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オトフリートさん!
[倒れた彼は酷く消耗した様子で。
先程の一連の力の行使がかなりの負担になっているのだと知る。
それでも冷たい手をしたミハエルから離れることも出来ず。
その手を握りながら周囲を探れば、消耗している者も多いようで]
い、一度戻ろう?Kirschbaumに。
[そうは言ったものの、どうしたらいいだろうかと悩んでいた]
[ふと、ダーヴィットの様子がおかしい事に気がつく]
ダーヴィットさん、どうしたの?大丈夫?
お腹でも空いた?僕、チョコレート持ってるよ。
[尋常じゃない気配に、笑わせようといつもどおりの軽口を叩き、そっと近づこうとする。ふわり、無意識に風をまとい]
自らのみが苦しむものと思うでないよ。
バランス狂えばここの地は、影の王の支配がありきこの地は。
とてもすみにくく変わるだろう。
多くの属性をここまでそろえられるのはかれの力がゆえに。
……あぁ、僕が運ぼうか。蔦なら力はあるだろう。
[ゆる、と背から再び蔦が。
右の手の変わりになるように、倒れた身体を抱き上げる。]
[オトフリートの身体がゆっくりと、倒れていく。
アマンダはそれを、黙って見つめている。
硬い墓石並ぶ地でも、大地はその身を傷つけることなく受け止めるだろう]
…っ……あ、ぁ………く…っ……!
[唇を突くのは苦悶の色を濃く滲ませる声音。
ぱた、ぱた、と石の上に静かに落ちるのは涙ではなく汗で。
やがて明減が波が引くように止んだかと思えば、ぐらりと体は石の上に傾いだ。
その息は、全力疾走後のように荒く]
…。
[ティルの言葉に、深く細く息を吐いた。]
[消耗したオトフリートの姿に、歯を噛み締めて逡巡し]
[徐々に冷気がひいてゆく]
[ようやく握られた手に気付いて、それを払おうとした]
…近寄るな。
[風の少年を見返す瞳は、縦に切れた爬虫類の眼。]
静めてこないと、何もかも壊してしまいそうだ。
[背を向けて、歩き出す。
暖められた大気が、向こうの景色を僅かにゆらめかせた。]
[エーリッヒの様子がおかしい事に気付き、ギュンターの口を押さえていた手を離してエーリッヒの傍へ。]
お、おい。大丈夫か?!
[慌ててエーリッヒの身体を支える。]
無理はするな。もたないぞ。
……助けが来るかどうかすら、わからんし。
[お気楽に休憩を取っているギュンターを見やって、ため息。]
[ほんの一瞬だけ合った視線は、直にアマンダによって逸らされる。
けれど、対の疾風が歌うように囁く言の葉は、確かに届いていた]
…そう。それも、知ったのだね…
[ティルと手を繋いでいた姿を思い出し、小さく息を吐く。
きっと、アマンダが理不尽な態度だった事も全て知っただろうと]
そうか。
また、今度。
[心の魔に目をやって、苗床はそう言う。
同時にそっと、かれへ、口だけで囁いた。]
『どうしてこうなってしまったのだろうね、君も僕も。人の世界で何をやっているのだろうね。』
[訝しげに、クレメンスの背を見送った。
オトフリートへ言い募った時の物とはまた、違った猜疑を持った目で。ティルに運ばれる彼を見る目は戸惑い]
[そのどちらもから目を逸らして、ブリジットと目が合った。
彼女の手を指差し]
…。人の器は冷気に弱いものだ。
[立ち去るクレメンスを複雑そうな表情で見送る。
彼がオトフリートに投げた言葉。
それを否定するだけの論理的根拠は彼女の中に無く。
その言葉で皆が一気に揺らされてしまっていて]
どうして。
[悪くなってきた状況に軽く唇を噛んだ]
[ゆると持ち上げる蔦の力。
ひきずらぬように気をつけながら、蔦がかれを持ち上げる。
時の竜はそんな乱暴な扱いにも目覚めぬか。]
僕は、ゆくよ。
先に影の王の元へ。
かれを休ませてやらないと。
ここまで消耗しているのは、僕の責でもあるのだから。
えっ?
[指差されて自分の手を見る。
赤くなったそこは少しだけチリチリとした感覚を返してきて]
あれ?
[指先の感覚が消えていることにきょとんとした]
[倒れたオトフリート。
炎が揺らいで見えそうなダーヴィッド。
そして火傷しそうに凍りついたミハエル――と、その手を握っていたブリジットに、ようやく気付く]
ああ…いけない。
安定を、支えを。私はその為の存在(もの)なのだから…
[静かに呟いて、へたり込んだまま前屈みに大地に手の平を当てる]
さあ、永久の眠りを…邪魔しては、いけない。
それに…彼女の血も、還して…あげないと……
[茶色の目を閉じれば、ゆっくりと大地の力が伝わっていく。
砕かれた墓石と、流された生命の血を、大地へと還していく]
[ダーヴィットの視線をうけて、条件反射的に固まる。
が、すぐにいつもの様子に戻り]
あ、忘れていた。ダーヴィットさんは火の竜だっだね。
今の状態からすると、僕の存在は危険だね。
小さな火でも、風で大きな火事になっちゃうから。
まあ、これでも食べて元気出すといいよ。
[ひゅんと、ダーヴィットに向かって手に持っていたものを投げた。こつんとその頭に、シガーレットチョコが当たるかもしれない]
……【心の音】…は、二つ…
…近く、から…【赤ちゃんの泣く、声】がする。
それと…よくわかんないけど【雨の振る音】……。
…後はごめん、よく、わかんな───さがして、あげて。
[支えられたのもつかの間、他人の心の音を明確に辿ったことで自らのキャパシティを超えた結果、青年はそのまま意識を*手放し──*]
……おっけー、了解した。
じっちゃん、こいつの看病頼むわ。
俺、探してくるし。
[エーリッヒをギュンターに預け、懐から方位磁石を取り出し。
迷い込んだ者を探しに*行った。*
【赤ちゃんの泣く、声】と【雨の振る音】という
『証言』を心に留め置いて。]
[墓場に満たされる大地の兆しに、...は体を震わす。
安定を嫌う自由の性質が静かに反発する]
ごめんね。僕、アマンダさんのこと知ってたんだ。
ティルに教えてもらって。
僕の存在自体がアマンダさんを傷つけているんだよね。
[ふわっと風が吹く。自身ではコントロールできない力。
ただ彼女の仕事を遠くから眺めることしかできない]
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