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その集められた理由がさっぱり分からないのですけれどね。
[思考は堂々巡り。
こちらを見る視線には気付いていないようで、前を向いたまま]
主様がそれを望んでいるのであれば、可能性は無いとは言い切れませんね。
[漏れ聞こえた言葉には、曖昧にそう返した。
廃墟を進むとようやく屋敷が見えてくる]
ああ、到着しましたね。
襲われることなく辿り着けて良かったです。
[へにゃりと気の抜けた安堵の表情を浮かべ、胸を撫で下ろす]
…?
[中を覗くと猫以外に生命体発見、思わず猫より先に視線が行き着くのは当然大きさの問題]
もーしもーし。起きてる?
[中に見える小さい女の子、とりあえず餃子から助け出そうと中に両腕突っ込んで。
少女をお友達ごと餃子から救出することに、果たして青少年は成功したのだろうか?]
……っていうか、猫もいたのかよ。
[どんだけ入ってたんだ、と呆れたように呟く。
冷静に思い返せば、理由には自ずと思い至るのだが。
重度疲労で、一部記憶がぼやけているらしい]
それはともかく、リーチェ、大丈夫かー?
[多分、大丈夫じゃないと思いつつ、声をかけ]
あははは。
切り裂いちゃえば、簡単に出せるのにぃ。
[ユリアンが餃子に両手を突っ込むのを見ながらくすくす笑いつつ呟いた。]
それが目下一番の問題だね。
もしそうだとしたら、随分と厄介なご主人様だ。
オトフリートさんも苦労しそうだね。
[軽い口調で返しながら歩を進めれば廃墟も抜けて]
ああ、無事に戻れて何より。
無駄に疲れることをしたくもないしね。
[気の抜けた表情にクスリと笑いながら真直ぐ建物へと]
それでも主様がそれを望むのであれば。
私はその御心のままに──。
それが執事と言うもの。
[そう言って一瞬笑む口元は、普段のそれとは違い冷たいものだったか。
しかしその笑みもすぐに消え失せる。
普段の情けなそうな表情で]
既に疲れた状態でまた襲われるのは勘弁して欲しいものです。
偶然が何度も続くとは限りませんから。
[あははー、と情けなく笑い、さっさと建物へ向かうティルの後を慌てて追った]
[彼女─ナターリエ・ヘルゼーエン─は物心つく頃から外の世界を見たことがなかった。
彼女の世界。それは屋敷の中とそこから見える景色のみ。
周りは彼女を逃がそうとはせず。そのため、彼女は外の世界を知らない。
だが、それを彼女は不思議には思わない。何故なら彼女はそれしか知らないから。]
[そして、その無知を付け込むのは何時の時代も蛇の役目。]
冗談じゃねぇっ。
[気に入りのバンダナに傷をつけてたまるか、というのが本心なのだが毛布となった今ではそれを言うのも面倒で。
お友達ごと少女を引っ張り出すと、親が小さい子供をそうするように抱えて、落ち着くように背中を少し撫でてやる]
…だいじょぶ?
[彼女に『外の世界』という知恵の実を与えたのは、彼女の組織へと潜入してきたSchwarzes・Meteorの工作員だった。
その蜜は彼女にとってはあまりに甘く、魅力的なものだった。
蛇に誘われるまま、彼女は屋敷から脱走する。
もちろん、先を見通す彼女の目はそれが齎す災厄を見通していた。
だが、それを含めてもその禁断の果実はあまりに美味しそうだったのだ。]
…望まれるままに、ね。
[皮肉気に言って歩みを速めたから、その冷たい笑みには気が付かなかった。気付ければきっと違う感想を抱いていただろうけれど]
偶然が続いたら、奇跡とでも呼べばいいのかな?
[茶化すような言葉を紡ぎながら玄関の扉を開いた]
よしよし。
[頷いたのが見えて、頭を撫でてやりながらしばらく落ち着くまではそんな感じで。
アーベルが少女を"リーチェ"と呼んでいるのが聞こえて、少女を見ながら、首をかしげる]
…李雪(リーシュェ)?
─どこかの森─
[彼女は駆ける。屋敷暮らしの彼女に体力などほとんどなく。
彼女を連れ出した蛇はどこかへ消えてしまった。
そして、彼女を後ろから付け狙い追いかけてくる黒い影。
その距離は、あっけなく縮まって行き、あっという間に彼女はその影に押し倒される。]
[袋からの救出がなされる様子に、後は任せていいか、と思い。
何か、忘れていた事があったような……、と広間を見回して]
あ、と。
[放り出されたままの、イレーネの濡れた服。
それを拾って、持ち主の所へ。
後でちゃんと乾しておかないと、とゆっくり、諭すように話して。
玄関の方から感じた気配に、お帰りか、とぽつり、呟く]
[少女はおともだちを抱えたまま、黒い人の腕の中で息をつき。
柔らかい手の感覚に軽く目を瞑るも
不思議な音の響きに目をぱちくりと。]
…………?
[りーしゅ……?]
奇跡、ですか。
何度も続くようならば、そう呼ばれるかもしれませんね。
無いとは思っていますけれど。
何せ私運はあまり良くありませんから。
[他人事のように言って笑う。
玄関の扉が開かれると、ティルの後に続いて中へと入る]
あは。
[上機嫌に、浴衣の裾をひらひらさせながら広間をうろうろしていたが、玄関の扉が開く音が聞こえてふい、と顔を向ける。
そっと、広間の扉を細く開けて様子を見ると、外の風がふわりと流れてきた。]
誰か来たねぇ。
[乾かす、という行為の選択肢に難しい顔をする。
まあ、部屋に戻って窓の外に一晩でも干しておけば
良いだろうとあっさりと思考は放棄して
上着をスカートを受け取る]
――あ。
[ない、上着の内側に入れあるはずの短刀は?]
落とした――。
[きっと烏賊のところだ]
来た、というより、お戻り、ってとこじゃねーの?
[ユーディットの声に、返すともなく言いつつ。
微かな外の風に、目を細める]
一体、どこまで行ってきたのやら。
[呟く所に、聞こえた声に、またイレーネの方を見て]
落とした? 何を?
えーと、ちがうんかな。名前。
李雪?
[間違ってる?と首をかしげて少女に尋ねる。
心配になったので、アーベルのほうへと声を投げた]
ねーねー亜哥、この子「李雪」でいいんだろー?
[自分の発音そのものが違うという発想はないらしい]
ん、そうなのかなぁ、は、ふあぁ、ぁ〜ぁ。
[アーベルの言葉に返しつつ、そのまま大きく口を開けて大欠伸を漏らした。
細く開けた広間の扉を更に開け、一歩踏み出して]
ボク寝るねぇ。またね〜。
[広間にいる面々に、ひらひらと手を振って廊下へと出た。
オトフリートとティルと廊下で会ったならば、おやすみなさぁい、と声をかけ、階段を上がって*個室へと向かった*]
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