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─ アナスタシアの屋敷 ─
[ストン][通路が繋がったのは大きく開け放てる窓のある部屋]
[隅から隅まで確かめるように回る][パタパタ]
ン、そのとおり。
よろしくね。
[トントン][ディスプレイの画面を指差して確認する]
[近くにいるブラウニーに笑いかけた][ニッコリ]
Name:オリガ/Origa
Type:シルフィード/Sylphid
----
Sex:Female
Other:
気紛れな風の精霊。いつから存在しているのかは覚えてない。
今の姿を取るようになったのは数百年前から。
「召喚したのに使役しない奇特な人間」と付き合って、人間にも興味を示すようになった。
意識を薄くして風の一部のように漂っていることも多い。
/*
種族を聞かれればシルフィードと名乗りますが、一般的な風の精霊より人間臭くて変わり者扱いされてるかもしれません。
アナスタシアさんとは今の姿になってすぐの頃から知り合いらしく、結構長い付き合いのようです。
希望縁故:人間の話でも付き合ってくれるようなひと。
*/
─ アナスタシアの屋敷 ─
[トトトン][ディスプレイを叩いていた指が離れる]
話題の木は中庭に?
まずは見てこようかしらん。
[大きく窓を開け放ち身軽に外へと飛び出した][*ヒラリ*]
エレオノーラ がきたらしいよ(9人目……だったかなあ?)。
…やれやれ。常世は随分と騒がしくなってるじゃない。
[蔵の窓から外を見る。
畑が連なる田舎の風景には黒みがかった灰色の「こんくりぃと」とやらで舗装された道はひどく場違いで、
あまりの似合わなさにまたくすりと笑いがこぼれた。]
…良い機会だし久々に常世の勉強でもやりますかね。
項が増えるのはいいことだしねー
[娘の片手に揺れるのは、栞のような招待状。
娘のその目に浮かぶのは、隠す気もない好奇心…]
―アナスタシアの屋敷―
…うん、分かってもらえてるのは嬉しいけど…
これ、一応お菓子なんだよね?多分。
[雑多に物の置かれた部屋は、自分にとっては普段の住処。
机に置かれた焼き菓子を、そっと手に取りしばらく眺めた。]
んで、この四角いのは…「てれびじょん」とかいうやつかな?
なんぞ色がついてるけど…常世も随分変わったねぇ。
[しみじみ静かに呟いて、ディスプレイへと興味津々**]
Name:エレオノーラ/Eleonora
Type:付喪神/Tsukumogami
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Sex:Female
Other:だいぶ昔に自我を持った、異国の辞書の付喪神。
人に化ける術を覚えたのは日本に渡ってからであり、
出島で日本語を学んだため口調や思考が所々古臭い。
元が辞書であるからか知識に対しては貪欲で、
単なる古書のふりをして書店に紛れ込み夜な夜な近代の情報を学んでいた。
が、うっかり買われてしまったのが運の付き。
蔵に仕舞い込まれたまま忘れられ、
現代の知識は蔵の外での会話に聞き耳を立てたぐらいしか持っていない。
/*
知りたがり屋の教えたがりな妖怪辞書です。
ただし、知識が昭和で止まっているため役に立つことは知りません。
アナスタシアさんとは、書店に紛れ込んでいたころに会って買われて以降はしばらく疎遠だったようです。
*/
─ アナスタシアの屋敷 ─
……相変わらず、イロイロ集まんのな。
[ディスプレイに示される簡易来客名簿をざらっと見て、ぽつりと呟く。
さて、どうするか、としばし考え、それから]
とりあえず、出るか。
[軽い口調で言って、クッションの山の反対側の泉に手を浸す。
『ちゃぽん。』
白い光が瞬いた後、そんな音が響き。
茶髪の青年の姿は、白い魚のそれに転じて、泉の中へと消えた]
─ 屋敷・中庭の泉 ─
[僅かな時間の空白を経て、中庭の泉に白い魚影が翻る。
まだ出てきている人数が少なそう、と見て取ると、魚は一度跳ねて木の傍らの主に存在を主張した後。
泉の中でしばしのんびり休憩モード。**]
ニキータ がきたらしいよ(10人目……だったかなあ?)。
― どこかの夜の街・路地裏 ―
だからさあ、もうほっときなって。かーさんの惚れっぽいのは、びょーきよ、びょーき。
いや、まあ、確かに魚と結婚してどこで暮らすの?て話だけど。なんとかすんじゃね?
[迷彩柄の蛍光塗料でペインティングした携帯片手に、言い放ってやると、相手は漸く愚痴を零すのをやめたらしい。]
うん、まあ結婚式やるっつーなら顔出すし。あ、海底ではやるなっつっといて、めんどくさいから。
そんじゃね。
[携帯を切ってから、一度だけ首を傾げる]
[まあ、いいけどねえ、と、呟いて、路地裏から表通りに出ようとした所で、ひらりと甘い匂いのカードが舞い降りてきた。]
あれ?アナスタシアのねーちゃん?…へえ、お菓子の木かあ、美味しそ。
[にんまり笑って、全く迷う気配も見せず、招かれるまま、カードの作る道へと足を踏み入れた]
― アナスタシアの屋敷 ―
[出て来た部屋は、しっとりと落ち着いた黄昏色の空間。甘い匂いの白い薔薇が窓辺にひと鉢、ベッドが棺桶型だが、使われているのは高級羽毛布団だ]
さすがシアねーちゃん、いい趣味してんぜ。
[くすくすと笑いながら、棺桶型ふわふわベッドに腰掛け、枕元に置かれたブラウニーをつまみあげて、あーんと口に放り込む]
うにゅ?なんだこれ、テレビじゃねーの?
[もぐもぐしながら、ディスプレイに視線をやって、表示された情報に、またくすりと笑いを零した]
Name:ニキータ/Nikita
Type:ダンピール/Dhampir
---
Sex:Male
Other:
人間の父親と吸血鬼の母親を持つ混血児。父親はとっくの昔に他界。
血のように赤い髪に赤い目をしている。年齢は200歳くらい。
吸血衝動は無くもないが、普通の食事でも空腹は満たされるので、あまり人を襲う必要もなく、普段は、人間に混じって平和に?生活している。
嗜好も人間的で、甘いもの大好き。
/*
アナスタシアさんとは母親が茶飲み友達。どうも母親も純粋な吸血鬼ではないらしく(詳細未定)そのあたりで気が合うらしい。
母親は1000年以上は生きている。恋多き女なので異父兄弟も多数。
希望縁故:なんでも歓迎。本人or母親の知人友人(父親以外なら)血縁でもおけ
*/
[1つの菓子を口に入れ、闇色の髪を揺らす。
行く場所を示すディスプレイに、そっと視線を移して、目を細めた]
目は、慣らせるのだろう。
[彼女の屋敷だから、心配はしていないと淡く笑みを浮かべる。
戸をくぐると柔らかな鈴の音が響いた。
それは姉妹らが奏でる聲に似ていた。
送りだされるように、次の扉を開く。先ほどよりも明るくなった部屋に目を眇め。
再び目を慣らした後で、次へと手を伸ばした。
辿り着いた先、中庭の木の傍ら。
ブラウニーと名乗る旧友に、微笑を向けた**]
― →中庭 ―
村の設定が変更されました。
― アナスタシアの屋敷 ―
[部屋の中はこじんまりとしている。
花が活けられていたり、中央に囲炉裏があったり、敷き詰められているのが日焼けした畳であったりと、雰囲気は元の住処と似ていた。
ただ扉らしきものは見当たらず]
さっきの見っと、こっからじゃねぇみてぇだし……
[地図を思い起こして、唯一の窓からも外れた目線は壁に向かう。
2人分の名のかかれた招待状はモニターの横に、代わりに握った洋菓子をもくもくと食し]
……ここ、違ぇな?
[やがて少し色の違う部分を見つけて、こつこつと軽く叩く。
板がくるりと返った]
― →中庭 ―
あやぁ、大当たりだ。
[隠し扉の先には目的地である中庭。
何故わざわざ隠し扉になっていたのか、ということに対しての疑問はないらしく。
木の下にアナスタシアの姿を見つけ、菓子を持たない方の手を大きく振った]
あぁうん。
“コマ”が今日は来れねっつって、おれ一人になっちったんだ。わりぃって。
……んんと、それで、……これ?
[彼女の傍に寄りながら、保護者の不在を告げ。
泉の魚には未だ気付かないけれど、他の人外が姿を現せばぺこと頭を下げる。
それが終われば、頭上にそびえる木を見上げていた**]
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