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……そりゃ、まあ。
ある意味じゃ、原因なわけだし。
[ 寝転がった侭、眼差しを横に向ける。
見えた姿に、ほんの僅か首を傾けて ]
拗ねてんの?
あ、そ。
[表情は、少し不機嫌そうで。
こちらを見る様子に、視線をそちらからそらして]
べつに。拗ねてない。
[ぼそ、と小さくつぶやくも、やはり声は不機嫌なまま]
じゃあ、いじけてんだな。
[ さて、何処が違うのか。決め付け。
タオルを額から頭の上へと移動させて、
左手を突き、身を起こす ]
知らなくても良い事だと思ったし。
……いじけてもない。
[起き上がる様子を横目に、ふてくされたように呟く。
勝手に出ていたらしい結論に、ため息一つ]
…お前は、いつでも事後報告だな。
[腹が立つ、とばかりに機嫌悪そうに]
……さぁな。
[悠悟の方を見ないままぼそりと。
今更そんな話をしても後の祭だとばかりに。
こちらを見る視線に、思わず不機嫌そうな視線をそのまま向けて]
[ なんとなく。
手を伸ばして、届かない距離で、指を弾いた。
エアーでこぴん。]
俺が苛めっ子みてーじゃん。
[ はふ。ある意味、間違ってはいないが。
タオルがずれて、視界を覆った。
直すのも面倒で、その侭にしておく ]
……悪ぃーけど。
まだ戻ってねーし、戻れるかは、わかんね。
!
[ぴん、と目の前で指をはじかれれば少しぐらいは驚いただろうか]
…自覚はないわけか。
[やや呆れたような様子で見たけれど。
続いた言葉に、視線を再びそらして、ため息一つ]
…そうかよ。
めんどくさいやつ。
[拍子抜けというわけではなかったが、ただこぼれたため息を隠すことは*なかった*]
……苛められるようなタマでしたっけ。
[ 濡れた布の向こうに表情を隠した侭、言って ]
ん、――ゴメン。
[ 短く、けれど、ようやっと謝罪を*口にした* ]
[苦笑いで誤魔化しているとギュッと抱きしめられる。
何が起きたか分からず呆然としていると]
「ゴメンナサイ。妾のために、ゴメンナサイ」
[その言葉にクスッと笑うと、こちらからも手を回し、Qちゃんの頭を撫でてあげる。]
キューちゃんが謝るコトはないんだよ。ワタシもヒサタカもやりたいからやったんダカラ
…………まあ、ヒサタカがああなったのは不幸な事故だけど。あれも呑まれたヒサタカが悪いんだから。
[本人がいないことで言いたい放題。しかし、頭を撫でられつつもQちゃんは俯いたまま。]
「………………」
…………キュー、ちゃん?
[不安を感じた彼女は声をかける。]
「やはり……妾はここにいるべき存在ではないんだね」
…………えっ?
[突然の呟きに覗き込むと、その顔は思い詰めたもので。]
「さよなら……妾はもう満足。だって二人と、あとサキも妾に優しくしてくれたから」
何……言ってるの? だって、キューちゃんこれからワタシとヒサタカと一緒に……
[彼女の言葉にQちゃんはフルフルと首を横に振ると]
「妾もヒサタカのことと、それと……マリーのことも好き。だけど、だから……」
[泣き笑いを浮かべて、そう呟くQちゃんの身体がボウッと淡い光に包まれる。]
……何勝手なこと言ってるの!? だってキューちゃん居なくなったらヒサタカ悲しむよ。泣いちゃうよ!!
[張り裂けんばかりの声でそう言う彼女の視界も涙で歪んでいて、Qちゃんの顔もボンヤリとしか分からない。
喚き散らす彼女の頬に、スッと子供特有の体温の高い小さな手のひらが触れる。
涙を拭ってQちゃんの顔を見ようとするが]
「ごめんなさい……そして、ありがとう。短い間だったけど幸せだったよってヒサタカにも伝えておいて」
[涙を拭って、そこに居るはずのQちゃんを見たときには既にそこには誰も居ない。
その代わりに転がっていたのは小さな瑠璃色の石。]
…………キューちゃん。キューちゃーん!!
[その石を拾い上げ、ギュッと胸に抱きしめる。なんとなく分かるのだ。この石がキューちゃんだ、って。]
[そして、今、病院のベッドの上に彼女は居た。
ぼーっと外を眺めていると、廊下の方からドタドタドタと駆けてくる音。それに気づくと、扉の方を見て苦笑い。
間もなく、部屋に飛び込んできたのはスーツに身を包んだヒサタカ。肩で息をしているヒサタカにクスクスと屈託ない笑みを浮かべ]
よかったの? 仕事抜け出してきて。
[そう言うと、ぜぇぜぇ息をしながら彼は言う。]
「仕事なんかどうでもいい。だって一大事だろう」
「それに約束したしな。……子供が生まれたら地球の裏側からでも駆けつけるって」
[そう言って、ヒサタカの小指を立てて出した左手の薬指には銀色のリング。
そう、あれから数年。マリーとヒサタカは結婚し、この度子を授かったのだ。
ヒサタカはキョロキョロと部屋を見渡し]
「……それで、子供は?」
[その言葉ににっこりと笑うと手招き。そして、その笑顔にはほんの少しの悪戯心。
それを知った時彼女はたいそう驚いた。きっとヒサタカも驚くだろう。]
[ヒサタカを手招き、傍らに置かれた赤ん坊用のベッドへ。
そして、それを見てヒサタカが目を見開いて驚くのをクスクス楽しそうに眺める。
もしかしてと思い、わざと黙っていたのだ。驚いてくれないと困る。]
[ベッドの上。すやすやと寝息を立てる赤ん坊は『二人』。]
[『銀の産毛の女の子』と『黒い産毛の男の子』。]
[驚いてぽかーんと口を開けているヒサタカににっこりと笑うと]
実は、もう名前も決めてあるんだ。
『四三(よみ)』に『九尾(ここのお)』なんてどう?
[そう言った彼女の首元で、ネックレスに加工された瑠璃色の石が、キラッ☆と一瞬光を反射して*光った*。]
/*
それにしてもヒサタんとマリりんは凄い確定ロールの振り合いっぷりに最強バカップル思た。
や、幸せそうなんでええねんけど。
あ、バカップル呼びイヤやったんならゴメンな。
やけど、ニヨとは思えなかった=バカップル(既にニヨ越えてる)認識やってんなー。
/*
お、お待たせ
ありきたりだけど、俺はこういう終わり方が大大大好きなんだー
ちなみにこれ数年後じゃなくて最短で来年でもいいんじゃねとも思ったが、ヒサタカの名誉のために勘弁しといてやった
オレ、エライ
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