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[病み上がりはどうしたって否定出来ず]
[返す言葉も見付からず]
[苦笑と共に返される声には]
[少し困った風な表情で]
……其れなら良いのだが……
[何処か納得し切れて居ないような]
[そんな声色]
[ノブの問いに、そちらを見る。
観察去れている事には職業柄、感づいてはいるが、表情には特に出す事もなく]
あー、宿泊関係は二階。
開いてるとこは自由に使っていいってことになってるが、それなりに埋まってるから、それだけ気ぃつければいいと思うぜ?
[ノブに対しての警戒は消して居なかったが]
[観察されていることには気付けない]
[ただ]
[僅かな違和感と嫌悪感]
[其れは感じて居たけれど]
[シャロンの呟きに]
[とても不思議そうな表情となる]
[心配かけたくないのは事実ではあるが]
[きっと多大な誤解があるのだろう]
[其れすらも当人は気付けずに]
祝いのときに飲むものなら今のむべきではなかったか?
…
まぁ良いか。
[カルロスの言葉に思案するもすぐにそう言う。]
全部良いと言ったのはお前だし。
[こわばった彼女の表情に、首を傾げて。]
どうかしたか?
[それから、不思議そうな表情のマイルズに。]
犬嫌いの。
…心配させたくないんだろう?
[何を聞いたかそんなことば]
なんでそこまで気にするかねぇ……。
[どことなく納得していないマイルズの様子に、がじがじ、と頭を掻いて]
あんまり気ぃ張ってると、ここぞって時にぶつっとキレるぜ?
もう少し、肩の力抜いとけや。
[軽く言いつつ、肩をぽん、と叩く。
それから、シャロンを見やり]
……別に、あるモンは使っていいって事なんだから、いいんじゃね?
っつーか、そこで全責任を俺に転嫁するか、お前。
[誰を示しているかは思い当たり]
……其れは確かにそうだが。
だが……何故行き成りそんなことを?
[其れがある意味で]
[禁句に当たるのかもしれないとは]
[矢張り思い当たらない]
い、いえ。何でもないの!
[疑問を返され、慌てて手を振って否定する。会釈をされた青年には会釈を返し]
[初めて見る人物をそっと窺った。挨拶のタイミングを逃してしまったらしい]
ただ単にオレが聞いたことを言ったまでだが。
[カルロスを見て、]
それに責任を取らされるのは厭だ。
[それから、マイルズの禁句に、クローディアが反応するのを感じつつ、片手で抑えるようにして]
妹が言っていた。
[簡潔に、あまりショックを与えないようにそれだけを答える。]
[ぽんと]
[叩かれる力は軽かったのに]
[びくり]
[返る反応は異常な程で]
[跳ねた肩が降りるのに合わせて]
[ゆるゆると息を吐き]
[桜茶をまた啜る]
[落ち着かせようとするように]
……そうだな、全くだ。
[凍っていた表情から]
[漸く零れる苦笑]
超直球な返答だな……。
[返された言葉に、ため息混じりに呟いて]
……ま、ある意味普通の反応だが。
[ぼそぼそと、更に小声でこんな言葉を付け加え]
[自分としてはごく何気ない行動への、予想外に大きな反応に一瞬、戸惑うも。
その後の……どこか、張り詰めていたものが緩んだような苦笑に、僅か、笑んで]
意識の過剰な緊張は、身体にも余計な緊張を与える……とかなんとか。
俺の先達の口癖だけど、わりと真理なんだよな、コレ。
[彼にはこれだけでもかなり衝撃だったか]
[思うなり、申し訳なく思い]
…まぁ、気にするな。
[何を。なのか。]
[それからカルロスにはちらりと視線を向ける]
[小さな声の言葉は、あまりきちんと聞き取れてはいないようだ]
[不思議そうな表情には曖昧な笑みを返して]
[桜のお茶を啜りつつ]
[青髪の青年も何か大変そうだなと、ぼんやり考えていた]
[入ってきた女性には軽く会釈。勿論満面の笑みは忘れない。]
どもー。今日からお世話になります、ノブです。よろしくねー。
[ずい、と椅子を引き]
あっと。じゃあ上行って休んできますわ。もう遅いし。
これからしばらくご一緒させてもらいますんでよろしくー。
おやすみなさいー。
[笑いながらぺこりと頭を下げる。]
ああ……本当に、其の通りだ。
……肝に銘じておくよ。
[そう言って浮かべる笑みは]
[まだ何処か苦いものを伴う]
[其れは]
[緊張の根本的理由が何も変わっていない所為で]
[逃げ続ける以上は]
[決して変わらないのだけれど]
[当然]
[言にする筈は無く]
ノブさん、ですね。
私はナターシャです。こちらこそよろしくお願いします。
…あ、おやすみなさい。
[笑顔に釣られてこちらも笑顔を返していた]
[階段を昇っていく、その顔は当然影となって卓についている人々からは見えない。]
[キラリ、と眼鏡のレンズが光を反射して]
[──口の両端を吊り上げて、*三日月の微笑。*]
[何を気にするなというのだろう]
[シャロンの言葉に考えはしたが]
[追求すれば其れだけ墓穴を掘ると]
[其れだけは察することが出来たようで]
[大変過ぎて]
[というよりは単なる天然なのだが]
[ナターシャの思考には当然気付けず]
[頭を下げ階段へ向かう姿に]
[会釈だけを返す]
[警戒は解かない侭]
ああ、おやすみっと。
[2階に上がるノブを見送り。
ぐしゃ、と前髪をかき上げる。
感覚には、妙な違和感。
それを、気にしても仕方ねぇか、という呟きで一度、切り捨て]
……言ってる端から気負ってるよーにも見えるが、ま、その辺りは人それぞれってヤツだしな。
[さらりと言ってから、身体を軽く伸ばし]
さて……と。
寝る前に、一服してきますかね、と。
[軽い口調で言いつつ、外へと向かう。
布の包みは、未だに背負ったまま]
[漸く名前が分った新参者を]
お休み
[その言葉で見送ると。]
[曖昧な笑みのナターシャで。]
[そう、尋ねてはいけないと、マイルズに思ってみたり。]
[大喜びで餌に飛びつきそうな妹がいるので。]
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