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10人目、流水学科1年 エーファ がやってきました。
[ ぺた ][ ぺた ][ ぺた ]
[あゆむ あるく 西館へのみち]
[鐘が 鳴る鳴る はじまりの音]
‥‥‥あ。
[立ち止まり、天を仰いで困りがお]
また、間に合わなかったみたいだ。
[まだまだみちのりは遠い。
もっともそれは、エーファにとっての話。
それでも のんびり のんびり 進んでく。**]
[西館の一室、窓の隙間から桃色のハートが滑り込む。
差し出した掌の上で一回転して着地]
風さん配達ごくろうさま。
お返事も届けてくれる?
[唇に悪戯な笑みを浮かべ、偽の花びらの端と端を摘む。
左右に引くと小さな音を立てハートは哀れ真っ二つ。
風の精霊達はクスクス笑いながら二つの破片を*運んでいく*]
─南館・氷破学科講義室─
[椅子に腰掛け手持ちの古文書を読む。
窓から吹き込む風でページが捲れないように押さえていると、ひらりと桃色が古文書の上に落ちた]
………アホか。
[落ちた桃色を掬い上げて、ピンっと上へ弾き上げた。
途端桃色は赤を宿し、小さな煙を残して消え去る。
そうして再び視線は古文書へと向けられ、静かな時間が過ぎて行くのだった]
[ちなみに鴉は机の上で*お昼寝中*]
[南館のうえに一陣の風が吹き、ピタピタッと頬へ何かが張り付いた。
風はクスクス笑ってウェンデルの癖毛を揺らす。]
嗚呼、かくも大いなる悲しみに我が心は引き裂かれ……!
[大袈裟に両手を広げ、空を仰いだ]
……小さな人も、他には真似の出来ない可愛らしさがあると思うんだが、どうかな。彼の民は君たちとも仲が良いのでは無かったっけ?
[風の精霊の腕を取り、ウェンデルが語りかける言葉は古代の言葉。別に怪しい独り言では無い。]
[小さな風の精霊は、応える代わりにウェンデルの襟を舞い上げて顔にぶつけた。]
わぷ
……全く、皆つれないね。
[その時、屋上にひとの現れた気配があり、ウェンデルはなにやら言い訳をはじめた。*]
……いやあ教授、この短期間で全文解読は不可能ですよ。今朝、概略を提出したじゃありませんか。いやいや真面目にやっていますよ。
ところで良いエールが手に入ったのですが、どうです、一杯……
[放課後、カヤは果樹園で日課の手入れ。
土と樹と水の精霊がクルクルと周りで踊っている。
手伝いか邪魔かはちょっぴり微妙]
さーて、後は寮母さんに頼まれた分だ。
デザートはトルテだといいな。
[大きな手篭一杯の赤い実をヨロヨロと運び始める。
絶妙なバランスは帽子の中のふわふわの寝返りで崩れ]
あ、わわわっ!
[コロコロ転がる赤い実達。
土の精霊達との追いかけっこの*始まり始まり*]
ああ、そうだよ。
昇級試験か……年に何回かある、迷宮突破の実技試験で最後まで勝ち残ると、飛び級できるんだ。
……でも、試験とか面倒だから、あたしはのんびりやってるってワケ。
[質問>>24に答えながら寮に戻り。
食堂への案内がてら、一緒に御飯を食べたりしたかも知れないが、それはそれ]
─西館・実技実習室─
……異界に満ちしアヤカシの力、我が友を介し、我が力となれ……。
[紡がれる短い言葉は、異界と自分を繋げるキーワード。
肩の上の相棒の尾が揺れる。
ぽう、と。
手にした細い皮製の鞭の柄に、真紅の光が灯る]
……異空の揺らめき、集い、形成し、全て貫く槍となれ!
[詠唱と共に、束ねた鞭を握る右手を上へと差し上げる。
揺らめく紅の光。
頭上に形成された純エネルギーの槍は、設置された標的へと飛び、それを貫いて打ち砕く。
静寂を経て、告げられる点数。
一応、課題はクリアしたらしい]
─西館・屋上─
んー、っと、いい天気、いい天気。
[課題終了後、真っ先に向かったのは屋上。
ここでのんびりと翼の虫干しをするのはいつもの事。
同族が少ないせいか、最初はわりと驚かれたりしたのだが]
さーあて、今夜辺りまた、散歩に行こうかな?
[なんて呟きをもらしつつ、しばし、屋上の手摺に座って翼を広げてのんびりタイム]
─南館 古文書資料室─
嗚呼、かくも世に麗しき精霊は満つれど我が意を解さず!
我がまじないは彼らを留めることあたわず!
『この紙を元の場所へ』
…まあ、こちらが古代語だから仕方が無いけれどね。
かといって簡単な精霊語を覚えて話し掛けても通じるモンじゃなしまずきちんと話を聞いて貰えないのはどうしたものか。適正って奴かい。切ないったら無い。
おい、話し相手になってくれても良いだろう。
『上から三冊目の本を此処へ』
ああもう慣れたさ。切ないねえ。
[とか、古代語と通常の言語を交互に呟きつつ、書物の間に埋もれては精霊さんを無駄遣いしているようだ。]
…それとも適正云々という以前に僕が嫌われているのか!
[もう学園内の大概の講義は終わったのか、外からは開放感に満ちた話し声が聞こえて来る。]
[ふと、それにひかれてウェンデルの気が逸れた。]
[ドサドサバサッ]
[ウェンデルの集中力の欠如により、周囲で働いていた魔法が一斉に途切れ、一斉に書物が降り注いだ。*]
― 武芸訓練場 ―
きゅうせんきゅうひゃくきゅうじゅうは〜ちっ!
きゅうせんきゅうひゃくきゅうじゅうきゅ〜〜〜っ!
いちまーんっ!!
[流れる汗を玉と飛び散らせながら、最後の一振りを終えると同時]
終わったー!めしーっ!
[抜き身で振っていた剣を鞘に納める暇も惜しむように、駆け出…]
「ちょーいと、お待ちっ!」
[…そうとした途端に、またふさふさ尻尾で顔面を、ビッタン!と、ひっぱたかれた]
「いつから礼儀を忘れたんだい、この子は!」
[頭上から首を伸ばした龍の瑠璃の瞳に睨まれて、首をすくめる]
あちゃ…ごめん。
[鞘に納めた剣を腰の剣帯に携え、入口で無人の訓練場に振り返ると、きちりと背筋を伸ばして一礼。同時にあれだけ流れおちていた汗が、すうと引いて、ひんやりとした空気が辺りを包む]
…めしーっ!!
[一瞬の後、再びどたばたと駆け出した男の頭上で、真っ白な異界龍は、ヤレヤレとためいきついて丸くとぐろを巻いた]
[手篭に何とか拾い終えて、ほっと一息。
なのに風が吹いてまたひとつコロコロ]
コラ、悪戯っ子。めっ!
[風の精霊に人差し指を向けて怒るとサヤサヤと梢が鳴る。
反省の合図に表情を緩め、手篭を持ってまたヨロヨロ歩き出す]
んー。
そろそろ、いいかな。
[陽射しを受けた翼を数度動かし、それから、ぴょん、と手摺の上に立ち上がる。
吹き抜ける風に、黒のフレアスカートが揺れた。
ちなみに、ちゃんとスパッツ装備しているので、飛行時も問題はない。らしい]
さぁて、そろそろ寮に戻ろうかなっと。
[軽い言葉の直後の羽ばたき。
白の翼で大気流を捉え、一気に下へと滑空する]
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