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―回想・今朝―
…え?面接?
[今日?
重ねるように問えば、少女から返るのは肯定の言葉。
…いや、特段止めるつもりも無いのだが、ただ、何と言うか。
――しばし思案げに視線を巡らせて、しかし結局は了承を下す。
元気に家を飛び出して行く少女から、電話の件も賜って送り出した。]
はい、いってらっしゃい。
――まぁ、
[運が悪ければ、直ぐに戻ってくることになりそうですけどね。
独り言の様に零した言葉は、日差しの下を駆ける少女には届かなかっただろうが。
――空を仰ぐ。今日も暑くなりそうだ。]
……嫌がらせかーーーー!!
[割と本気で見えない壁を蹴り飛ばす。
普通に見ても控えめに見ても大げさに見ても八つ当たり。
結論。ただの八つ当たり。
おかげで暑さと疲労が増したり足に痛みが出来た気がするが、苛立ちだけは解散できた気がする。]
…お茶でも、飲もうかな。
[そう結論付けて扉を閉じる。合唱が僅かに遠ざかった。
事もすれば、電話番も必要だろう。
…運良くデザートも有る事だし。
冷房のせいか、冷えた床が素足にひんやりと心地良い。
台所へ続く廊下を戻る足取りは、どこか*楽しげに*。]
[気付いたのは朝、新聞を取りに行った時の事だ。
まだ半分夢の世界に居たのだが、玄関につくや頭が突然硬いものに衝突した。
ばっちりと目が覚めて疑問を浮かべながら再度玄関に歩を進めようとすると、同じように何かに額が当たった。
それから家族を呼んで色々調べていくうちに、どうやら玄関に迎えないのは自分一人だけであり、また玄関の反対側には問題なく移動できて、外にも出れる事を確認した]
……何で家の敷地にこんな変なのがあるんだろう……?
[疑問は晴れる事はない]
……ま、いいか。考えても仕方ないのなら、何かあるまで放っておこう。
[それまですでに小一時間は玄関で立ち尽くしてから言う台詞ではないのだが、ようやくそう一時的な結論をつけると、一旦部屋に戻ってから制服に着替え、まだ買ったばかりで紐を通していなかったスニーカーを手にすると、玄関と正反対の位置にある妹の部屋の窓から外出した]
「お兄ちゃん、どっかいくの?」
……ああ、マリーとキョウヤとで旅行の話でもしに行こうかと。
「旅行? しかもマリーちゃん連れて? へぇ〜」
……何だ?
「いえいえべっつに〜。キョウヤ君も大変だなって思っただけ」
……よく分からん。
「分からないなら分からないでいいよ。とにかく気をつけてね〜」
[出かけ際にそんな会話を妹としながらであるが]
[壁が突っつかれたり蹴っ飛ばされたり。
その度に通じるダメージに耐えつつ、境内の掃除を終えて]
……さて。
これはこれ、あれはあれ。
これは、サボる訳にはいかんからな……。
[はあ、と大げさなため息をつきつつ、竹箒を片付け。
社務所を兼ねる自宅に戻り、掃除の間にかいた汗(含む冷や汗)をシャワーで落として着替える。
茶の間の母に出かけてくる、と声をかけ、深紫の包みを片手に神社の石段を駆け下りる]
……暑くなるな。
[ぽそり、呟いて。向かう先は、*さてどこか*]
そういうわけなんでよろしくお願いします
[言って携帯を切って収める。
八つ当たりして少しすっきりしたが解決は無理なわけで、だから帰ろうとした世話係の人に連絡して切ると]
もう一度寝直したくなるこの事態。どうするもんか
[誰も通れないならそれこそ何か仕掛けでも……というか騒ぎになっているだろうが、それもない。上も下もやっぱり壁]
……駄目だこりゃ。
[どこか別の道でもないかと日陰を辿って徘徊]
[通りを一つ進んで…見えない壁にぶつかった。
また違う通りを進んで…壁にぶつかった。
そんなことを四度ばかり繰り返して…なんとなく嫌な予感がしなくもないのは気のせいか]
[日差しは暑かった。それは汗かきの彼にとっては地獄と言っていいかもしれない。それでも比較的影の部分を伝いながら若干散歩がてら進んでいく。
その途中で何度か見えない壁にぶつかった。
自宅だけではなくて街中にもこのようなものがあるとは邪魔だ。程度の感想を抱きつつ、どうやら壁は円を描きながら建っているらしいとぼんやりと考えた]
[街中通過中は壁にぶつかることは無く。悠悟達と別れた場所からだいぶ離れたところでふと思い出す]
そういやこっち側って恭也の家ある方だっけか。
[ただそれだけなのだが、何故か思い出して。そのまま進んでいくと、見慣れた背中が見えてくる]
……恭也ー?
[道の真ん中で立ち止まってるように見える親戚の名を呼んだ]
[声がした。聞き間違いは暑さで脳がやられてないときっとない。
幼き頃から幾度もした反復のせいか。振り返ると同時に逃げる姿勢に自然となってしまうのは訓練?の成果かもしれず]
…おはよ。幸貴。朝の運動みたいだが、元気だなぁ
[いいながら見えない壁を手で軽く押すようにして突く…逃げ場は少ないような。]
―寮―
[荷物を置くついでにイトコへと電話する。
もちろんバイト面接のフォローについてだ]
あ、熱出したって言ってくれたんや。ありがとー。
うん大丈夫。怪我とかしたんやないよ。
ただ…ちょい訳わからん事態になっとって。
[バイトはもう絶望的だが、行方知れずよりまだいいだろう。
よもやイトコがコトの事情を予測してたとか知らず、素直に感謝。
なんか見えない壁っぽいのの所為で面接行けなかったコト。
それが自分だけじゃなくアズマんとライオンみたいな女の人もで、最終的に家庭科室で待ち合わせてるコトを一方的に伝え]
うわ、喋りすぎた!
はよ行かな焦げるー! また後で連絡入れるわ!
[何か言おうとしたっぽいイトコを待たず、目に入った時計に慌てて電話を切った]
[そんなやりとりの後、ヒサタカと別れ、寮へ帰ると、ケイコに旅行の話を振る。
あまりのヒサタカのヘタレっぷりに仮にケイコが呆れていようとも、こっちは首を傾げる程度。
キョーヤ? そいえば、途中で帰って行ったネ。用事でもあったのカナ?]
[そして翌日。町を歩いていたのだが、とある位置でピタッと立ち止まり、]
…………ナンだろ。これ。
[手を伸ばすとちょうどあと一歩進んだ位の所に不可視の壁。
その横をサラリーマン風の男が何もないかのように通過していく。]
……んー??
[わずかに首を傾げていたが、きょろきょろと辺りを窺い、誰もいないのを確認すると]
ッセィッッ!!
[突如、回転の勢いをつけての廻し蹴り。でも、がいーんと弾かれる。]
[相変わらず逃げ体勢になる様子にけらりと笑って]
うはよー。
朝の走り込みは日課だかんね。
暑いからって中止はしないよ。
それに汗かいてからシャワー浴びるとすんごいさっぱりするからさー。
それを目標にしてる感じ?
[笑って言いながら逃げようとする恭也の手の行く先を見て、一度瞬いた]
あー、ここもなんだ。
てことはこの辺りがあそこの反対側かなぁ。
[壁の傍──自然と恭也の横に立つことになるわけだが──に向かい、自分も手を突き出す。案の定その先には手は抜けていかない]
ふむ、恭也も通れなくなったわけだ。
[それからスーパーひまわり基点で冷房の恩恵に預かりつつ、壁を数箇所確かめた。
何せ今後のバイト計画に関わってくるからそれなりに真剣だ]
さって、こんなもんでええよね。
家庭科室ってお昼期待は出来へんかなあ。
せやけど一人買ってくんもやらしいし、手ぶらで…あ、飴あったっけ。あれだけとってこ。
しっかし、美味しかったなあ、パフェもソーダも!
なんやろあのグラスに沈んどったの。甘酸っぱーて最高やった!
[イチゴのグラニテのとか説明は食べるのに夢中ですっこぬけたらしいです。で、デザートの美味さに食べるのをやめたマンゴーの飴だけ持って学校へ。
一足お先に家庭科室に到着するも、お茶のありかは知らないので、*飴でも食べてます*]
鍛錬はかかさず…かぁ…って。ここもって
[同じ認識だからその考えに行きついたのであろうか。
しばし何かあったら逃げねばという思考を忘れ(その割りに本能のほうが身についてるが)同じように突き出して壁に阻まれる一連を見て]
あー…俺だけじゃなかったんか。
俺の家の手前からここに来る通りまで全部途中で阻まれてよ…原因もわからねーしまいった。
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