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洗面所。
行ってみると良いわ。
[ゲルダの傍に行った時、彼女にだけ聞こえるように言葉を向けた。
そこで髪を整えたのだから、落ちてる可能性はあると。
そこまでは言わなかったのでゲルダに伝わったのかは定かではない]
気休めと分かっていても
それが欲しいことってあるでしょ?
[ライヒアルトの低い笑いに澄ました顔で返し]
じゃあ有り難く頂くわ。――…もし、
[何か言いかけて躊躇うかのように視線が下を向く。
迷うような間の後、再び顔を上げて]
縁があってこの玉がラーイの手許に戻ったら
その時は、この玉にあなたが細工してあげて。
[気に掛かるならと言われた言葉に、暫し考える素振り]
お返しは何が良いかしら。
ラーイに想い人がいるなら
お揃いの指輪なんてすすめるんだけど。
[悪戯な笑みを浮かべ首を傾げてみせた]
[何も食していなかった身体に紅茶が染み渡る。
何か食べなければとは思ったけれど、ブリジット達の傍を離れる気にはなれなくて。
結果、食堂で軽食─無論肉は入っていない─を頼んだ]
[その後も宿屋へと居続けて、時折周囲を観察するように視線を向ける。
紺のコートがところどころ、赤黒くなってしまっていることはすっかりと*忘れていた*]
[ライヒアルトから受け取った玉ののる手の中。
ころり、転がし翡翠が揺れるを見詰める。
そうして宿で過ごすは半日ほど。
夕刻になれば、アーベルに本日のおすすめをきいて
それを夕食として頂きその日の糧とした]
ねぇ、アーベル。
昔、使わせてもらった部屋、空いてるかしら。
空いてるなら――…、明日から借りたいのだけど。
[アーベルに尋ねるのは家出を繰り返していた頃に
使っていた部屋が今あいているかどうか。
其処に泊まりたい旨を彼に伝える]
[視線感じて其方を見遣ればエーリッヒの隻眼と蒼が交わる。
こと、と首を傾げてみせるが
ブリジットと共にいるなら何も言わないまま視線を戻した。
夜が訪れる前に女は宿を出る。
寄り道もせずまっすぐ家に戻ると明かりを灯して
広げられたままのスケッチブックが置かれた机に向かう。
机の上にお守りの玉を一度置いて
代わりに手にとるのは貰い物のキャンディ。
暫くの間、キャンディの包みを眺めていたが]
おなかすいてない時に舐めるのは勿体ないかな。
[夕餉をしっかり食べた事もあり
それを口にするのを先延ばしにした**]
―ロミの部屋―
[コンコン、とノックをする。
まだ眠っているかな、と思いつつもう一度。]
ろ、ロミ、ちぁん、
[声をかける。
返事も物音もしない。
ふと見下ろすと、鍵が壊されて外れた螺子が落ちていた]
――――――〜〜〜〜ッッ!
[弾かれたように、部屋へと飛び込んだ。
力任せに開いた扉が、大きな音を立てる。
倒れ臥す小さな身体に駆け寄って手を掛ける。
肩を起こしたのに、着いて来ないクビが逆に曲がって]
ァ、あ、あ、あアァァァおおおおおあアアァァァ!!!
[悲鳴と言うよりは、獣の咆哮のような声が
宿に響き渡った]
[その身を掻き抱いて蹲る。
彼女の腹が不自然にへこむのは臓腑が失われているせい。
何かを噛んでいたかのような口は、
まるで恐怖を訴えているようにも見えて、]
わ、ワタし、の、せい……ダ、…
ゴメンなさい…
ままマタ、こ、ここコンナ、…
もモウ2度と、っててテ…
ゴメンなさい…
わタシが、こ、コロしした…
ゴメンなさい…
[そのまま、ブツブツと虚ろな目は何も映さず*]
―回想―
[ライヒやノーラ、ウェンデル達の会話を聞きながら作業していると、
カルメン>>49から話し掛けられて。]
あの部屋なら空いてるよ。
カルメンのもう一つの家、だし。
[にこ、と笑いながら鍵を手渡して。
いつもと同じように戸締まりなどの確認をして、
その日を終えた。]
―翌日―
[普段通りに起きると、いつものルーチンを開始し始め。
獣の咆哮のような声>>53が聞こえたのは、掃除の途中だったか。]
…ごめん、母さん、行ってくる。
[た、と聞こえた部屋の方へ駆けて。]
…ゲルダ、さん?
………ロミちゃん!?
[室内の状況に目を見開いた。]
リネン室から、シーツ持ってくる。
[短く告げて、真白のシーツを取りにリネン室へ。
戻ってきた時には数枚のシーツとタオルを手にしていた**]
…――――――、
[名前を呼ばれて、緩慢な動きで顔を上げる。
短く告げられる言葉にパチリと瞬いて]
あ、―ベゥ。
[呟いた声は小さく。
彼が戻った時に手にしていた布を見ても、
暫くは掻き抱いた死体を腕から離そうとしない*]
― 前日/宿屋 ―
[ベアトリーチェからはどんな話が聞けただろうかか。何か用事があると断られたら、この地方ではどんな風に御伽噺が伝わっているのかを手の空いてる人に聞いたりして過ごし。
ランプの油が何度か取り替えられても、ヨハナは戻ってこなかった]
様子を拝見してきましょう。
泣き疲れてしまわれたのかもしれませんから。
[誰か一緒に来る者はあっただろうか。
女性一人の所に行くのだからと男性にはやんわりと断りを伝えて、場所を聞いた自衛団長の家に向かう]
― 前日/団長の家 ―
どうしてもというのなら私の背中を見張っていてください。
泣き腫らした姿など、あまり見られたくないものですわ。
親しい方には特に。
[当然のように団員の監視もついてきて、追い払うことができずにそう譲歩を迫った]
失礼します。
[鍵が掛かっていなかったのは、立ち寄っただけのつもりだったからだろうか。慎ましやかだけれど居心地のよさそうな居間を抜け、奥の部屋を覗いて大きく息を呑んだ。
ぶらん、ぶらんと揺れる白い縄。
床に倒れた椅子。
広げられた白い布に広がる滲み。
苦悶に歪んでいる顔]
……奥様っ!
[小さく叫んで、天井から吊り下げられた身体に手を伸ばす。
自衛団員もすぐに機織部屋へ入ってきて、索状になった布を切り、ヨハナを床に横たえた。
温もりはまだ微かに残っていたが、息も鼓動も完全に絶えていた。
蘇生法を試そうとした者が、力なく首を振る]
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