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というか、俺は一人の方が動き易いし。
というか……何かな、その微妙な響きは?
[にっこり、笑いつつこう言って。
……目が笑ってない、目が笑ってない]
[わー、気にしてる気にしてる。心の声はそんな感じだったろう]
そりゃ、あなたから見れば、他の方は足手まといみたいなもんでしょうけど。
でも、こつこつ一人でって、効率が悪いと思うなあ。
ここには異なる精霊力が溢れてて、そしてそれに応ずる力を持った存在が、集まっているわけだし。
一緒に、とは言わないまでも、協力を仰ぐくらいはした方がいいんじゃないですか?
[にこにこと、怯んだ様子は無い]
……別に、足手まといとは思わんけど。
単に、その方が動き易いってだけだし。
[その思考をどうにかしろ、と思われているのは気づいていてもスルーしているようで]
……そうは言っても、元を正せば、竜郷発端の騒動。
そして予想通りなら、俺も、原因の根底に少なからず関与しているし……な。
[ほんの一瞬、視線は遠くへ]
そんな状況だから気が引ける、というのは。
理由になりませんかね?
[なりません、きっと]
―二階個室ー
[覚醒した私は、緩慢と褥から身体を起こした。
素肌を滑り落つる掛布を見やり、指先を傍らの机の鞄へと伸ばす。
取り出されたのは亜麻色の一枚布。それを身体に巻きつけて、私は褥を降り部屋を出た]
理由になりませんよ、そんなの。
[きっぱり。雷撃の精に遠慮は無かった]
雷撃王の命で動いた僕はともかく、他の皆は、一刻も早くここから出たいに決まってるんです。
あなたの気が引けるかどうかなんて問題じゃない。
可能な手は出来るだけ使って、とっとと事態を収拾するべきです。
もちろん、イヤだって人に強制は出来ませんけどね。
どっちかと言うと、動ける方が有り難い人の方が多いんじゃないかな。
[返ってきた言葉は、ある程度予測していたもので。
ふう、と一つ、息が零れ落ちる]
……さすが『裁定』の領域の御方。正論言わせると最強ですこと。
[続いた言葉は、どこか軽口めいて]
確かに、手分けした方が効率いいのは確かかな。
俺も、火山やら雪山では、さすがに動きが鈍るし。
ぐぐ、ぐぐぐぅうぐ?!
[沈んだ小さな影に両手を伸ばし、沈まないように抱き抱えようと。
言葉は魚をくわえているため言葉は紡げず]
[小さな軋みを立てて、窓が開く。
私は話し声の聞こえる方へと顔を出した。白金の髪が風に煽られて頬にかかる]
……。
[淡い菫色が見下ろすは、黒と青の色彩。
艶やかな黒は、彼の竜。
バンダナに覆われた青に、一つ瞬く。彼に見覚えはあったろうか]
正論吐かれてため息ついてるようじゃ、オトさんも見た目程元気じゃありませんね。
[軽口には軽口で応じて、にっこり]
ま、個人的にも、とっとと収拾してもらわないと困るんですよねえ。
[主に家出娘が何やらかすか心配で、とは口に出さず]
それじゃ、協力してもらえそうな方には、手分けして得意領域をお願いするってことで。
火山はダーヴ殿に任せればいいんでしょうけど、地下を探すなら大地の方…ああ、さっき出掛けて行ったな…僕がそっちは探します。
竜族の方々には、オトさんお願いしてくださいね?
[仕切る気みたいです]
[返された軽口には、苦笑で返し。
個人的に、という物言いには、不思議そうに首を傾げる]
ま、動きたい、と思えば、独自に動きそうな面々も多い気はするんだけどね。
特に竜は、個で動く事が多いし。
[自分が極端なのはさておいて]
ともあれ、やるだけやってみますか。
[仕切るのを止める気はないようです]
ああ、確かに。
[くすくすと笑い声をあげて]
でも事情は説明してあげないと。機鋼竜の存在自体、ちゃんと知らない方が多いだろうし。
[そこまで言って、ふと気付いたように頭上を見上げる。感じるのは天聖の力…本にあったデータと、前に見かけた優美な姿を思い出す]
……麒麟殿?
[枷の青年とは違う気配に、目を眇めてバンダナの青年を見やる。
強い日差しに光る髪は、よく見れば黒に近い紫であったか]
[少々身を乗り出しすぎたか、蓬髪が風に攫われる。
私は乱れる髪を片手でかき上げ――動きを止めた]
……ああ、そうか。
元々、アレの件は、竜郷でも一部にしか知らされてなかったくらいだし……な。
[つい失念していたその事実に、とぼけた声をあげ]
んじゃま、人が集まった頃に、まだ話してない面々にも説明しますか。
……その前に、俺はもう一度中央塔を見てくる。
色々と、引っかかる事もあるんでね。
[静かな声でこう告げ。
ユリアンが上を見上げれば、つられるように窓を見上げ、やあ、と言いつつ手を振り、歩き出す。
見上げた瞬間に異眸に宿った色彩──信頼のそれに、果たして雷精は気づいたか否か*]
[視線に気付いたのか、件の青年が頭上を見上げた。
私は手をそのままに――動かせぬを知られるは恥かしきゆえ――青年へと首を傾ける]
…えぇ。
そなたは…誰そ?
[彼の竜と親しげな様子に、人ではあらぬだろうかと。
距離があるを幸いに問いかける]
ふはは、げほっ くすぐったいよ
[結局岸まで運ばれてしまい、そそくさと服を拾う。
マテウス(昨日屋敷に居たような気がしなくもない)の口にくわえられたままの魚を見て]
ええと、た、食べても美味しく無いから!
一人で無理はしちゃダメですよー、オトーさーん!
[歩み去る時空竜に、明るく(あ軽く?)声をかけてから、改めて上を見上げて微笑む]
こんにちは!僕はユリアン。
雷撃王の使い走りを勤める雷精です。
[問いかけは、名を聞くためだけのものでは無かろうと察して、答える]
−北部:氷結洞−
[周囲に張り巡らせられた鏡の如き氷の壁]
[結晶は合わさり透き通る花のように咲く]
……、
[吐き出す息は白い。]
[何時から其処に居たのか]
[少なくとも洞穴の外に足跡は無く]
[かと言って]
[薄手の上下は寒さに耐え得るとは見えず]
[時間の経過は不明瞭で]
[短く手を振り、歩き出す黒髪の青年を私は黙して見送る。
その背へと投げられた呼びかけに絶句していた訳ではない、はず]
…ユリ…ァン……… 雷精殿…?
[やはり上手く発音できず、口の中で幾度か繰り返して。
なれど終に口から零れたのは、名ではなく青年の属せしもの]
そなたは…何か王の命を受けていらしたのかえ?
[己の名を名乗る事を忘れたまま、私は問いを重ねた]
―西部・広葉樹地帯―
[森の中でもひときわ高い樹の上。
その上の方の枝に腰掛け、そこから一望出来る界を見ている。]
…………さて、どうするかね。
とにかく、誰かが入り口を見つけないと始まらないかな。
[ぼんやりとしながら、呟く。]
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