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……そうか。
今は物騒だ。一人行くなら気をつけていけ。
[相棒のいない肩に目を留め、短く諭す。
危険があれば知らせる小鳥の本能がない分、危険は増すと。]
俺か? 俺は…金色の鳥を追ってきた。
見た事のない気配の鳥だった。
[眼差し鋭く湖へと向ける。]
………鳥は空を飛ぶもの。
水に消える鳥など、知らぬ。
[草笛を吹いていると、近づいてくる白色が視界に入る]
……ミル?
[体を起こし目を凝らすと、霊鳥の姿。鳥に向かってそっと手を伸ばす]
物騒……か。確かにね。
ま、ご心配なく、ダテに女の独り暮らしをしてるわけじゃない。
[護身の術は心得てるよ、と冗談めかして笑い]
……金色の、鳥?
水に消える鳥……かあ。
それはアタシも見た事、ないねぇ……。
[湖に向けられる視線を追うよに、自身も水面へ視線を向けて]
…大丈夫か?
[自分の名を呼んだ少女の肩をそっと撫でながら、もう片方の手で頬を撫で、目を細めて骨ばった指先で涙を掬おうとする。]
[手を伸ばす少年の紡いだ名。
それに、違うよ、と言わんばかりにくるる、と鳴いて。
それでも、危険はない、と感じてか、ラウルはふわり、その手に舞い降りる]
[ ベランダで海を眺めていれば来客が――――。]
あらケイジ様、こんにちは。
早速、茘枝を持って来て頂いたのですか?
[ 空からやってきた相手に笑顔で対応する。]
わざわざ、ありがとうございます。
カレン殿所へはこれから行かれるのですか?
[ 昨日のことを思い出して、そう問いかけるも。
返ってきた言葉は興味なさげに見え。
受け取った茘枝を手に取りながら苦笑いした。]
[小さく気付かう声に反応しようと、重みを堪えて頭を上げる。
視野が狭く、やや暗い。
伸ばされたのが手だった事には、躊躇うように支えられてから分かった]
ん、……ありがと。でも、最近は、物騒だからねえ。
なるべく…女の子の悲鳴が聞こえたら、駆け付けたいもの、なんだよ。
[苦笑して、呟く]
[伸びてくる指を、今度は抵抗せずに受け入れると、少しよろめきながら立ち上がった]
ご、ごめんなさい!
ちょっと……色々思い出しちゃって……。
[島の人であれば知っている...の家族を巻き込んだ火災事故をの事を少しだけ口にしながら、空元気の笑顔を見せた]
違うの。
……おいで
[くるると鳴く鳥の軌跡を眺め。やがて差し出した手に舞い降りたサエーナ鳥の白い羽毛を、指でそっと撫でる]
……見かけない子。どこから、来たの?
……ああ。護身の術の効果はよく知っている。
[その相手になった事を思い出し、少しだけ目を細める。
流石に幼馴染達に試すのはよせと止めたものだ。]
………樹の周りを探るように飛んでいた。
それ以上の事は何もなかったが……時が時だけに気になってな。
[湖を見るアヤメの横顔に視線だけを投げる。]
お前の家の居候。あれは……大丈夫か?
[何がとも何をとも言わず、呟く。]
[撫でられる感触が心地よいのか、くるるる、と機嫌の良い鳴き声を上げつつ。
どこから、との問いには飛んできた方へと円らな瞳を向ける。
足に結わえられた深紫のリボンを見れば、野性の鳥ではない事は一目で知れようか]
[手は確かに支えとなり、
触れた先には温もりがあり、
細められる眼は眼前の男より遠くを見る]
……駆けつけたのに倒れたら、
相手方に余計に心的負担をかけると思う。
貴方の今の勤めは休む事だろうに。
……言っている間に、落ち着いたかな。
[ゆるりと顔を動かして、
紡がれる台詞は既にいつもと変わらない、凪いだ水面の如く淡々とした響きを有していた]
[目を細めながらの言葉に、だろ? と笑い]
樹の周り、か……。
んでもさぁ、『虚』と樹は相反するものじゃないか。
そうそう近づきたがるとは思えないし……悪いものではないんじゃないかねぇ?
[見てはいないから、なんともいえないけど、と付け加え。
それから、投げられた問いにきょとり、としつつスティーヴを見る]
はい?
大丈夫かって……エリィが、どうかしたのかい?
いや、俺なら大丈夫だから。
[優しげに目を細め、リディアの頭を撫でる。
自身の家族は問題あるとはいえ元気なだけに、その気持ちは想像ついても分かるとは言ってやれないから。]
[エリカが僅か遠くを見るのには気付かない。焦点の合わぬ視覚を、幾度か瞬いて調節していた。
触れた手の温もりの心地良さに、瞼を閉じそうになるのを抗う]
いやまあ…それを言われると、立場が無いんだけど。
でも今のは結果論として、そうなっただけでー…。
[くい、と目頭を強く指で摘む]
ああ、うん。落ち着いたと、思う。
[楽しそうに鳴き声を聞きながら、ラウルの向く方角の森に視線を送る]
誰かと一緒、なの?
[深紫のリボンに気づけば、瞳に少しだけ警戒の色を浮かべた]
[少年の瞳に浮かぶ警戒の色。
その意を察せず、ラウルはくぅ? と鳴きつつゆるく首を傾げ。
それから、くるる、と。大丈夫だよ、と言わんばかりの細い声を上げつつ、尾羽をゆらり]
……それは俺も考えたんだがな。
[相反するとの言葉に頷く。
続く問いに返るアヤメの目は、純粋な驚きに満ちていた。
居候に不安など抱いたことがない様子に眉を顰める。]
…………昨夜、カルロスと島の端にいるのを見た。
逢瀬ではなかった様子だが。
[過去の事情には触れず、事実だけ述べていく。]
……結果に至るまでには前提がある。
平時にそうするのならば私の口出しすべき事ではないけれど、
目標となる他者だけでなく、己と周囲の状況も鑑みるべきと思う。
[忠告めいた台詞を綴っていたが、
後の言葉を聞けば吐く息には安堵が滲む]
そう。
なら、好かった。
[入口の状況も窺いながら、二つへと]
……異形の四翼だった。それを隠していただけならいい。
だが心にも隠すものがあるかも知れん。
[獲物を射る冷酷な目が、湖面に写る己の翼を見る。]
……お前は懐に入れたものに甘いからな。
気をつけろと言っておきたかった。
[短く息を吐き、目を閉じる。風に翼が*重く揺れた*。]
[サエーナ鳥の首が傾げられ、その鳴き声と尾羽を揺らす様子を見ると、深紅の瞳から警戒色がすぅと薄まる]
……いい人……?
[穏やかな顔つきになり、森の方を見つめたまま、手は再びラウルの羽を撫ではじめ]
樹は落ち着いてるように見えるし、今の所は、そんなに気にかけなくてもいいんじゃないかい?
[何かあってからでは遅いかもしれないれど、とは言わずに。
端的な説明には、へぇ、と気のない声をあげ]
あの子とアイツが逢瀬、ってのは、ちょいと想像もつかないねぇ。
恐らく、まともに顔合わせたのも、こないだの広場が最初なんじゃないかい?
……だから、偶然居合わせた、辺りで正解だと思うんだけど。
お互い、深くは干渉しないからねぇ、アタシらもさ。
[ 茘枝を部屋の机の上に置いて、またベランダに戻る。
ケイジは飛び立とうとしているところだった。]
ケイジ様、ありがとうございました。
カレン殿の所へご案内したほうがよろしいですか?
[ 返ってきた返事は何とも中途半端に聞こえ。]
……まぁ、お気をつけて。
[ そう言ってその姿を見送った。]
……四翼……か。
[異形の、との部分は口にせず、ぽつりと呟き]
ま、あの子の腹の底が見えにくいのは、否定はしないけどさ……って。
んん? アタシはそんなに甘いつもりもないんだけど。
旦那には、そう見えるモンなのかい?
[続けられた言葉に、冗談めいた問いを投げる。
否定も肯定もしないのは、思う所があるが故か]
……ん、まあ、気をつけるよ。
気をつけすぎても、気疲れしそうでキツイけどねぇ。
[くつり、と。笑う様子は、いつもと変わらぬ軽いもの]
[いい人、との言葉に、ラウル、嬉しげにぴぃ、と鳴く。
警戒が薄れ、少年の表情が穏やかになったのもまた、その嬉しさの要因か。
くるる、くるるるる、と歌うような声を上げつつ、撫でられるまま、尾羽をゆらゆらと]
[お小言のような言葉を微苦笑で濁す。
入口を見る様子に一つ頷き、]
あのさ…実際、立つと眩暈が来るみたいだからさ…入口見て来てくれない?
さすがに、何も無いとは思うんだけど、一応。
[そう言って、壁を背に体力を*回復*させようと]
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