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[周囲が沈黙すれば、ふうっ、と息を吐く。
それこそ、何事もなかった、と言わんばかりに]
……さて。
そろそろ、真面目に人を探さんとならん、か。
多分、マップを書いてない場所に行ったんだろうなあ……。
地道に探すしかない、か。
気配探知はやめとけ。また倒れちまうぞ。
[一応、ブリジットの身は案じているらしい。]
[いつもとは様子の違う少女の様子に
ああ、対とも言える時空の消滅が堪えたんだろうな、と勝手に判断し]
なあ、ベアトリーチェ?どうした?
疲れたのか?
[そっと触れようとして、手を止めた]
『え、今なんて言った?』
今は無駄にチカラは使わない方がいいだろね。誰かに倒れられりゃ、何かあった時に逃げるのも不便だし。
自力で戻ってきてくれるのを期待すんのは……。
[無理なんだろな、とつい溜息。]
ん。
[本当は探したい人物がこちらに来ているはずなのだけれど。
ここで倒れたら元も子もないことくらいは理解していた。
足手纏いになるわけにもいかないし]
それなら、少し休んでからみんなで探しにいく?
[入れ違いになることとかは考えていない]
[鎖を右腕に巻きつけた状態で、そこから輪を取り出す]
……エターナル・ロンド。
この地に本来在らざるもの、その気配をたどり、俺をそこへと導け。
[念をこめた後、それを迷宮の暗闇へと放つ]
……ま、誰かしらは、こっちに気づくだろ。
[ある意味呑気な事を呟きつつ、煌めく黒を追って歩き出し]
[傷口に手を差し込み、欠けた鎖骨に触れる。
髄の覗くまで深く断たれた骨を、補うように、一時的にその骨の代わりを果たせるように、強く、溶けぬように氷を造る]
[膨大な血は、ミハエルの腕を伝って袖口から肘もとまでを濡らす。]
[ミハエルの腕は、小さく震えて居る。
触れる傷口も、流れる血も暖かいのに。]
[ダーヴィッドの傷口から手を引き抜き]
[こぼれ落ちた、捩れた輪を拾い上げた。
それは血濡れの手の中で、血にまみれてしまって]
……また、失われた。
[アマンダは、ベアトリーチェの言葉を静かに聴いた。
もう、わかったから。鍵の書を持っているのが、目の前のこの小さな子どもなのだと]
…ねえ、ベア。
足りないものは、埋めないといけないのかな?
補い合っては、ダメなのかな…
[アマンダは、ゆっくりと言葉を紡ぐ。
何が言いたいのかも、はっきりとは分からぬままに]
寂しいなら、寄り添うのは…?
対は、互いが苦手だけど。寄り添う事で、均衡になるよ。
二人でも寂しいなら、もっとたくさん集えば賑やかだよ?
埋めたくて、埋めようとして、みな居なくなった…よね。
たくさん集まってたあの時と今、ベアはどっちが寂しい…?
[最後の囁きは、独り言のように静かに]
私が居なくなったら、ベアは幸せになるのかな…?
[ベアトリーチェは、わらいます。ユリアンに、アマンダに、わらいます。]
……大丈夫だよ。
また、逢えるもの。
[とても空虚に、わらうのでした。そのかおは微笑っている筈なのに、どこか泣き出してしまいそうにも見えたかもしれません。でもベアトリーチェは、その方法を知らないのでした。]
もう、後戻りは出来ないんだよ。
ベアトリーチェも、……フィロメーラも。
揺らがない。揺らいでは、ならないんだ。
[そうして、彼女の――自分の中にある精霊の名を紡いだのでした。]
[アマンダが頬に触れたのなら、内にある精霊の存在が感じられたでしょう。それは以前にブリジットが触れたときよりも、強いものとして。
けれどもそれに構うこともなく、ベアトリーチェは握っていた指環を、指に嵌めます。こどもには大き過ぎる筈のそれは、通した瞬間にぴたりとちょうどよい大きさに変ったのでした。ふわり、天聖の力が、透明な光が零れてゆきます。]
ん……?
[しばらく歩いた所で、感じた気配。
そこは、道の分岐点で。
一方からは、素の人間の。
もう一方からは、強い力をまとった者たちの]
……こっちに、皆がいて。
んじゃ、こっちはなんだ?
[それが行方不明の団長だなんて、思ってもいない]
まあ、なんだ。
マップにモンスターの分布を併記しておいたんだが。
基本的に今いる辺りのモンスターなら倒せる……っぽい。
[ぽいってなんだ、ぽいって。]
なんで、こんな所に力もなんもない、普通の人間の気配があるんだ?
……いや、待て。
たーしーか、最初の方に。
[自衛団長が行方不明になってたとか。
思い出すまで、かなりかかった]
……ちょっと、待ておい。
[同時に感じたのは、頭痛]
…………死ぬぞ。
やっぱりモンスターとかも出るの?
[幸いにして彼女は出会う前に保護されたから]
私、武器とかそういうの持ってないよ?
[そもそも戦闘なんてしたことありません]
出る。意外にわんさか出る。
俺は普段から『武器』を携帯しているから問題なかったんだが。
[例の『金属片』の事らしい。]
そんなわけで、単独行動は厳禁な。危険すぎる。
………………面倒だが、しかたねぇな。
[別に面識がある訳でもないので、放っておいても構わないのだが。
ここで不用意に死なれるのも面倒で]
ヴィンター、お前はこっちの……皆のいる方へ。
お前の気配をたどって、追いつくから。
「……相方は?」
……あっちを、保護して行く。
[答えつつ、盛大なため息をついて。
探査の輪を二つに分けて、一方を白梟と共に力ある者のいる方へ。
自分はもう一方と共に、もう一つの気配の方へ]
[アマンダは、わらいながら、なきそうな、子どもを見つめる。
頬に触れた指からは、強い精霊の気配が伝わって。
それが、「フィロメーラ」なのだろうと思った]
また、逢えるのに…後戻り出来ないの?
ベアも…フィロメーラも…
揺らいでいるのなら、立ち止まってみればいい。
本当に開けたい【扉】は、【鍵の書】でしか開かないのかな?
[彼女が指輪を嵌めると、零れた光がひび割れた爪を元へと戻す。
叶うならば、アマンダは大地のように優しく包もうとするだろう]
私はきっとどこかで、友だと思っていたのだな。
疑っても、彼奴の事を。
[捻れた環には表も裏も無い、無限の象徴。時の環。]
[透明な、光が目の前を通り過ぎる。天聖。
その力の来たほうを見た。
泣き出しそうな子供の貌を。]
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