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おーい、ボイコット青年。
何も無視してかんでもいいでしょうが。
[ひょい、とヒサタカの進路に足を伸ばした。
通り過ぎようとするクラスメートに、口と足でツッコミ]
ま、お嬢様とのデートに急ぐんなら邪魔しませんが?
[カラカラと笑う。何だかんだと暇しているようだ]
[足早に階段を降り、一階まで向かう。
校舎内の浮き立ちは、目前に迫る夏休みのためだろう]
……気楽なもんだ、と。
[そんな呟きを漏らしつつ、携帯を軽く見て、時間を確かめて]
今から出れば、間に合うか、ね。
んー、花火は好きやねんけど、寮ですんのはなー。
タマキちゃんトコにでも行った時にしよか。
受験生かて息抜き…炎色反応の復習は必要やもんね。
[都合よく結論付けて、実験用薬品保管冷蔵庫を漁った。
白衣引っ掛けたまま部室を出る。荷物は置いたまんまだ]
センセ、どーせ定時まで帰られへんのやろ?
ちょっと置かしといてなー。
[ケイコが進路に入り込んできたのでピタリと足を止めた。そしてあのぼんやりとした視線で彼女を少し見つめてから]
……無視じゃない。考え事してるのかと思ったから、邪魔しないで置こうと……。
[と、普段どおり真実一本槍の回答の途中で、お嬢様云々といわれてしまい、口を噤んだ。
はて? 一体誰がお嬢様なのか?
そう思いながら、すぐにデートする相手など自分には一人しかいないと思い至った。古典的にポンと手を打って]
ああ……マリーがお嬢様か。
[関係ないところに感心した]
……やべ。
[ 小さく呟きを落とす。
同時に視線を上げて、落とした。
地を染める光の色は、
目蓋を下ろす前と大分変わっている ]
どんだけ、居たんだ。
[ 独り言ちるその姿は、校舎の片隅、樹上にあった ]
[ 幹に手をかけ、危なげなく降り立つ。
またしても合唱を中断された蝉たちは、
青々とした葉が舞い落ちるのとは反対に、
抗議の声を上げながら、暮れの空に飛び立っていった。
軽く服を払って、大きく伸びをする。
放課後の校舎裏だからまだマシだが、
そうでなければ目立つこと間違いなしの行動だった ]
暇してただけ。
暑いから切り上げて涼しい場所に逃げてきたんだ。
[近くにあるラケットケースを示して]
アッハッハ!
恋人以外とデートしてたら問題アリだよ、ヒサタカクン。
言いつけちゃうぞ?
やほー。
[声に反応して、なにやら俯いてた顔が上がったので手も振った。
握ってるのは実験用の氷の入ったビニール袋=簡易氷嚢]
へたってたみたいやからあげるわ。
[大体こんなもんかな、と目測を定めて手を離す。氷嚢、自然落下]
[ 豪快な笑い声が耳に入る。
振り向いた先には人影ふたつ。
茂みから出てよく見てみれば、
一つは見覚えがなく、一つはあるもの ]
……んだ。桂の、か。
言いつけたほうがいいことなんかね。
[ 会話は多少聞こえていたらしく、
朧げに拾った単語を繋げて言った ]
はあ? へたってたって……。
[誰がだ、と首を傾げる。
自慢じゃないが、暑さには強い、という自負はある。
……ここ数日は、諸事情につき精神疲労は感じていたりしたけれど]
……って。
[内心、首を傾げている所に落とされる簡易氷嚢。
角度は悪くない……多分、脳天直撃コースとしては]
ちょ、あぶねっ……。
[ケイコの暑いからという言葉に激しく同意した。何故なら彼も夕日の暑さに帰宅前の冷を求めてうろついていたのだから。
そうしてみると、ケイコは彼以上にテニスという運動をしていた訳だ。なるほど、それは暑くて当然だろう。と頷いた]
……なら、校舎裏の西奥の方に風が上手い具合に巻いてくれる場所がある。この時間帯なら木陰になってて、風が心地良い筈。
[すっと指差し、テニスコートからそんなに離れていない木陰を指し示した。
それと付け足すように断言する一言をポツリ]
大丈夫。俺は彼女以外とはデートなどしない。
[普段とは違う力強い一言を言いながら、自分の中でデートにならなければ女子と二人で出かけても可笑しくない彼であった]
これまた豪快なご登場で。
[アズマを見ながら、軽く首を傾げた。
顔は何となく見覚えあるのだが、咄嗟に名前が出てこない]
そうそ。
午後をサボしたヒサタカクンに浮気疑惑?とかね。
[ケラケラと笑いながら]
ま、本人はこう言ってるよ。
どこまでがデートになるのかは知りませんが。
お、ナイスコントロール。
[受けた方が。いや、当てる意味ならかなりナイスだが]
降りて上がるの面倒やん。それにちゃんと狙ったし。
ゆーとくけど食べたらアカンよー。
薬品付いてるかもやし、冷やすの専用にしとき。
ほななー。
[出会ってと言うか入学して数ヶ月。暑さに強いとか知りません。
目覚ましの借りは返したとばかりに、爽やかな笑顔で去っていく]
へぇ、良く知ってるね。
でも向こうだとコートからも見えやすいからなぁ。
[正規の部員たちはまだ練習してたりするわけで]
練習中に休む時は利用させてもらお。
ありがとさん。
[どこまでがデートか?
なるほど。難しい問題だ。男と女では許容範囲が違うし、何より考え方も違う。買い物の手伝いだけでも女子はデートととるかもしれないし、逆に男も浮気と勘違いするかもしれない]
……哲学的だ。
[彼の思考回路の方が哲学的かもしれない]
生憎と、忍者でもなんでもないもんで。
忍びの術は知らんわな。
[ 首を傾げる女生徒へと視線を返した。
何処の部にも所属しない助っ人として、
名前と顔くらいは知っていたが、その程度 ]
確かに、デートじゃなけりゃ、平気でしそうな言い草だ。
[ 深く彼の人と成りを知っている訳でもなかったが、
思わずそんな言葉が零れ出た。
ついでに出そうになった欠伸を抑え ]
狙うって、どこ狙ったんだ、お前。
[呆れたように言いながら、立ち去る姿を見送って]
……薬品つきって事は、化学部の備品か。
[何を寄越すんだ、と呆れながらもぴとり、額に当ててみたり。
ちょっと煮詰まり気味の頭には、ある意味丁度いいかもしれなかった]
[ 手を振られても振り返しはしなかったが、
代わりのように、鞄を肩に引っ掛け直す ]
……哲学的て。
何処からそういう思考になるのか、さっぱりわからん。
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