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― 二階/自身の客室→食堂 ―
[部屋に戻って思い返す。
昔の事、今の事、そして先の事]
……
[そうして、どれくらいの時が過ぎたか
いつもより幾分控えめなネリーの声>>12が、自身を呼ぶのに気付いて立ち上がる。
ドアの外に立つネリーの表情は、心配というよりは興味が勝っていたように見えた。
肩口の破れから見える血の滲みや、衣服に染み付いた臭いから、事の顛末は知れるだろう]
……人狼は殺すべき、と言ったら睨まれましたから、人狼だったんでしょうね。
[相手の口調に合わせて軽く返した。あまり重ければからかわれそうで。
そうして、食事について問われたなら、食堂に向かうと伝えて。
あまり食欲は無かったけれど、出されたものは一通り食べた。
こんな時でも変わらぬ様子に、内心で「強い人だ」と思いながら。
そうして、食べ終えたなら礼を言って部屋へと帰る]
― 二階/自身の客室 ―
[部屋に戻って、ヘンリエッタやラッセルはどうしているだろうと考える。
食堂でラッセルと入れ違ったとは知らず、今日の一件をどう伝えるかと悩んで]
それは、明日にしましょうか……
[肩の傷から来る気だるさと、それ以上の精神的な疲れに意識が負けて。
寝台に横になれば、そう時をおかずに深い眠りへと]
― →翌朝 ―
[目覚めはあまりよくなかった。
それでもどうにか起き上がる。
肩の傷はどうやら落ち着いたようだった。
いつもどおりに各部屋を回るネリーに朝の挨拶をして部屋を出る。
今までどおりの時間が戻ったはず、だった]
― 翌朝/ラッセルの客室 ―
[部屋の扉が開いていた。嫌な既視感。
覗き込めば、既に慣れてしまった臭いとネリーの姿>>17]
まさか、そんな……
[床に転がる姿、残る傷はアーヴァインの傷と同じもので。
声が聞こえたか、ネリーがこちらを招いて、遺骸の側に歩み寄って]
まだ、人狼がいると言うことですか……それとも……
[そんなはずはない、と思う。ハーヴェイが人狼ではない、などと。
沈みかけた思考は、いつもどおりのネリーの様子に引き上げられた]
ああ、このままにはして置けませんね。
[そう言うと、寝台に乗せるなら任せる、と返される。
続いた言葉に思わず目を丸くして、そうして、笑う。
もしかしたら、彼女こそがそうなのかもしれないのに、それは、今は頭に浮かばなかった]
― 翌朝/客室 ―
[次の日の朝。
物言わぬ遺体と、それをつつくメイド>>16のすぐ傍で]
残念だったな。
殺してやれなくて。
[彼女の“期待”の本当の意味など知る由もないが。
いつものように亡霊は言う。
何も、何一つ変わらないかのような顔をして。
今は閉じられ安らかに見える最期の表情が如何なるものであったか。
知るのはきっと――彼と、彼女と、あともう一人――3人だけだ]
[亡骸を抱えた巡礼を見送った後。
ふと、疑問を感じた黒狼は、館の中へと入り、亡骸の運ばれた先へと向かった。
向かった先で行われていたのは、弔いの儀式。>>21
その後に綴られる言葉>>22に、漆黒の尾が揺れた]
…………。
[言葉を発することはないが、瞳にあるのは──哀れみのいろ。
音を立てて手を落とした後の言葉>>23に漏れたのは、嘲るような響きの唸り声だったが。
巡礼が部屋を立ち去った後、黒狼もまたその場を離れる。
残してきてしまった幼仔の事は気になるが、こうなってはどうする事もできず。
廊下の一画に伏して、ただ、成り行きを眺めるだけだった]
― 2階・ラッセルの客室 ―
[其処にはネリーとユージーン。
それから、物言わぬ姿となった、ラッセル]
……嗚呼。
[もしかしたら、石の方が、なんて。
薄らと抱えていた淡い期待も霧散する]
……まだ、居るようだよ。
ハーヴェイが『そう』であったのか判断する手段はないけれど。
[低く呟き、緩やかに首を左右に振る。
ユージーンの言葉に自然手を貸そうと動きかけて、ネリーの言葉に笑った]
では、力仕事は男二人に任せて貰うとしよう。
……そうだね、ではネリーには少し話を聞いて貰おうか。
[一先ずは、と。力を喪った為に随分と重い身体を持ち上げることに専念する]
[何も変わらないようだった男はしかし、周囲の音がふと途切れた一瞬、その目を伏せて]
……すまない。
[誰にも届かない声に、僅かに悔恨のようなものが浮かぶ。
ごみ箱に一枚、捨てられたままの紙は書きかけの手紙。
冒頭には、女性の名前が書かれていた]
[再び目を開いた時には、先程の様子は微塵も見当たらない。
やがてそこにユージーン>>30と、少し遅れてヒューバート>>32も姿を見せる。
ついでにもう一つ]
ふむ。
貴様か、人狼というのは。
[いつからかそこに居た黒い者>>+11に、亡霊の目は向けられた]
[その正体>>+13を読み取ったのかは定かではない。
そうでなくとも、今までに死んだ者のどちらかとなれば推測は容易だったかも知れないが。
何処か楽しげにも見える瞳を暫く無言で見て]
どんな恐ろしい姿かと思えば。
我が家の番犬と大して変わらんな。
[口を開いたかと思えば相変わらずの態度。
恨みやら恐れやら、そういった類の感情は見当たらない]
[てし、とされる>>+15直前に、片足をひょいと持ち上げ。
上手くタイミングが合えば、前脚と足裏が合わさる形となるか]
何だ、文句があるか人狼。
残念ながら同じにしか見えんぞ。人語も操らぬのではな。
なんなら首輪でも買ってやろうか。
[そうしながらも続ける挑発――というより、完全に軽口めいていた]
― 2階・ラッセルの部屋 ―
[部屋にいれば、ついさっき顔を合わせたユージーンもヒューバートもやってきた。みんな血の臭いに敏感になったんだなぁと思ったりもした。]
そうだねぇ、どっちかだろうねー。
どっちもかもしれないけど。
[>>30ユージーンの呟きには、真実のところわからないので、そんな風に言った。そんなに驚く事でもないが、違っていた事に衝撃を受けたような人の事は珍しそうに見た。
>>32ヒューバート曰くまだいるらしい。それはわかるが、どこか確信めいた物言いに違うものを感じたが、口は挟まなかった。
ラッセルの体は二人に任せて、自分は少し離れて遺体を見つめていると、ヒューバートに話しかけられ視線を向けて瞬いた。]
何です?話すことって。
[唸りの後、漸く零れた人の言葉>>+17。
驚きは少なかった。精々、片眉が上がった程度だ]
それは褒め言葉と取っておいてやろう。
しかし危うかったな。
あまりに喋らぬから、もう少しで鎖に繋ぐ所だったぞ。
[変わらぬ調子で言いながら、僅かに口端を持ち上げた**]
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