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5人同時にって言うのが珍しいね。
裕樹…(一瞬間が空き)…さんも
[無難なところに落ち着いたらしい]
村みてきたならこの規模に対する5人がどれくらい多いかはわかると思うけど。
特別に見所が多いってわけでも、ないし…ね?
史人は興味ないらしいよそういうのに、
ひょっとしてあっちの趣味だったりね。
[くすくすとおかしそうに笑みを浮かべて]
旅籠はほら、それでもやっぱりないと誰か着たときに困るしね?
と、お。
[やって来た晴美の姿に気づいて、短く声をあげ]
ああ、なんかぼーっとしててもなんだから、散歩にでて来た。
ウチだと思うように煙草吸えんし。
[さらり、と返した後、利吉の方を振り返り]
さぁて、どうだろうねぇ?
[返す言葉は、どこか冗談めいた軽いもの]
・・・・・・・・・
…ちょうど良かったのかもしれませんね
いつまでもそのままにしておくわけにはいきませんでしたし
[足の痺れが取れるまで時間はかかったが、それが取れれば仏壇を後にする]
風当たりは当然痛いでしょうねぇ…仕方ないことですが…でも
[木造建築の柱をそっと手でなぞる。昔の感触を確かめるように]
やはり出て行ってよかった…ですよね
[遺影をもう一度振り返り見て、帰らぬ問いをする]
んン、そーだなァ。
戻ろうかッても考えてんだけ・・・・タイミング?
[史人に聞き返しながら、枝を小さな画面に収め。]
アレ、知らなかったんだ。ラッキーだったねェ。
[カメラを仕舞いながら小百合に答える。
と、新たに声が掛かった。]
・・・・れ。
その声は春ちぃじゃん。
[威圧感たっぷりのオーラなど感じていないかのように、何故か幼少期に使っていた呼び名が出た。]
[聞こえてきた史人のお嫁さん候補と言う言葉。玲がわざと言ったらしいことは容易に理解出来て。それ故に違うらしいと言うことも把握する]
………。
[琉璃が何かを気にしているのはすぐに分かった。その理由も。しかし利吉が琉璃のことを探りに来たとは何となく思えなくて]
大丈夫、だと、思うよ。
[それだけ、言葉を紡いだ。
裕樹の問いかけに不安げな視線を向け。肩に手を置かれ、大丈夫だからと言われると、少し落ち着いた様子で頷きを返した。
三人が家を見て回るらしいことを悟ると]
それじゃあ、私は、そろそろ、失礼、するね。
裕樹君、ごゆっくり。
玲ちゃん、琉璃、裕樹君のこと、よろしくね。
[そう告げて会釈し、葛木家を後にした]
何よそれー失礼ね。むしろ涼ちゃん安泰でしょう。
[鼻をつまみながら言って。
やっと理解してくれたようなのを確認してから笑顔で手を離した。]
はいはい、血とか出てないからぜーんぜん問題なし。
男なんだから、ちょっとくらい痛いのには耐えなさい。
旅籠なしでも、食べられる?
…ああ、そうか。基本的に此処は自給自足なんだっけ。
[玲の言葉に頷いて。彼女達の案内があれば隣の部屋へと歩みだし]
それでも確かに煙草は無理だろうからな。
その流通だけでもどうにかなったら戻ってくるんじゃないか?
[けらりと、冗談めかした言葉]
そ、タイミング。外すと、戻るに戻れなくなるぜ?
……ホレ、ここに実例が。
[聞き返す孝博には、相変わらずひそめたままの声で、自分を親指で示しつつ、返す。
口調は冗談めいているが、それがどこまで本気かは、見た目からは計り知れそうにないが]
[榛名の言葉に]
うん、だといいんだけどね。
[幼馴染の言葉に幾分か心のもやも晴れたらしく、榛名に次に笑いかけた時はもういつもどおりで]
わかった、またね榛名。
裕樹さんのことはまかせてよ。
[手を振って榛名を見送ってから]
それじゃあ、話してばかりもなんだし見てまわろうか?
[玲がこちらを気にすれば笑いかけて]
んっ、大丈夫。
ちょっとボクのこと探りにきたとしたらやだなってね。それだけ。
[家の中のものを軽く捜すように見て、一冊の古いノートを手に取る。
はらり。はらりとめくっていって。閉ざし、己の荷へと放り込む。これだけでいいだろう]
さて…でますか。この家の敷居をまたいでいいのかどうか…もうわかりませんし。いっそのこと旅籠に泊まるのもいいですかね
[そのほうが古いしきたりに縛られてる者達に会わないですむ可能性が大きい。
管理してもらったこと…その後に関すること。色々言わなければならないこともあるだろうが、本音を言えば会いたくないというほうが大きい。
また荷を背負い。こっそりと家を後にした]
―紫堂家→村(道とか)―
あ、うん。
榛姉またね。
[帰るという榛名に頷き手を振って。
琉璃と一緒に裕樹を隣の部屋へと案内しながら]
吸う人、少ないから。
でも別に断絶された村、じゃないんですし。必要ならば買いにいけないわけでもないのに…。
[一番近い集落でも、仕事終わってフラリと、とはいかない距離だったりはするのだけれど]
[利吉と史人の話はちゃっかり聞きながら。
近づいてきて史人と孝博に話しかけた男に、こんにちはと軽く会釈。
相当怖い形相にさして動じる事も無く、いつも通り若干笑顔のまま。
そうこうしていたら、見知った顔が近づいてくるのを見て、ひらと片手をあげた。]
あらさっちゃん、こんにちは。
[呼び方は変えない。]
はッはァ、そーゆーコトね。
・・・・肝に銘じるッス。
[史人に返すのも自然小声になり、小さく敬礼のポーズ。
家柄の違いの所為か、此方はそれ程風当たりも強くはなかったが。]
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