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違うのか。そうやって目をそらして逃げるのは、何かを怖がっているからなのかと思ったのだけれど。
アヤメが頑固だという意見は否定しないけれど……論点、ずれてる。
[少し大きなため息]
ネロの言うとおり、だな。壊しても、自分は変われない・・・。
[言いながらアヤメがケイジを無事、封印したのを見届ける。やがて、狐がやってくれば、]
いらっしゃい。なにやら化かしていたみたいだけれど。結局・・・何がしたかったんだ?
[肩をすくめて]
なんで…… かな。
荷を、下ろして欲しかったのかもしれない。
己の許容量を越えてしまわないように。
[眼を伏せる。
手と、身を、ゆるりと引いた]
……逃げてる。
[短い声には、意識せずとも、咎めるような響き]
生きることが必要なのか、
それとも必要だから生きるのか、
――ただ、生きるだけを、望まれたのか……。
[そののちは、独白のようで。
淡い金のひかりが、梢から下りて周囲を舞う]
怖がってなんか、ない…
…と、思う。
[ぼそ、とカレンに答える言葉は頼りなげ。]
論点ずれているのか?
アヤメは馬鹿…って話、だろう?
[後の言葉には、首を傾ける。]
[金糸雀色の瞳は、
薄まった金を追う。
緩やかな明滅に、天を仰いだ]
……ああ。
もう、そんな刻限。
[木々の合間に覗く空は、時間の経過を告げる]
[二人のいた方に視線を戻すが、そこに金色はなく、見えるはただ紫紺の姿のみ]
……ロザ……りん、さん……?
[目を擦り、再度目を凝らして見るが、光景は変わらず]
……そうか?
[頼りなげな言葉に、もう一度、頭を撫ぜた]
馬鹿は馬鹿でも種類の違う馬鹿というかなんというか……
[割と珍しく、歯切れの悪い口調で言い]
……もういい。
[咎めるような言葉にも、静かに頷き返す]
うん、そうだね。…知ってるよ。
……知ってる。
同情して欲しいにしたって、最低だね。
[自由も誇りも失って、死んだように生きている。
否定できるはずもなかった]
……。それで、さっきの答えは?
[下りてきた光を眩しそうに見つめつつ、訊ねる]
[目を細めて言われれば、少しだけ憮然とした表情になり]
年下といったって、もう19だ。見た目ほど小さくはないよ。
……聡くもない。分からないこと、出来ない事だらけだ。
……して、欲しいの?
同情する資格も、私にはない。
きっと、変わらないから。
もう失いたくないから、逃げて、それで、結局、後悔して。
逃げないと決めたはずなのに、また、逃げようとしている。
ただ、……在りたいだけなのに。
[いつもと同じような口調は、何処か違って。
ことばの端々には、凍らせていた心が見え隠れする。
けれども、それは、断片的だった]
壊してしまったら、
痛みも悲しみも苦しみも、全て、失くなる?
でも、きっと、――楽しいことも、嬉しいことも、ね。
[問いへの答えを最後まで聞くことは出来なかった。
昨夜のカレンと同じく、闇が一気にロザリンドを飲み込む。]
――ロザ…っ!
[咄嗟にのばした手は空を切る。
金の羽根が一枚舞い落ちていくが視線はそれを追わず。
闇の来た方を探し、周りを鋭く見回す。射抜くのは二つの白。]
……お前。それに、ラウル。
[鋭く息を吐き、眉を寄せる。]
……………、
[問いへの答えは、まだ出ないか。
開きかけた口は音をつくらず、
ふっと地へと座り込み、手を触れた。
往くひかりを見ずに送り、探る。
そして、捉えた――
封じられたものが、何かを知ると、
些か長い間を置いて、彼を見上げ]
貴方にとって、
必要なものは、……消えた。
[事実を告げた]
[言われた言葉にはゆるゆると首をふるが、くしゃりと崩れたラスらしい笑顔には、少しだけ表情がゆるむだろうか]
[後は黙って、*水鏡を見つめている*]
俺は…ケイジみたいなやり方はできないから。
同情でも引かなきゃ、頼みを聞いてもらえないかと思って。
[そう言って、自分の翼を撫でる。
暫しの沈黙の後、同じ様に撫でようとエリカの頭に手を伸ばす]
…もしも、逃げる事を止めたら、何か見えるものがあるのかね。
ねぇ……、エリカちゃんの楽しいことや、嬉しいことって、何?
[名を呼ばれたラウルが、くるると高く鳴く]
……な、何?
[受ける視線に、以前の出会いを思い出し、気まずさと気恥ずかしさから喉を一つ鳴らす。仄かに朱に染まる頬を隠すように、俯いたまま]
[昨夜、ラスを堕天尸と示した子供。
ロザリンドを消した闇とは関係がないだろうが、もしやという思いも掠める。]
『……いや、それならばラウルが逃げているはずだ。』
[野生ではないにしろ、ラウルは賢く勘も鋭い。
それに、もっと疑わしき存在がいる。]
………今のを見たな。
俺はケイジを探しに行く。ヤツがやったのかもしれん。
[鳴く鳥に頷き、何故か俯く姿に告げる声は唸るに近い。
紫紺の四翼が*風を生む*。]
……堕天尸では、なかった。
そして恐らく、貴方も捕らわれてはいない。
ならば――…… 誰、かな。
[それは、彼の求める答えではなかったろう。
それでも、思考を整理するように、淡々と紡がれる声]
うん、見た……けど……
……ケイジ……さん、って?
[狐の仮面と教えられれば、ああ、と頷き]
怪しい、の?あ、待って……
[ラウルを連れ、急ぎ紫紺の*後に続く*]
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