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[一口、というリディの言葉にそちらを見やり]
んー、じゃあ一口だけ、先になー。
あ、お返しはいい。
さっきのヴィントのヤツの返しってことにしとけ。
[言いつつ、ほら、と差し出して]
[小首を傾げたまま、少女は笑う、楽し気に、軽やかに]
それなら大丈夫、私は一人で焚き火を守って森の中で過ごしたこともあるもの。
ほら、こっちよミハエル。
[ひょい、と掲げられたランプを一つ手に取り、屋台から離れた暗がりの方へと少年の手を引いていく]
うん、あたしも楽しみ!
[ベアトリーチェの言葉に、相槌を打てば
何度も頷く様子にへらりと笑みを向けて。
と、ユリアンから差し出されたパフェと言葉に、
きらりと僅かに目の奥が光る]
……うっわ、マジで!?お返しもいいの?
わ、じゃあ遠慮なくいっただっきまーす♪
…あ、アーベルにぃも一口ちょーだい!
[付属のスプーンで一匙掬って、口へと運びながら
もう一人にもせびるのは忘れない。]
[手を引かれて、ぱた、ぱた、と歩く。
辺りに興味はあるけれど、視線は手を握り導くイレーネの髪を追っている。
はぐれてしまったのも、祭りに浮かれていたせいではなく。
賑やかなお祭り騒ぎは妖精郷でもあったけれど、屋敷しもべ妖精の身では楽しむことは出来なくて――慣れてなくて。…主を見失ってしまった。]
…ぁ。はい…。
その…訪問の約束があるのだと…聞きました。
[ふと、時間が気になり不安げに辺りを見回す。
はぐれてから、それなりの時間がたっている…大丈夫だろうかと、きゅ、と胸が締め付けられた。]
[結局うやむやになってしまった小銭に苦笑しつつ
バナナパフェを突つき始めたベアトリーチェの頭を撫で]
[リディに一口せがまれれば]
……ん?…あぁ
[と、言葉すくなに、キャラメルパフェを差し出す]
[少女の言葉を聞き…]
ぁ…訪問…の、約束…かぁ…
どちらさんの、お宅に?
[手を引っぱりつつ、視線は辺りを見回し…ミハエルの姿を探す]
もし、行く先にあるなら…先に、断っておいた方が良いかもね…
あちらさんでも、探してくれるかも、知れないし…
ああ、ヴィントもそれでお返しにって言ってるしな。
[嬉しげなリディに頷いて。
一口もって行かれたパフェを自分でも食べ始める。
肩の相棒がきゅーきゅーと騒げば、トッピングを取って齧らせて]
[きょとり。笑う少女の様子が、理解出来ない]
一人で? 焚き火を守る? ……森の、中?
[豪奢な屋敷で、使用人に囲まれた生活を送っている彼にとっては、想像も付かない。鸚鵡返しに、その単語を呟く]
……っと、僕は、まだ、行くとは……
[揺れるランプの光に気を取られ、言葉が最後まで紡げない]
[チョコパフェを一口、嬉しそうに頬張りながら、
ユリアンの言葉に、驚いたように相手の肩へと視線を移して]
…ありゃ?
あれは、あたしを覚えててくれてありがとっ!って意味のお礼だったのに、
さらに返されちゃった? えへへー、でも嬉しいっ♪
[ありがとーね、と小さく頭を撫でれば、
口の中に残るチョコを飲み込んで。
アーベルから差し出されたパフェをえい、と一突き。]
アーベルにぃも、イチゴ一口食べる?
花火は暗いところの方が綺麗に見えるし、ここなら、危なくないから、理想的なの。
[少女が少年を連れて来たのは、屋台の群れから少し離れた小さな井戸の傍。手慣れた様子で井戸から手桶に水を汲み、ランプの横に置くと、少女は花火を一本、少年に差し出した]
はい、どうぞ。最初の一本は、あなたに。
[焦げ茶色の瞳が一瞬うつしたのは、鮮やかな紅と金。
二人の、まだ大人とはいえない背丈の――]
ご主人様…!?
[思わず声を上げるのと、イレーナの訪問先についての問いかけの声と、どちらが先だったか。]
…あ。
[気付いた時には、ひかりの軌跡は消えていて。]
…
[微かに光が見えたような気がしたのだが…
少女の声に振り向き]
…ミハエル、さん…だった?
[行くなら、早い方が良い、と少女を見つめ]
ま、細かいことは気にすんなって。
[チョコの甘さに和みつつ、リディに返し。
撫でられた相棒は、嬉しそうにきゅうきゅうと。
何か平和だなあ、と思いつつ、*ふと空を見上げてぼんやりと*]
[リディが勢いよくキャラメルパフェにスプーンをつきたてるのに笑みつつ]
え…苺味のを…食べて良いのか?
[リディの言い出しに目を丸くしつつ
社交辞令とは思いつつも、生クリームにかかる赤い苺シロップは美味しそうで。
青年はその魅力に抵抗できず、リディに礼を言うと
慎重に苺自体はさけて一口分をスプーンですくう]
[聞き覚えのある声に、一瞬視線を余所へと向けるも、出所は解らずに]
[気付けば、人込みからは遠ざかった場所に連れて来られていた]
そういう問題ではなくて、だな。
[さくさくと準備を進めて行く少女には、何を言っても無駄なような気がして。手渡された花火を見詰め、むぅ、と小さく声を洩らす]
……少しだけ、だぞ。
[少女の勢いに負けたのか、好奇心に負けたのか]
[振り向いたイレーナに、揺れる瞳を向けて。]
…ご主人様かは…わかりません。
わかりません…けれど……。
[ひかりが消えた方向へと視線を向ける。と同時に、
一歩、二歩、足は勝手に動いていて。
明らかに、行きたいのだと訴えていた。]
…ん。
まぁ、ミハエル、さん…この村じゃ、目立つし…
多分…そうでしょ。
[逆に手を引っぱられる立場になっていることに小さく苦笑し…その暗闇に足を踏み入れる]
…ランプの光…と、出店の灯り…を、目印にすれば、また、戻ってこれるから。
[奥に踏み居る前に、少女の方を振り向き…それだけ言うと、行こう、と手を引いた]
ええ、少しだけ。
[少年の言葉を否定することは無く、少女はそっとランプの傘を上げて、少年の手にした花火の先に近づける]
[ちろちろと、最初は弱々しく瞬いていた灯火が、やがて七色の火花をぱちぱちと闇の中に散らし始める。さながら、地上に落ちた小さな彗星のように]
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