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[片付けるのを終えて一息。
とりあえずタマキが外を見れるようにしてくれるらしいが]
ん…やることねぇ。
[考えることはどうにか出れないことかぐらいで。とりあえず外に出ることにした]
―寮自室―
[気を失っているマリーをつれて帰り、本人のベッドへと寝かせる。眦からは再び透明な雫が流れており、この事態にどれだけの衝撃を受けたかが窺える]
アレは流石に、辛いよな。
マリィが一途に思っていただけ、ヒサタカクンがマリィを一途に思っていただけに…尚更だ。
[涙を拭い、そっと頭を撫でる。
優しく強いルームメイト。でも今は痛々しいまでの姿で]
ホント、よりによって。
一本気なだけに憑かれやすかったのかね。
[およそ本来のクラスメイトならありえない態度と言葉を思い出しながら、溜息と共に呟いた]
[ふわふわとろとろオムライスは本日も絶品でした。
新たに増えた洗い物も全て片付けて、媒介も無事に出来て一息。
ふと時計を見れば、目覚めた時からそれなりに時間が経っていて、慌てて椅子から立ち上がった]
したら、うち先に生徒会長に御礼言ってくるわ。
ほななー。
[見送るイトコの気の毒そうな視線を知らなかったんは幸か不幸か]
[目に見える傷は応急手当を。手近で用意できる救急セットでは出来ることはそう多くもなかったが]
えーと。
会長が麒麟で治癒できるんだっけか?
[道具を片付けつつ、自分の喉にも手を当てながら考える。
喋らずとも残っている鈍い痛み。このままだと普段の生活にも支障が出かねないという危機感がある]
頼みごと、もう一つ増やすか。
ああ、もう終わってからも殴れそうに無いや。
[至極残念そうに呟きながら、立ち上がる。
眠るマリーにそっとタオルケットを掛け。隣室との裏工作も済ませて。目立たないように外へと出た]
[通りすがりの廊下から遠く見えたんは、二つの人影。
――と言っても、眼鏡ないんで誰が誰やらさっぱりわからんとか]
おやー、なんなんやろ?
髪長いんから短いのが下がって…なんや迫られとんのかなー。
[問い詰める的には正解っぽいですが、色気があるかは微妙な所。
ま、所詮は他人事なんで完璧に野次馬根性で背伸びしてみたり。
そんな事したって裸眼やったら遠距離全然見えないんですが]
─ →屋上─
[ふわり、と。
屋上に舞い散る、紅の光の粒子。
『隔離の陣』との接点が開き、先ほど消えた姿が再び現れる]
……っつーか、俺、何を口走ってんだよっとに……。
[はあ、と。零れたのはため息。僅かながらに、焦りの響きもあったかも。
ともあれ、火気の高まりすぎたこの場にいつまでもいるのは影響が大きい、と判断して。
とはいえ、歩いて帰るのもなんなので、非常手段をとる事にした]
あぢー…。こんなとこまでリアルにしなくてもいいのによ。
[結局しばらく森に行きたいと思って木陰に入ったりしてみた。ついでにいえば木の傍のほうが回復が早いからだが、今度は暑くなってきて]
そろそろおわってっかなぁ。って…ん?
[璃佳の姿が遠目に見えた。その後ろの存在のほうが遠いはずなのに大きく見えるのはこれいかに。南無南無と呟きながら、とりあえず見なかったことにして]
んぁ…?幸貴…って幸貴は…確か出入り自由だったんだっけか。
[いいよなぁ。なんて思ったり]
/*
発見したけど表忙しいならさくっといってくれていいんですぜ姐さん。
そしてそれとは別に、きっと小さい頃は幸貴ちゃんとか呼んでたんかもしれなぁ…とかちらっと思ったり
[非常手段、というのは、空間を移動する能力の事。
実は、結界展開の法などを多く取得した結果の副産物だったりするのだが。
ともあれ、空間を渡り、辿り着いたのは自宅──瑞雲神社の一本桜の枝の上。
いつもの、慣れた場所に落ち着くと、はあ、とため息が零れた]
……しっかし……厄介なとこに聞かれた……。
[無意識って怖いですね。
なんにせよ、自業自得ですが]
[タタン、タン。歩調がリズムを取っているのは無意識。そしてそれは普段よりはずっと重くキレがない]
……。
[無言のまま、神社の石段を上がる]
[振り返るんがこんなに恐かったんは、タマキちゃんに怒られた時以来やった気がした。や、それはうちが悪かったんやけど]
…え、と。その……どーも、です。
[予想通り、そこにいたんは探し人でした。
なんや、笑顔がやね、うん。タマキちゃん系やからかなー思うた]
あ、治療おおきにでした!
なんや色々してもろうたようですんません!
[勢いよく頭を下げると、会長のひらひらの裾が見えたりなんだり。
やっぱ、これ絶対この人の趣味かおさがりやと確信したんでした]
[枝の上から降りる気もせず、何となくため息をついていると、紅鴛がぱたた、と羽ばたいた。
それで現実に戻った意識は、近づく気配を捉える]
この気は……。
五十嵐、か?
[金の気配に小さく呟き、ふわり、枝から飛び降りた]
[遠くキョウヤが薄情にもクラスメイトの危機を見捨ててたとか。
サキに至っては気付いてもいないとか。
四面楚歌のアレも辛かったけど、孤立無援も切ないもんですな]
[璃佳の苦難は見なかったことにした。ほんの少しだけ健闘を届かない祈りをしたかもしれないが]
ああ、それは一応生徒会長から聞いた……なんかしばらくここにいろとも…な
[後者についてはちと不満げにもらす。まあやったことのまずさはほんの少しだけ理解してるけど]
で、なんだけど。そっちはどうなってる?
あ、戻ってた。
[飛び降りてきた姿に軽く手を上げてそちらへと。
その声は掠れていて、囁くように小さいもの]
頼みごとの続き、いいかな?
ちょっと増えちゃったんだけど。
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