14 ほしのまつり
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[さやと吹く風、頬を撫でて。ゆるりと午睡の夢から返る]
ああ…そうか…
[吐息をついて、薄茶を差し出す童子を見遣る]
(24) 2007/07/27(Fri) 16:36:32
[紫黒の、女の姿は目に残ったか、象牙の男の言の葉は、耳にしたか]
さてさて、何を望むやら。
[薄茶で喉を潤して、しばし遠くの空を見る]
(25) 2007/07/27(Fri) 16:48:33
自警団員 ガウェインは、―やがて館へと戻るか。
2007/07/27(Fri) 16:50:37
自警団員 ガウェインは、メモを貼った。
2007/07/27(Fri) 16:50:57
[やがて、傍らの木箱から、紙風船のいくつかを取り出すと、ひとつ、ふたつと吐息を吹き込み、てん、てん、てん、と、弄ぶ]
[歌は無くとも鈴の音に、ふわりふわりと、五色の玉の浮いては躍る]
(26) 2007/07/27(Fri) 16:58:55
[―戻り着いた館にて、紫苑はそろそろ目覚めたかと、一直線に向かわれば、五色の玉が空を舞う。
―暫し見蕩れてしもうたか、はっと気付いて頭を下げる]
―お早う、烏。
(27) 2007/07/27(Fri) 17:04:59
もう、早くはありますまいよ。
[笑みを返して紙風船を、ふたつ、みっつと放り上げ]
(28) 2007/07/27(Fri) 17:08:57
目覚めた時がお早うで良いだろう?
[返す笑みは穏やかな―まるで旧友に対するかの様な物]
(29) 2007/07/27(Fri) 17:11:14
はは、それもまた、道理ですかねえ。
[ふと、手を止めて、穏やかな顔をひたと見つめる]
揺藍殿の、どちらにおいでかご存知で?
(30) 2007/07/27(Fri) 17:14:41
いや、俺は知らんが―何か用か?
[じっと目を見返して]
(31) 2007/07/27(Fri) 17:19:25
少年 ネロは、メモを貼った。
2007/07/27(Fri) 17:23:26
いいえ、ご存知無いなら、構いませぬよ。
[それきり、何も無かったように、*また紙風船を弄ぼうか*]
(32) 2007/07/27(Fri) 17:25:02
学生 エリカは、メモを貼った。
2007/07/27(Fri) 17:25:58
烏賊 ラスは、メモを貼った。
2007/07/27(Fri) 17:26:01
自警団員 ガウェインは、メモを貼った。
2007/07/27(Fri) 17:26:53
[りぃん]
[かすかな音をきくか]
[館の中をうろうろと]
[あちらこちら]
[探検して]
[童子らに見付かれば]
[あわてて逃げゆく森の中]
(33) 2007/07/27(Fri) 17:27:01
〔きぃ――
軋む戸は閉まり切らず透き間風ぞ入り込む。
りぃん――
澄みたる鈴の音は遠くまで響き誰そ呼ばわる。
天狗の住まひし隠れ里は、
此の世にて此の世に非ず、
此岸にありて彼岸にあり。
訪れし者ら依りて作らると、
己等の記憶から成るものと、
仰せしは月白の神巫でありしか。
古き家の内には埃も積りて居らず、
今迄人の住みたるやうにも見えゆ。〕
(34) 2007/07/27(Fri) 17:27:57
―そうか。
[僅かに寂しさを垣間見せたか―次の瞬間には拭う様に消え失せておるが]
(35) 2007/07/27(Fri) 17:29:03
懐かしきと感ずるは、
当たり前でもあろうかな。
[声はしじまの中にては好く通る]
(36) 2007/07/27(Fri) 17:29:30
学生 エリカは、緑の木影から踏み出せば、白の花影に目を細めやる
2007/07/27(Fri) 17:30:01
そういえば
[館の中を回ったというのに]
[一人の姿がそこにはあらず]
[どこかへ出かけているのかと]
[白い花の方へ]
[考えこむから見えないのか]
[寧ろ見ていないのか]
[そのそばにいる人の姿]
(37) 2007/07/27(Fri) 17:31:57
少年 ネロは、鈴の音に目を細める。口許に浮かぶは笑い顔
2007/07/27(Fri) 17:33:08
きれいじゃぁ
[りぃん]
[音は森の中からか?]
[首を傾げて]
(38) 2007/07/27(Fri) 17:34:52
[白の衣の袖翻し、白の花咲くの野を歩みゆく。
やがて白しか見えなくなれば、歩みを止めて空仰ぐ。]
揺藍殿は、いかれたのみや。
…なれば、怖くはなかろうか。
いきはよいよい、かえりはこわい…
[青を見上げて目を細めれば、小さな足音聞こえやる。]
(39) 2007/07/27(Fri) 17:39:12
学生 エリカは、足音の主へと眼差しやれば、耳に済んだ鈴の音聞こゆ
2007/07/27(Fri) 17:40:29
〔細き指は壁をなぞり、
しゃがみて床に触れる。
水底を探るかのやうに、
記憶を辿るかのやうに。
……りぃん、りぃん……
起こさむと鳴る鈴の音に、
伏せし睫毛は震えを抱く。〕
(40) 2007/07/27(Fri) 17:41:33
[きょろ、きょろと見回して]
[はたと気付くその姿]
えいかねえさま
鈴の音、きこえるん!
きれいねぇ!
[にこにこと]
[興奮のままか]
[かけよって]
(41) 2007/07/27(Fri) 17:42:58
…やれ、そなたか。
[駆け寄る姿に琥珀細むるは、なにが眩しき故であろうか。]
ああ、美しい音じゃ。
何処へか招いておるや否や…。
[目を伏せて、耳澄ます。
も一度鳴れば、そのままに歩み出そうか。]
(42) 2007/07/27(Fri) 17:46:17
学生 エリカは、少年 ネロの目の前を、白き袖ひらひらと
2007/07/27(Fri) 17:49:33
[きれいな目は細まって]
[不思議そうな顔になる]
[ものの]
[次いだ言葉にこくこくうなずき]
どこで鳴っておるんじゃろう?
神巫さまはどこぞ行かれたんじゃろ?
誰が鳴らしておるのかな
きれいな人じゃと思うけんど
[とことこ]
[後をおうように歩く]
[すこしずつ音は近付くか]
(43) 2007/07/27(Fri) 17:51:38
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