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― 廊下 ―
[廊下に逃げ出した、というか逃がしてもらえたというか。
ぐすぐすと泣いたままのバンシーの移動速度などたかが知れているから、追いかけられなかったというのがきっと正しい。
廊下にグレゴリーが居るのが見えて、さらにぼろぼろと涙が零れ落ちた]
――え、えと、あの……
レイスさん、が……
[操られてるみたいだという言葉は、泣いているせいで言葉にならない。
出てきたばかりの扉を恐る恐る振り返って、扉から距離をとる]
― ユーリーの部屋 ―
魔力が高ければ一概に何か出来るとは限らないわ。
私だってそれなりの力は使える方だと思うけど。
試した結果からして有効打を打てそうにないのよ。
[ホゥ][また溜息が零れる]
これは私の勘でしかないけど。
あの木との相性の問題もあるかもしれないわ。
どちらからも外して良さそうなのは炎魔人かしら。
[サラリ][一人を除外対象にあげた]
[個人的好みではないと思う。多分]
弱い子が引き込まれたら、力を吸い尽くされるかもしれない。
その懸念もあるから、私としてはそちらを先に護っておくのを勧めたいわ。
― ユーリーの部屋 ―
私が個人で挙げるとしたら、ドミニカかレイスね。
[スイッ][指を二本立てて名前を挙げる]
ドミは優しすぎて抵抗が下手そうなんだもの。
レイスは、一度辛い目にあっているから。弱いひとではないけれど、できるだけ負担のないようにしてあげたい。
[理由を説明して唇を舐めた][ペロリ]
―廊下―
[ドミニカの説明は短く途切れがちなものであり、言葉にならぬ部分を汲み取るには魔人は繊細さがかけておりました。
涙ながらに出た名前と扉から香る潮に『レイスに何かあった』と単純明快に結論付けます。
表情を険しくして扉に手をかけ、]
レイス どうした――・・・!?
[疑念ではなく心配に近い声で内へと問いかけました。
甘い柔らかな聲は未だ続いていたでしょうか・・・?]
― ユーリーの部屋 ―
それ以外で守りが必要そうなのは、エレオノーラ?
いえ。私じゃ予想もつかない力を持っているのかもしれないけど。
[コテン][小首を傾げてお友達以外からも一人挙げる]
ニキやおじいちゃんは、いざとなったらなったでどうにかしてくれると信じておきたいところ。
ロランはどうなのかしら。ちょっと判断つきかねるわ。
[一通りの個人評を続けて肩の力を抜きクッションに寄りかかった][フワン]
― 少し前・自室 ―
お菓子の生る木が取りこもうとしても、避けられたら、取りこめないだろう。
力の向きを少し変えて。
送りこむヒトへ、向かわせるだけだ。
[前にやったように、ほんの少し目元を冷やす。
彼女が逃げるのに、すぐに追いかけることはなかった]
誰が行っても、変わる。
安心してくれていいよ、ドミニカ。
[そっと囁く聲は、扉を開ける音に途絶えて。
扉のしまる音に隠れて、小さく咳込んだ。彼女の消えた先を見て、数秒。沈黙して]
─ 自室 ─
速いのは、最初のでわかってたつもりなんだがなー、一応。
[どうにも追いつけない、という状況が悔しいのは、多分、きっと、伝わる。
どれだけ速く走れるか、どこまで突き抜けられるか、そんな事に時間を費やすのが常なのだから]
まあ、あのオッサンに関しては、オレ自身の相性の悪さもあるからなぁ。
[仮に術式を向けたとしても、上手く固定できるかわからない、という懸念もあったりするので。
除外対象になった事には、突っ込みはいれなかった]
姐さんが力出せないレベルになってるっぽいからな……やっぱ、そっちが重要、か。
つか、姐さん時は意趣返しなんぞもあったのかも知れんが。
今回はなんで、キリルだったんかねぇ……。
[その何かの感覚に、ふと足元を見た時には。
すでに、何かに引きずられるような感覚にとらわれて。
悲鳴一つすら上げる余裕がなかった。]
[そんな疑問を零していたら、上げられる名前二つ。
ふむ、と言いつつ、腕を緩く組む]
あの二人のどっちか、ね。
……まあ、確かにあの子はイロイロと心配ではある、うん。
なんつーか、ほわほわー、として。
簡単に騙されそうで見てて怖いっつーか。
[今まで数度、言葉交わした時の様子を思い返していたらなんか納得してしまった。
納得の仕方は大分失礼ではあるが]
……さっきも、アレ使わずに人の部屋探してたくらいだしなぁ……。
[ちら、とディスプレイを見やって呟く]
そいや、無事にたどり着いて相談できたんかな……。
[その結果、ちょっと大変な事になっているのは、知る由もないわけだが]
― 自室 ―
[本来は使えない聲を、無理やりに力に変じて使うのは、消耗する。
わかっていてやったことではあったが、追いかけるのは少し遅れた。
足を踏み出すと、廊下から声。
反響するように残っていたやわらかな音は、グレゴリーの問いかけに、霧散する]
――…グレゴリー?
[まさか彼に気付かれたかと、僅かに動揺する。
それでも、そちらへと足を進めて]
わたしは、何も。
大丈夫、です。また、ご心配をおかけしたようで……。
[彼にかばわれるような形のドミニカを見て、困ったように眉を寄せた]
─ お菓子の生る木の中 ─
[目を少しだけ開くと、まず目に映ったのは、膜。
何故か重い瞼を擦り、場所を確認するようにきょろきょろとあたりを見渡す]
こ、此処は、………?
[膜に少しだけ触れてみて、ようやくそれが菓子を包んでいたものだと理解する。]
はぁ…
[それにしても、どうしてこうも]
[ひどく、辛いのだろう]
ん、まあ、正直な所。
ニキータとかロランとか、あと、エントのじーさまとかは、どうにかなっても切り抜けられそうかな、とも思うんだが。
……ちょこっと話しただけなんで、やっぱり判別つかんなよな、ここら。
[続いた各自評価には、は、と一つため息落とす]
エレオノーラ……は。
オレも正直、判断つかんなぁ……見た目で力が読みきれてないっつーか。
[それ以前に話ほとんどしてないから、掴みようがない、という説もあり]
とにかく、そうなると。
心配な辺りから、ってのが、妥当かねぇ……。
[まあ、目の前の一人も心配といえば心配ではあるが。
能力的な信はあるので、一先ず言わないでおく]
― 廊下 ―
[ぐすぐすと泣いているせいで言葉が足りず、グレゴリーが勘違いしたことにも気づかない。
部屋をでる直前に聞いたレイスの言葉に、安心できないからよけいに涙がとまらないのだった]
……レイス、さん、は、おかしの、きに……
[それでも途切れ途切れに、レイスの部屋の扉に手をかけるグレゴリーに伝えようとしたところで、その本人が出てきて言葉は途中で跡切れるのだった]
―レイスの部屋の前―
[セイレーンが咳き込んだ音>>54はドミニカに問うていた魔人の耳に届く事はありませんでした。
少し遅れて開いた扉、そこから踏み出してきた青年の姿を眼にし、霧散した甘い音の残滓を探すように視線が流れます。]
・・・ああ
倒れたりしたわけではないようだな
[怪我などはないと見て取ると、幾分か魔人の緊張は緩みました。
僅かな動揺の気配には気づいたのか否か。
背後のドミニカを振り返り、眉を寄せるレイスと見比べ]
いや、心配というほどでもないが
ただ事に見えなかったんでな
[レイスは無理を隠す性質そうだと考えている黒い眼が『話せ』とバンシーを見下ろします。]
あ、ふ…
[途端に、ふっと体か軽くなり。思わずベルナルトにすがるように寄り]
あ………
―――…
[『嫌じゃ、ないです』と続けた言葉は、もしかすれば小さすぎて聞こえなかったかも。]
[倒れたり、なんて言われて。
少し困ったように、笑みを浮かべて]
大丈夫、ですよ。
ここはとても落ち着きますし……。
グレゴリー。そんなにわたしは、信用ありませんか…?
[わざわざドミニカに聞き直す様子に、困ったような口調。
グレゴリーの視線を追うように、己の視線も彼女の方に流れて。
言うな、というように。ただ、じっと見据える]
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