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─ →寮の食堂─
アーちゃん、飯食わせてー。
[食堂に来た時のいつもの一言。
碧の異界龍も挨拶するように尻尾をゆらり]
『相変わらず暢気よねぇ…。
今回の試験担当でしょうが、アンタ』
お、流石良く知ってるねぇ。
と言う訳で特製弁当もいっちょよろしく。
[呆れるような寮母に対し、にこぱと笑い掛けて当初の目的を告げる。
男が試験担当に当たる時はいつも強請りに来ているため、寮母も小さく肩を竦めて了承の意を示すのであった。
そんなやり取りの中、異界龍達は異界龍達で細々情報交換してたり]
「お互い相変わらずって感じやろか」
[そんな碧の異界龍の言葉に雷帝が相槌を打ったりと、しばらくは食堂から動きそうに*ない*]
─北館・大図書館─
[転寝をしている横に忍び寄る影一つ。
一緒にうとうとしていた真白の妖精がそれに気づいて目を覚ます]
……ん……。
[当人、気づく様子はなく。
近づいた人物は、手にした物体を振り上げ、無防備な頭へと振り下ろし──]
……ってぇっ……って、あれ?
導師?
[天鵞絨の瞳がきょとり、と瞬く。
見上げた先には、影輝学科の導師の姿。
今の衝撃は、彼の手にした一冊の書物だったらしい]
あ……いや、ちょっと。
[ここで何をしているのか、という問いに歯切れ悪く答え。
ちゃんと準備を、と促されては、いつまでも引っ込んではおられず]
……仕方ねぇ……寮、戻るか。
[ため息一つ。
北館を出て寮へと歩き出した]
6人目、翠樹学科2年 ゼルギウス がやってきました。
―西館・精霊学科実験室―
[窓から挿し込む柔らかい光に瞼を優しくノックされ、彼はもぞもぞとテーブルの上につっぷしていた体をゆっくりと起こした。
長く数代前のご先祖様から受け継いだエルフ特有の流れるような銀髪を一房横顔に被せながらも、こちらもご先祖様から受けついだエルフの血が混ざった白い素肌と美貌に微塵も翳りをみせない。
後ろから見ると女性に見えるほっそりとした体を座っていた椅子の背に押し当ててぐいっと伸びをすると、不自然な体性で寝ていたせいか、関節がボキボキと鳴った]
アイタタタタタ……。
[痛気持ちいい感覚を味わいながら、少し涙目になる。腰をとんとんと叩きつつ、邪魔になった髪を近くにあったゴムでおさげにしてまとめた]
しまったなぁ。寝ちまったよ。
[寝起きのせいか――いや、元々なのだが、三白眼で睨みの効いた眼差しで時計を覗き込む。時刻は朝九時を少し過ぎたところだった。
ガシガシと髪と後頭部を掻き、今まで自分が枕代わりにしていた、テーブルの上に広がったノート類を睨みつけて(但し、本人はそのつもりはない)、仰々しい溜息をついた。そこには見事に涎を吸い込んでブヨブヨになったノートと参考書があった]
やれやれ。あんな通知もらっちまったから、せめて勉強でもとか思ったのが拙かったか。
[慣れない事はするもんじゃない。と嘆息しつつ、ベッドの隅でぐちゃぐちゃにされた通知に視線を投げかけて……再度大きな溜息をついた]
■氏名:ゼルギウス=レヴァリウス
Zelgius=Revulius
■学科・学年:翠樹学科2年
■種族:エルフの血筋が入ってるが、かなり薄くなっている人間。
■取得魔法:精霊魔法(水と風中心)、治癒
■その他:元々エルフの血が入っているせいか、水と風の精霊と仲が良い。中でも精霊を実在の動物・幻獣の姿に固定する魔法を得意とする。また生来の面倒見の良い性格から治癒魔法を別途取得した。
見た目は三白眼のため、常に周囲を威嚇しているように見えるが、ただの生まれつき。しかし後ろから見るとエルフの血からなる美人だが、正面に回ると目付きに驚いてしまうため、時々詐欺だー! と言われて逃げられたりして、傷ついたりする。
[まだ寝不足の頭は、睡眠不足の頭痛を生み出して、これ以上何もしていないと保健室に特攻したくなるくらいだ。
ちらりと通知の転がっているベッドを見る。
実験室にも夜間作業用のベッドはあるが、それだと疲れが取れないと思い直した]
……少し冷たいものでも飲むかな。
[と、回転の鈍った頭では、それ以上の策も浮かばないため、通知と同じくベッドの上に丸められていたしわしわの白衣を着るとそのまま寮へと朝食と水分補給を求めてふらふらと歩いていった]
─中庭─
[寮へ向かう途中、ふ、と足を止める。
視線の先には、『世界樹の仔』。
梢越しの陽射しは穏やかだが、少しだけ息苦しく感じるのは、僅かに受け継ぐ闇の血脈の作用やも知れず]
……だからって、暗い所が嬉しいってんでもないんだが。
[ぽそ、と零れるのはこんな呟き]
─寮・食堂─
[食堂の席についてもっきゅもきゅ]
やっぱアーちゃんの料理は旨いなぁ。
アーちゃんの料理食べたくてついここ来ちまうんだよね。
『…ここは生徒が食べに来る場所のはずなんだけどねぇ』
硬いこと言いっこなし。
俺だってここの生徒だったぞ?
『それは100年前の話でしょ』
[そんなやり取りをしながら食べているのはオムライスだったり。
ケチャップで何か書かれていたようだが、今はもう見る影も無い]
ま、拒否権ないわけだし。
悩んでても仕方ない、か。
……暴走させなきゃいいだけの話なんだし。
[何やら物騒な事を呟きながら、また歩き出す。
向かう先は寮の食堂。寮母に会うにはそこが一番手っ取り早い訳で]
─ →寮・食堂─
……で。
なんでここでこの組み合わせ。
[扉を開けて目に入った姿に、ぽそ、とこんな呟きが零れたり]
ん、いおぅ。
[もぐもぐと食べながら左手を上げてライヒアルトに挨拶。
何とも暢気な姿である]
「よー兄ちゃん、景気はどないや?」
[碧の盟約龍もひゅるりら舞いながら声を掛けた]
オムライス旨いぞ。
[だから何]
……どーも。
[何となく毒気を抜かれたような気分になりつつ。
とはいえ、導師をスルーするのはよろしくない。
そんな理由から、一礼をして]
……景気いいように見えるか?
[碧の龍には、ため息まじりにこう返した。
理由は言わずもがな、と言わんばかりに]
―寮に続く廊下―
[生欠伸を噛み締めつつ、のんびりと廊下を歩いていく。ポカポカとした空気に何度欠伸をしてもしたりない脳状態と、寝不足で血走ってしまった三白眼でふらふらと歩いていく。
時々すれ違う学生がビビって避けていくのに心に傷を負いながら、それでも一番の悩みの種である頭痛を取り除くべく寮の食堂へと入る]
―食堂―
んあ?
[入り口から食堂の中を覗くと、ゼルとは正反対の有名人であるライヒアルトの姿を見かけ、彼の視線の先を見ると、マテウスと寮母のアーデルハイドが話しているのが目についた。
が、元々マテウスともライヒアルトとも接点がないゼルは、「ちぃーっす」と軽い挨拶をしながら、アーデルハイドに注文を口にした]
すいません、冷やしたぬきうどんってあります? 後、飲み物はお茶系で冷たいものでもあれば……。
「うどんはあるわね。お茶は……普通にウーロン茶ならあるわよ」
んじゃそれでお願いします。
「うはは、景気悪そうやな。
そういや兄ちゃんも今回試験受けるんやったか。
そないな嫌がらんでもええやんかー。
何事も経験やでー?」
[ライヒアルトの返答に碧の異界龍がけらりと笑った]
そうそう、それにこの試験結構楽しいぞ?
普段の勉強だけじゃ出来ない体験も出来るしな。
[楽しいと思うのはこの導師くらいのものかも知れないが。
仕掛ける側であるが故に尚楽しいと思うのだろう]
[やって来たゼルギウスには、軽く、天鵞絨の瞳を向けてども、と挨拶を返し]
影輝学科の連中は、大抵試験受けてるし。
それで聞いた話から考えれば、明るくなれというのはどうかと。
[影輝学科は、占術に関して以外は尾鰭つきな話が多い。
かも知れない]
……ま、単位一つ落としてるから、そういう意味では救いですけどね。
お、試験参加者もう一人発見。
[よ、と食堂にやって来たゼルギウスに挨拶を返した]
随分と酷い顔になってるな。
噂以上の迫力だ。
[生徒がビビって逃げる表情にそんな感想を漏らしたり]
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