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─廃墟・中央近辺ビル内部─
[旋律が思わせるものなどは、知る由も無く。
幼い頃に数度聴かされた音色を紡いで行く]
Obwohl ich sage, das ich in Winter kalt bin.
In der Tat bin ich sehr warm.
Die Warme einer wichtigen Person.
Es wird so nah empfunden….
[旋律に合わせて零れるのは小声の歌。
が、それは途中で途絶え]
……なんか……くる?
[代わりに零れ落ちたのは、小さな呟き。
飴色が、僅かに険しさを帯びた]
…あら?
[咲かせていた色とりどりの花々が、風に揺れる。
囚われてのち、感じなかった風が頬を、髪を掠めて、擽ったそうな表情を]
今のは…。
[あらためて思い返せば、こちらに来たのは確か]
カルロス、さま?
[不意に聞こえてきた声に一瞬携帯食を詰まらせかけ。だけど言いたい事だけ言ってすぐに気配が途切れ]
あいっ変わらず突っかかってくるな、あんたも。
手負いで突っかかる趣味はねぇ、っての。
相手が「個」だけじゃねぇってのもとっくに承知済み!
まさか、俺が狙われたことねぇって思ってるわけじゃねぇだろ?
ったく、死なないってのがそんなに羨ましいのかねぇ?
[先程までとは違う反応は、だけど向こうには届かない]
死にたくても生かされる、ね。今とどこが違うんだか。
それを何とかしたくて足掻いてんだよ、一応なぁっ!
[無為に生きてるかの様な言われようには流石に腹が立ったか声を荒げ。
最後に残された言葉に僅かに眉を上げる]
あんた、そういう側の人間かい…なるほど、ねぇ…
俺が簡単にモノになると思うなよ…っ
─廃墟・中央近辺ビル外部─
[近付くにつれてはっきりと聞こえて来る旋律。その音色に仮面の奥で口端が持ち上がるか]
エイキチ、窓ば近付けぇ。
[指示を出すとエリカが居るらしい場所の当たりをつけ、その窓へと近付き。ぶら下がるままに手を伸ばし、コンコンと窓を叩いた]
やー嬢ちゃん。
デートばせんかいねー。
[物凄くにこやかな雰囲気の声、それも大声で窓越しに声をかけた]
[ぺち]
[随分軽い音を頬と掌が上げる。
その衝撃で何とか常の表情を取り戻して]
[僅か流れる大気に頭を垂れる。
青の髪の先が揺られて、さらさらと音を立てた]
[が]
…元気だなあ。
[『声』に喚く様子に薄らと苦笑。
そういう感想を持つべきではないのだろうが、意識をしていなければ会話の内容など認識できるわけでもなくて]
……あいつに会うまでは…誰の手にも落ちるわけにはいかねぇんだよ!!
[吐き捨てるように言葉を投げる。
そうしたあとで大きく息を吐いて髪をかき上げる]
参ったね、こりゃ…ああいうのが先を握ってる、とか。
……籠の鳥になる気はねぇ…風は、誰のもんにもならねぇ。
絶対に、な。
[近づく気配に手を止めて、窓の方を振り返る。
そこにいる姿、特に銀色の影に飴色はしばし奪われるが]
……ふぇ?
でーと?
[窓越しに投げられた言葉に、思いっきりひっくり返ったような声が上がった]
―屋外―
さぁて…狐面はデートに行っちまったようだしねぇ。
[く、く、と小さく笑えば]
じゃあ、デバガメする気力のあるヤツでも追いかけようかねぇ。
犬の名に恥じぬように。
感じ取ったら逃がしはせん。
[口元を軽く吊り上げながら、集音機に指を当てた]
デートじゃデート。
屋上ば来んね?
待っとるけぇ。
[窓越しの相手に聞こえるように、大きな声で繰り返す。親指で上を指し、屋上を示すと男は先んじて上へと消えて行った]
[トランプをめくって目を細め]
ほほーう…不意打ちできたら幸せですかぁ〜
[つまり、戦え。ということね。と把握したところで、ゆらりと体がゆれ、指し示す方向屋根伝いに移動する。]
[あの声がもたらした感情が大きくて、だから周りに人が居ることをほんの少し忘れていた]
ん…?
[名を呼ばれて、ようやく意識をそちらに向けて]
っと、お嬢さんと…「聖騎士」、かぁ。
やなとこ見られたね、これは。
って、なんか言ったか、「聖騎士」さん?
[視線の先に居た二人に、笑顔を作って見せて。
だけど上手く笑えていたかどうか]
……どっから、そーゆー発想が……。
[思わず、突っ込みが口をつく。
もっとも、この状況での『デート』が何を意味するのか、くらいは察しがついた。
むしろ、『そういう』経験の方が多いかも知れない]
……ま、好都合って言えば、好都合、かな。
殴る、って決めたんだし。
[物騒な決意を口にしつつ、ロザリオを軽く、握って。
ちら、とピアノを見やると窓を開けて翼を開き、自身も上へと舞い上がった]
こっちか、ねぇ。
[顔を上げれば、ゆっくりと足を動かす。
ポケットに手を突っ込みながら歩く様は、隙があるようにも見え、隙がないようにも見える。
最も、耳にある集音機は未だ生きているのだが。
何がおかしいのか、く、く、と小さく笑った]
…元気なのは、良いことですわ。
[常に似せた口調で、大声を出す青年を見遣って。
向こうがこちらに気付いたようなら、軽い会釈を]
大丈夫ですか?
[戦闘の傷とも、先程のこととも明示せずに問い掛ける。
立場上、紫紺の瞳は作り笑いを見慣れていて]
─廃墟・中央近辺ビル屋上─
おーし。
エイキチ、おまんそのまんまで居れ。
落ちた時ゃあ頼むど。
[屋上へと舞い降りると小猿へとそう指示を出し、エリカが現れるのを待つ。やや後に翼にて現れたエリカを見やると、笑む気配を漂わせた]
応じてくれおうたか、あんがとさん。
口上やらなんやらは要らんじゃろ。
しばらくお付き合い願うけぇ。
[そう言って、男は自然体で立つ]
―廃墟―
[元住宅だった屋根を音も立てずに浮遊して、お目当てであろう。指し示す方向にいた『猟犬』を見つけて]
ふふ。あれですかね
[口の端を吊り上げながら言って。そして指を鳴らすと。
特に危険度も低ければ、殺気も闘気もない。あたっても単に地味に痛いだけであろう。金ダライがブラウンの頭上に現れ、落ちていった。
不意打ちっていうかまるっきり悪戯である]
ご尤も。
[「お嬢さん」に立ち戻ったロザリーに浮かべた苦笑をそのままに小さく返して]
戦ったばかりなのに元気だな、と思って。
怪我は平気?
[戦いの後に怪我をしていないはずがないだろうと。
話題の摩り替えも考えて、こう問いかけた]
[作り笑いなど、自身も慣れたもので]
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