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< 二人の様子を、猫は困惑して見ました。
いったい、何があったというのでしょう。
でも、ちゃんと覚えたことを、ひとつひとつ、指を折って考えます。 >
ひとつ、機鋼の竜が、下にいる。
ふたつ、そのため? に? 力がひつよう。
みっつ、廃棄エリアに、いる。
よっつ、よくわからない。
< ……最後のは必要ないんじゃないかしら。 >
/*
必要のない情報かもしれませんが一応事故を防ぐために言っておきますと絆はハインリヒ―ヘルガですので・・・。
ガァアア!!
[右手でドロイドを叩き潰したところ、左からミー、とチャージをしていたドロイドに肩を掠めて着弾する。
ユーディットの方にいかないか、ちらりと見ながら]
[放たれた熱を感じながら、視線は別のドロイドへ。]
仲間意識とかそんなややこしい事考えちゃぁいない。
私は私の思うままに……。
[ストールを打ちつけつ。]
動くのみっ!!
< なんでそういったのかしら。
みんないるから、だと思うけれど。
猫は、そう言って、なんとなく、二人の視線のあいだっこに、入ってみました。 >
……。
[不機嫌そうな表情。
そのまま、ガッと鈍い音を含ませて踵が胴に減り込み、回し蹴りの要領で顎に一発入るだろうか]
…まったく。貴様は好奇心だけで浄土とやらにイケそうな口だな、馬鹿人間。
[不機嫌そうな様子は相変わらずだったけれど]
…これだから────
[わずかに口をつぐんで]
言わない。
そういう、話だった。
[排除の意志]
[けれど、]
[排除すべき対象は][複数]
[知る者と][知らせようとする者]
[――叶うか?]
[ヘルガと視線を合わせるハインリヒを見比べながら
泣きそうになりながら不思議そうに眉を寄せる。
…まさか、同じフルボッコ犠牲者だなんて知らない。
ふと、空気の不自然な揺れにゆるりと視線を上げて。
その先の視界に入るのは、赤い髪の]
――…、ミリィ。
[僅かに、目を見開く。]
………。
[突然現れたミリィには一瞬動きを止め]
…よぉ、さっきはお世話様。
俺を狙ったってこたぁ、昨日の詰問を肯定したと取るぜ。
[その瞳は油断無かったが、浮かぶ色は悲しみか]
だって。
[遮るエーリッヒの向こう側へ]
アンタら好きじゃないもん。
リディのこと考えてくれる人が居たら
そっちに気持ちが……動くよ。
アンタには、分かんないかも知れないけどね。
[拒絶の意志]
わわわ、幾らヴィンターが治癒したと言っても。
怪我したばかりだから…!
ふぇっ!?
[慌ててヘルガを止めようと。
…あんましとめられるとも思えなかったけれど。
とりあえず声を掛けかけて]
…ミリィ…さん…
[いきなり振ってきた姿に叫んで、半硬直]
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