情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [36] [37] [38] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
そうですね、時間があったら?
[危険は先延ばしになっただけだったかもしれない。
その間に何とかなるといいのですが。
押し付けられたタオルもごく自然に受け取ってしまって。
まあ後で一緒に洗っておけばいいのだろう、きっと]
はい、またあとで。
[気をつけて、というのには小さく動きを止めて。
一拍遅れてから小さく首を傾げてみせた]
[音楽室に入れば、様々な楽器が並んでいた。
弦楽器のケースを懐かしそうに撫でたりもするか]
ユリアンの好きな曲、教えて。
[それから端の方へと座って。
静かにユリアンの演奏を*聞くだろう*]
[背後の会話は聞こえなかった]
[音楽室へと入り、ピアノの音の調子を二、三、確かめる。破滅的演奏のあとにも関わらず、特に調子が狂っているわけではなさそうだった。
椅子に手をかけると、ザフィーアは邪魔にならないようにと思ったのだろう、窓際へ飛んでいく。眼差しは厳しかったが]
出来るかなあ……っと。
[左手だけで、記憶の中の歌のラインを辿る]
[遅れて入ってきたイレーネの姿に一度手を止め、ケースを撫ぜる様子に、何か習っていたのかと思ったが、尋ねることはしなかった。
代わりに、投げられた質問に、ゆっくりと首をもたげて]
んー……
好きなのは、これかな。
[昨日も弾いた曲を、やはり片手だけでなぞる――『月の光』]
―広間―
疲れているでしょう?
これを
[と、疲れが見える人たちに温かい渡す]
[怪我にはふれるだろうから、強請られなければあげるつもりはない]
[一節を終えたところで、指を離す。
夜の音色が昼のひかりに溶けて、消えた]
でも、今日弾こうと思ったのは、別でさ。
[一音一音、確かめるように、白と黒の鍵盤に触れていく。
記憶の水底を揺らして、白い雪の降る光景を思い浮かべて]
Ich werde Schnee fur Sie bringen.
Diese Erde, alles...
[左手に右手を添え、眼を伏せる。
たどたどしい音の連なりは、流れる指先によって、旋律へと変わりゆく。
窓は開けていた。
音は彼方へと、飛んでいく。
羽ばたく鳥のように]
[*蒼い空へ*]
[遠くへとゆく音を見るように目を細めた]
[何かを口にした]
[それは決して、人の耳には届かなかった]
[かわいそうに、と]
[それだけ*だった*]
[恐らくは考え事もあったのだろう。ユリアンはおろか、続いた羽音にも気付かなかった。
或いは気付いたとして、「食事途中に席を立つな」という両親の教育が枷となったかも知れない。]
・・・・・・・
あ。逃げてるし。
[容器が空になり、漸く顔を上げた。
慌てて立ち上がったところで届く音。それはやがて聞き覚えのある旋律を紡ぐ。]
・・・・・まぁ、良いか。
弾けてるなら、大丈夫かな。
[少女より優秀な監視役はしっかりとついているのだろう。音が途切れたら、探しに行けば良い。
ぼんやりとそんなことを考えて、元通り座り込んだ。]
だと良いね。
[クレメンスの言葉に呟く。]
でも、無理だろうね。
・・・・・人狼がいるから。
[俯いていたから、その後に続いた言葉に気付くことはない。
こちらの表情を見せることも、*また。*]
[クレメンスの問いに、カラスは肯定の響きの声を返したかも知れず。
とはいえ、それを肯定と判断できるかどうかは聞き手次第だったろうか]
[そしてそんなやり取りの事など知る事無く。
カラスの相棒は森を出て、集会場への帰途へついていた]
……まだ、結構残ってるみたいだな……。
ま、今の内は警戒してそうだけど……。
[厄介に変わりねぇ、と呟いて、集会場へ。
途中でわかれた二人は戻ったろうか、などと考えつつ、歩みを進め──]
……ん?
[ピアノが紡ぐ、良く知った旋律。
くすり。
笑みが掠める]
……ちょっと、久しぶりかね。
[そんな呟きを漏らしつつ、中へ。
広間を覗き、マテウスたちが戻っているなら挨拶をして。
いなければ、中の様子に声は出さずに。
二階へ上がって着替えを用意してから再び一階へ。
冷えた身体を温めるべく、風呂場へと向かう]
ふわ……生き返る……。
[ずっと雪の中にいたせいか、湯の温もりに口をつくのはこんな声。
弔いの際に移った鈍い赤い色や泥を洗い落とし、身体を確りと温める]
…………。
[湯から上がり、着替えて。
蒼の髪を拭きつつ、ふと、壁の鏡を見る。
舞い降りる、奇妙な沈黙]
……諦めねぇ。
[零れ落ちる、掠れた声]
例え……戻る事が、できなくても……。
俺は……絶対にっ……。
[低く、呟く。
その表情は長く伸ばした前髪に隠され、はっきりとはわからない]
……行くか。
[小さく呟いて、風呂場を後にする。
広間に向かい、置き去りのままの本を今度こそ確保して。
……壁を殴った音の事を問われたら、多分笑って*誤魔化すけれど*]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [36] [37] [38] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新