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だって、好きだったでしょう?
それとも、最近は焼いた方が良かったの。それならハーヴェイへ言って料理して貰うわ。
[私はおみやげの籠を揺らした。*]
そういうことではありません。
[きっぱり]
茶会に来るのになんで肉が必要になりますか。
しとめたばかりでなければ匂いますでしょう。お茶を楽しむ時間もなくなってしまいます。
だいたい私がいなかったらどうするつもりだったんですか。
人の手間を増やすんじゃありません。
[きっと堪えやしないだろうとセシリアは思った。]
――戴きますが。
ハーヴェイに手をかけさせるほうが酷いと思いますよ。
[ひんやりと手に冷気が宿る*]
[霧は重くささやかな音など飲み込むかのよう。
故に、声をかけられるまで見知らぬ旅人に気付く事はなく]
…っ、そなた……?
[振り向いて、息を飲む。
そうして、見覚えのない姿に戸惑いながら、傍らの竜を見上げて。
小さく頷き、旅人の申し出を受け入れた]
[来訪を告げる時の竜に従い、霧に囲まれた館を見上げる。
やがて扉が開き、現れた女主人と時の竜の会話に耳を傾けた。
中には、既に幾つかの濃い気配。
私は彼の仔がいるであろうかと心逸らせて、女主人へ頭を垂れる]
突然の来訪、申し訳ございませぬ。
霧で難儀しておりますれば、どうかお助けいただきたく…。
金の髪の仔が、こちらへお邪魔しては――
[問いかけは全てに至らず、立ち話もなんだからと招き入れられて。
漂う匂いに僅かに眉をひそめつつ、一般的には美味しそうと評されるべき各種の匂いに満ちた館内へと足を踏み入れた]
[一時の連れ合いとなり、辿り着いた先には深き森には似合わぬ館。
二人が館の女主人と言葉を交わす間、男は笑みを湛え後ろに控えていた。
中へと入ると、漂う香にか、目が細められる。貴婦人の眼差しを受け、会釈を返した]
茶会ですか。
様々な方が集っておられるようで。
[一言二言、言葉を交え廊下を進む。
色を白くした女性を見、傍らの男へと顔を向けた]
お連れの方は、気分が宜しくないようですね。
捜しものは、さて、そのうちに見つかりましょう。
少し、休まれた方がよいのでは。
似合いの場所もあるでしょうから。
[事情を知らぬはずの男の言は、*何処か含みを持つ*]
セシリアが居なかったら、きっとマーガレットが料理をしてくれたの。
[そんなの同然だ、と私はまた笑い、籠を差し出す。冷気が私の足元に降りてきて私の脚をくすぐった。]
[淡い菫色に映る廊下に彼の仔の姿はなく。
霧に濡れた蓬髪が、私の気持ちのように重く感じられる。
ふと、視線を前でなく横へ流したのは。揶揄された言葉ではなく、その響きが耳に届いたが故]
……、あの…?
[二人の間に交わされた内容がわからず、返される視線に白金の睫毛を瞬かせる。
休むよう言われても、彼の仔が見つかるまでは気は休まらぬのであるけれど]
……まあ良いでしょう。
ありがとうございます。
[受け取り、その手の力で肉を凍らせる。
声のかかった方向を、その後に見た。
面倒はウェンディにまかせるつもり*]
[館の女主人が指したのは、この部屋だった気がして。
私は扉をほとほとと叩く。
何かの気配と、それから声が聞こえたよな気がした故に]
失礼したしまする…
[人がいれば彼の仔も、もしくは消息が聞けるやもと扉を開ける。
扉の内に待っていたのは、人の姿もつもの二人と――直接、嗅覚に届く死の香り]
………っ
[すらりとした少女の手にあるそれは冷たそうな様子ではあったが、籠やそれを包む布に残る生肉の匂いは、私の本能的嫌悪を呼び覚ますに十分で。
物音が遠くなり、ぐらりと視界が揺れた*気がした*]
10人目、時空王 ネリー がやってきました。
「お茶会……ですか?」
そう、お茶会。みんなを集めて、ね
料理もお茶も何だかんだ言いつつ、ハーヴェイが作ってくれるでしょ?
[唐突にマーガレットの屋敷を訪れ、空中に腰掛けつつ切り出したのはそんなこと]
貴女も、久しぶりに会いたいと思わない? 思うでしょ。よし決定
じゃ、手紙は私が作って配っておくからハーヴェイの懐柔は任せた
大丈夫。笑顔で迫れば折れてくれるから。まあ、嫁を貰ってあれなのもどうかとは思うけど
[そう呟いて、ケラケラと笑う]
あ、私?
あー、いつも弄ってるからねぇ。同じ誘うでも色々面倒なのよ
……それに、ちょっと他にすることもあって、ね
[そう言って、にまーといい笑顔]
[そうして、マーガレット名義の招待状を各精霊王のもとへ送った後、彼女がしていたこととは]
くすくすくす。ああ、やっぱり釣れた
[そう言って高みから見ているのは時空竜の姿
意図的な時空の歪みを作ってまんまとオトフリートを誘き出したわけで]
ふふふ、楽しいお茶会になりそう
[そう言って、とーんと木から木へ飛び移り、屋敷の方へと向かっていった]
[私はわあわあ言いながら、それでも咄嗟に客人を受け止めようとしたのだが、生憎足元を支えてくれる草木は無かったので、客人の下敷きとなった。*]
[鉄の馬の嘶きが館の少し手前で止まる。精霊は元々、金属を嫌う性質がある。他の招待客は雷撃の気でその反発をねじ伏せた己のようには行くまいとの気遣いから、そこに乗り物を置いて徒歩で館の入り口へと向かった]
…あれは…?
[丁度扉の内へと入っていった三人の後ろ姿を目にして怪訝そうに首を傾げる。時空竜と聖獣の乙女が今、子育ての最中で、二人揃って養い子の傍を離れる事は有り得ぬと知っていたが故に……そして、同時に、つい先日耳にした「とある噂」を思い出して眉を顰めた]
・・・・・・・・
・・・・・・・・・何をしている?ウェンディ。
[聖獣の乙女の下敷きになって潰れている、対なる者の姿を目にして、思わず脱力した]
やれ。
驚きましたねえ。
[介抱などは他者に任せることにしたのか、どうなのか。
即座に動いたものの、男のした事と言えば、室内に入り窓を開く事だった。
風が巡り、死の色を僅かに含んだ空気を流していく]
[傍にいた時空竜には目顔で挨拶らしきものを贈り(彼も聖獣の乙女の介抱に忙しそうではあったから)下敷きになっているウェンディを抱き起こす]
怪我はないか?
[相手が出会った頃の幼い姿に戻っていることには、あまり頓着せずに*頭を撫でた*]
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