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?
[どこかから声が聞こえたような気がした]
だれか、いるの?
[そちらへと向かおうとして。
ついつい本来の癖で影の方へと足を踏み出して]
っきゃぁっ!?
[悲鳴と共にコケた。盛大な音を立てて]
……お?
[盛大な音の方へ、歩を進める。]
誰かいるのか。
いたら返事しろ?
[……予備のオイルライターを点火、辺りを照らす。]
―教会―
しかし、ここにずっといても埒があかない。
ティルを休ませたいし、Kirschbaumに戻ろう。
[...はティルを負ぶい、立ち上がる。
見た目よりもずっしりと重たく、堅い感触]
[いつの間にか三つ花の蝶がひらり。
主人の周りをとびかう]
そのものにも
その者なりの思いが、あるのだろう。
クレメンスへ手を貸す者にも。
[オトフリートが拾い上げた指輪]
[アマンダの手を軽く払い除け]
[何のために]
対となる者が更に消えた訳でも無いのに、何のために私はいま、これほどに怒りを覚えているのだろうな。
いたーい。
[何だか最近こんなの多いなと思いながら。
どうにか身体を引き起こした]
あれ?
[視界の先に光が点った]
だあれ?
[警戒心皆無で問いかける]
―教会の入り口―
[ティルを背負ったまま教会をでると、
そこには見覚えのある少女の姿が]
……ベアトリーチェ?
もう終わったから。ここには何にもないから。
寒いからもう家に帰ろう?
先にティルをKirschbaumで休ませたらでよかったら、家におくるよ?
[...はいつもと違う感じのベアトリーチェに声をかけた]
あれ、おじさま?
[きょとんと見つめ返し。
ようやく自分の中の整理が追いついた]
あー。取り込まれちゃったのかぁ。
[困ったような顔で笑って、ハインリヒの方へと近寄った]
……。
[アマンダは払われた手の冷たさに、微かな息を吐く。
霜が降りる事をも優しく受け止める大地は、冷たさに傷つかない。
けれど、心が痛まぬわけではない。
否、払われた事ではなく、優しい影輝の少女が消えて哀しくとも、涙流す事ない彼を元気付ける事も出来ぬ無力さが、だが]
…友を心配するのに、理由などないよ。
[友(もしくはそれ以上)と思う相手が消えれば、それは当然なのだと小さく囁き、目を閉じる。
全ての均衡を司る影輝、その精霊たる少女が消えた今、教会は不均衡な力の残滓で満ちていても、宥めるものはなく。
かといって、大地の精であるアマンダは、屋内ではうまく力を使えない。
ただ、出来るだけ揺らがぬように、受け入れて、支えて――自らの周りだけでも安定させようと試みるのみ]
取り込まれた?
[ブリジットとは対照的に、きょとんとした顔。]
ま、いいや。
これからじっちゃんとエーリッヒの所に戻る途中。
ついてくるだろ?
[後をついてくるよう、促す。]
うん、いく。
[こっくりと肯いて、ぱたぱたと後を追う]
エーリッヒさんと自衛団の人はいるのね。
他の人はいないの?
[自分より前に取り込まれた人もいるはずだと。
彼がそも結界の話を聞けていないことになど気が付いていない]
……ユリアン。
[声をかけられてから応えるまでには、わずかに間が空いたでしょうか。ぱっと顔を挙げると、いつものような笑顔を浮べます。]
また途中でねむくなってしまったから、来るのが遅れちゃったよ。
[それはもちろん、嘘なのですけれども。家に送るという申し出には、少し迷った様子がありました。……いっしょにいたら、ばれてしまわないだろうかと。]
……「Kirschbaum」に行くのなら、デザートを奢って欲しいな。
ああ、そういや。
エーリッヒが魔法で気配を探知したらしい。
【赤ちゃんの泣く、声】と【雨の降る音】、って言ってたが。
一体誰のことだかわかるか?
[元来た道を戻りながら。
エーリッヒから聞いた言葉をそのまま伝える。]
エーリヒさんが?
[昨日取り込まれていった人々を考えれば彼女には一目瞭然]
【赤ちゃんの泣く、声】は、イレーネのこと。
【雨の降る音】は、アーベルさんのことだと思うよ。
[悲しい思いをした生命の竜の彼女と、水の精霊である彼。
とてもわかりやすかった]
[...は意地悪な笑みを浮かべた]
はいはい。デザートね。
今の時間から甘いもの食うと豚になってしまうけど、
それでもよかったらおごってやるよ。
じゃあ、Kirschbaumに戻ろうか。
歩きながら途中で寝るんじゃないぞ。
二人はさすがに運べないからな。
[...は片手でティルを支え、余った左手をベアトリーチェに差し出した]
友。
心配?
[何度か瞬きを繰り返して]
[くつくつと、小さく嗤った。]
[その場を鎮めることなど到底、己の範疇を越えたことだから、ミハエルもアマンダのするように自分の周りの均衡を保つだけ。ただしそれは”揺らぎ”を無理矢理に封じただけなので、揺れはしないが本来の在るべき空間からは、大きくその自然さを欠く、引き攣れたような場でしかないが。]
ああ、そうなのか。
[属性の感知をしていた、という事だろうか。
感知系魔術が使えない身としては、羨ましい限り。]
さっきまで探していたんだが、誰も見つからなくてな。
今は、倒れたエーリッヒの所まで戻る途中だった。
[ブリジットを置いていかないように、歩幅を狭くしつつ。]
─遺跡─
…ぅ……。
[小さく呻いて、身じろいだ。
うっすらと目を開ける。視界が赤くぼやけている。
鈍い頭痛に手をやると、指にはぬるりと生暖かい感触。
霞のかかったような意識を、ゆっくり引き戻す痛み。
どうやらあちこち打ちつけたらしい。]
えっ、エーリヒさんが倒れちゃってるの!?
[驚いたようにハインリヒを見るが。
歩みを緩めてもらっても、一定の距離から先に近づけない]
う。
[それは彼女が苦手とする、鉄の気配が強くなったから]
[アマンダはミハエルの嗤い声に、怪訝そうに眉を寄せる。
けれど、アマンダは四季廻るを是とする大地の精霊だから、氷の精霊の心がわからないまでも、否定することなく。
幾分か身の回りが安定すれば、先へと帰った人々を追おうとして、ふと振り返る]
そういえば…シスターは? どこに…?
[夜を狩場とするシスターが居ない事はさほどおかしくはない。
されど、住処とも言える場所での狼藉を赦さぬ誇り高き一族のはず]
何か、あったのか。それとも…
[呟きは風に消えて。アマンダはKirschbaumへ行くべく足を向けた]
豚になったら、食べられてしまうよ。
それは、あまり嬉しくないことだ。
[差し出されたのが左手だったのはさいわいでしょうか、ベアトリーチェは右の手をそっと乗せました。左手首の腕輪は袖に隠れて、よく見えないかもしれません。]
大丈夫だよ、寝たりなんてしないもの。
どうやら、相当消耗する魔法だったらしくてな。
ん、どした?
[自身が金属片をじゃらじゃらとぶら下げているせいだとは
気付かず。]
まあ、なんだ。
あまり無理はするなよ。
[ようやく、エーリッヒとギュンターが待機している場所に
辿り着いた。]
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