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ほら、無理でもこっち飲みなさい。
あなたの場合、一滴だって酔っ払うんだから。
[自分はグラスに残っていた分をゴクリ]
うぁ、甘。
ってこれまさか。
[グラスを確認すれば艶やかな深紅色が揺れている。
もう一口含めば推測は確信になるわけで]
…じ、事故よね、事故。
注いじゃった分はもうどうしようもないし。
の、飲むためにあるんだし、ね!
[それでも雷からは逃げられないだろうなぁと。
最強の人の秘蔵酒片手に目が*泳いだ*]
「そうだそうだ、こう言う時の魔法だぜー」
[ベッティの腕を知らない鴉は囃し立てるように言う。
巻き込まれないように離れ宙を舞い。
その様子を眺めていた。
のだが]
「って、えええええええええ!?
ちょ、待って、ラーーーーイ!?」
[空高く舞い上がってしまった青年+αに度肝を抜かれた]
「お嬢さん降ろして降ろして!!」
[慌ててベッティに頼むも、彼女もパニクってるらしく、落下地点でオロオロするばかり。
鴉も鴉でその身体では受け止めることも難しく。
飛ぶのも忘れて、ベッティの周りの地面をバサバサくるくる走り回るだけに]
[間に合わない。
そう思った矢先に差し込む大きな影。
翼で頭を覆うようにしていた鴉は、衝撃が無いことに恐る恐る上を見上げた]
「あ……助かったぁ〜……」
[見上げた先には大きな薄青。
それが地面へと転がると、空に飛ばされた青年達も地面にずり落ちた]
「…お嬢さん、魔法下手だったんだなぁ」
[ぽつりと鴉が漏らした呟きは、果たしてベッティに届いただろうか]
[その後青年達は駆け付けたギュンターにより手当され、校舎の中へと運ばれた]
「あーもー、一時はどうなることかと…」
[さっきの騒ぎで鴉も少し憔悴した模様。
寝かされた青年の腹の辺りに倒れ込み、休息と言う名の睡眠に入る。
鴉の重さに少し魘されてるっぽい青年が目覚めるのはもうちょっと後の*話*]
[そんな騒ぎは露知らず、ぐっすり眠っていた訳ですが]
…落ちるッ
[がばっ]
………夢か。
[どうやら、南棟の資料室に運ばれたようだ。
此処も、何人かの生徒の寝場所に使われているらしく、寝袋やマットレス、毛布などがぽつぽつと置き去りにされている。すべて抜け殻なのは、持ち主が授業に出ているからだろう。
ウェンデルが、何か飲み物は無いかと辺りを見回すと、ライヒアルトが唸っている。
その腹の上でもぞもぞしている鴉の頭を指で撫でた。]
[資料室から出ると、あちこちの教室から講師の声が聞こえてくる。
教室の隅に寝具や生活用品を追いやり授業を行っているようだ。逞しいと言うべきか、呑気と言うべきか。大体どこの教室も同じような状況なのだろう。
その中でも、男女の居住空間は自然と分離しているらしい。
ウェンデルはそんな様子に感心しながら、校舎の外までぶらぶら歩いて行く。
休養を兼ねた『臨時の実地課題』を与えられたウェンデルたちは、いまのところ特に授業へ出席する必要は無いと言い渡されている。ただ、元々講義よりも実験とレポート提出の多い学年のウェンデルにはあまり関係が無いようにも思えた。]
[イヴァンが巻き起こしたふわふわタイフーンに埋もれる。
二次災害を恐れ下がっていても巻き上げられては避けられない。
ゲルダの尽力で助けられてようやく一息]
あー、ビックリした。
ありがとうゲルダ。
[翼で風を起こしているゲルダに声をかけ、イヴァンを見る]
巻き上げちゃ駄目だよイヴァン。
部屋の中で循環しても、また降り積もるんだから。
ローザも大丈夫? カルメンとゼルギウスは?
[キョロキョロ無事だったり無事でなかったりする面子を確認。
とりあえずまた消えてはいないことに息を吐いてパタパタ払う]
あーあ、一匹しか残らなかったな。
…少しは手がかりになるといいんだけれど。
[一匹しか残らなかったライヒアルトもっふり犯の一部を握る。
手の中で何か言ってるかもしれないがカヤには聞こえない]
とりあえず、寮母さんに追えるかお願いしてみ――
[ぷつっと声の途切れたクリクリの視線の先にはローザのグラス。
見れば傍にゲルダもくってりしてて、思わずつばを引き下げる。
イヴァンはイヴァンで龍にお説教を受けているし。
落雷の予感に、帽子とマフラーに隠れ*遠い目になった*]
[校舎を出ると、途端に何とも言えない良い匂いが押し寄せ来た。
どうやら、寮と共に結界内に持っていかれた食堂の代わりにテントを張り、炊き出しを行っているようだ。
何故か色とりどりのテントが並び、どういう勢いだかさまざまなメニューがブッフェ形式で並ぶ様子は最早お祭りである。実は学園自体は、突如出現した結界を楽しんでいるのではないかという疑惑すら頭を擡げてくる。]
あ…う…ま、眩しい
眩しいと言うより日差しが痛い…!
[ウェンデルはというとそれどころじゃないんだが。]
[顔の上に手でひさしを作りながらどうにかスープとパンを貰い、ひぃひぃ言いながら校内へ逃げ込んだ。挙動不審である。
それらを持って資料室へ戻る。食事を取ったり、パンをちぎってはディルクを餌付けしてみたり、起きたら怒りそうだと思いつつライヒアルトの寝顔を眺めてみたり。*]
─南館・資料室─
[ウェンデルに撫でられた鴉は寝ぼけた状態で翼をもぞもぞ。
まだ起きる様子は無く、鴉も青年も惰眠を貪った]
[先に起きたのは鴉。
青年はまだ魔法が効いているのか眠り続けている。
鴉が退くまでは魘されっ放しであるのだが]
「……んあー、そうか。弾き出されたんだっけ」
[青年の腹の上で鴉はぼへーっとしている。
戻って来たウェンデルにパンを出されると、しっかりと餌付けされたり]
[そんなこんなで青年も目を覚ます。
まだ頭がぼんやりしているのか、寝転がったまま視線は天井を見ている]
………あ?
「おっ、ライ起きたかー!
痛いところとかはないか?」
[声に気付いた鴉がばさりと羽ばたき青年の下へ。
近付いた途端、青年は鴉の頭を思いっきり引っ叩いた]
…お前また俺の腹の上で寝ただろ。
「え、あ、その。不可抗力と言うか…」
何回止めろつったら分かるんだお前は!
[ギリギリと鴉の頭を締め付けるように握る。
痛みにバタバタと翼を羽ばたかせる鴉。
青年の気が済んで手が離れ、鴉は床できゅうと気絶した]
………〜〜〜っ。
[その直後に青年も頭を押さえて蹲ったとか]
やあおはよう、ライヒ君。
[まだ忍び笑いをしている]
とりあえず、食べる物は持ってきたから食べたらどうだい?
それと、寝癖がついているよ。
[ひとしきり笑ったあと、ごくりと水を飲んだ。]
[笑い声にその存在に気付き。
バッと顔を上げた。
笑われているのを理解し、眉間に皺が寄る]
…………どうも。
[それでも食べ物に対し一応礼を言い。
寝癖と言われて一旦そこを抑えるが、直ぐに気にせず食べ物に手を出した]
君も弾き出されたんだねえ。
やああれ、痛いよね。何とかならないものか。
ベッティちゃんとピノ君が言うには、あの結界の核と思われる人物をふわふわが押し出してるらしいけど、頑張りすぎだよねえ。
[伸びたディルクを指でつついたりしつつだらだらライヒアルトを眺めている]
痛いと言うよりは、度肝を抜かれた感じが。
[潰された時のインパクトが強すぎて、痛みなどそっちのけだったらしい]
ふわふわもあの状態が居心地悪いんじゃないか?
ただでさえ自分らがぽんぽん際限無く増えてってるんだし。
[パンを千切って口の中へ。
食べながらウェンデルへと言葉を返し。
鴉は気絶したままぴくぴく痙攣]
……そう言う先輩は見た感じやる気皆無だな。
あれを生物…と言って良いのかは分からないけど、一応生物は繁殖を喜ぶんじゃないかな?
まあそれは良いとしてだ。
僕には優秀で面倒見の良い後輩が居るし、心配しているのはゼルギウスのバイオハザードくらいだよ。
そのうち結界が解けて皆が出てきたら全員吸血鬼になってました、じゃあ大変だからね。
あとは押し出される時に女の子腰がでも打ちやしないか、とか。
[ディルクの翼を持ち上げてみたり。びろーん]
―昨日、外―
[魔法下手、とのディルク談には、まったくもってその通りなもんで乾いた笑いを浮かべながら横向いた。]
や、10回に1回くらいは綺麗にできるんだ…!
[成功率がどっかの蘇生魔法以下だとか。]
―で、本日―
[目が覚めたら、ピノ君はいつの間にか縮んで、背中の上でころころり。]
……ふぁぇ?
[寝起きはぼーっと、まだ寝っ転がったまま辺りを見回す。枕にしていたふかふかが無くなったおかげで、ちょっと体が痛かった。]
増え過ぎると抑制がかかるのが節理だぜ。
無尽蔵に増えて、生活空間や食料の獲得が困難になると、生物は自然淘汰されその数が抑制される。
今のふわふわにはそれが起きてるように見えるけどな。
[現にどこかで共食いがあったようだし。
それは青年達には与り知らぬところではあるが]
ゼルギウスだってそこまで見境ないってのはないだろう。
それに吸血鬼になったとしても、一日かそこらで戻るっつー話だった気が。
出てくる場所が空中だけとは限らないし。
むしろその状況で対応出来ないっつーのはどうかと思うぞ。
[面倒見が良いとか言う話は心当たりがないのでスルー。
他に対しては返答しながら、女性に気をかけるウェンデルに対し、相変わらずだなぁ、とか思ってたり。
鴉はなす術なくびろーんとぶら下げられた。
その状態でようやくハッと目を覚ました]
なるほどね、ふわふわの自然淘汰というのは大いにアリだ。
[目を覚ましたらしいディルクを軽くくすぐった。どうも真面目に考える気はなさそうだ。]
ところでライヒ君はどうしてディルクを使い魔にしているんだい?
いかにも一匹狼を気取っているのにねえ。
[返答はあまり期待していなかったが、予想以上の気楽っぷりに僅かに溜息。
パンとスープを早々に平らげて、容器を片付ける]
……何だって良いだろ。
[鴉を使い魔にしている理由を聞かれ、一度鴉に視線を向けてから、すぃと逸らした。
擽られた鴉はくすぐったそうに身体を揺らした]
「ぬあっ、やめー。兄ちゃんくすぐるの止めてー」
[ぎゃー、とか大袈裟に騒いでいる]
[気を失っている間にいろいろあったようですけれど、
エーファはクロエのおかげもあって平和なものでした。
寝て起きて元気を取り戻すと、
すぐさま外へと向かって、
ペンギン姿のままで、ぺたぺたぺた。
行き先は昨日落っこちて来たところです。]
[目を覚ませば一人…というわけではなく。程近い場所にクロエが。ペンギンはいないっぽい。]
ペンギンさん…エーファ、っていってたっけ。あの人の使い魔かなぁ。
[とか勘違いしつつ、まだ寝ている人を起こさないように、こっそり寝倉になってた教室を出た。]
ふふ…ほれ、ここかい?
それともここか?
[翼の付け根や首をこちょこちょ…。それからディルクを床に降ろす。]
まあ、何でも良いけどね。
いやあ昨日思い出したんだけどさ、そういやあ新入生は使い魔との契約を薦められる事が多いなって。
特に、異世界から落ちてきた子はね。
[悪かった、というようにディルクを撫でた。]
(‥‥‥どこ?)
[声のない問いかけは普通のひとに
伝わることはないのですけれど、
返って来るものはありました。
土むき出しの地面のそばで立ち止まり、
手先を使って穴を掘ろうとします。]
「いーやー、えっちー」
[鴉はげらげら笑い続ける。
擽りが止まり、床に下ろされると結局ぐてーっと床に伸びた。
笑い疲れ]
……俺はこの世界の人間だ。
ディルクとは、ここに来る前から一緒だった。
[ウェンデルの方は見ずに、青年はそれだけを呟いた。
撫でられた鴉はウェンデルに対してパサパサと軽く翼を振った。
気にするなと言った態]
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