょう。先ほどの方の様子も気になりますし。
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