人狼物語 ─幻夢─


84 廻る刻・待宵歌

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【墓】 本屋 クレイグ

[腕の力が緩められれば>>+27、一歩、後ろに引いて距離を取る]

うん、まだ、会ってはいないけど。
……いるとしたら、エトの近くかなぁ。

[自分が姉を案じたように、彼女もいとこを案じている可能性は高いから、そう呟いて]

……うん。
他の連中には……先を、繋げてほしい。
俺は、それをまとめて綴る事はできなくなっちまったけど。

……俺が、なにも残せなかった分も、残してほしい。

(+28) 2013/08/10(Sat) 20:43:08

【墓】 装飾工 メリル

[クレイグが離れ行く>>+28のには逆らわず。
腕を自分の横に戻して腰に添えた]

 そっか……そうだね。
 後で探してみよっか。

[確か、サリィがその方向に向かった気がするけれど、そんなことを言って。
続いた言葉にやや半目になってクレイグを見た]

 ……アンタ、ホントに何も遺せなかったと思ってるの?
 『周期』については確かに遺せやしないだろうけど、他にもあるでしょ? 
 アンタが為したことは。

 アンタの仕事、どれだけ皆の役に立ってるか、分かってる?

[左手は腰に当てたままに、右手は人差し指を突き出す形でクレイグの胸に指先を押し当てる]

(+29) 2013/08/10(Sat) 20:54:07

化粧師 ノクロ、メモを貼った。

2013/08/10(Sat) 21:04:34

【墓】 本屋 クレイグ

[探して、という提案>>+29には、うん、と素直に頷いて。
半目の表情と、押し当てられた指先に、へにゃり、と眉が落ちた]

……似たようなこと、エトにも、言われた。

[ぽつ、と小さく呟いて。は、と小さく息吐く仕種]

でも、それは、『筆記者』としての務め、で。
『俺』が残すものじゃないんじゃないか、って。

[ほろほろと零すのは、待宵草の繋いだ意識で解き放った内の内]

……そう、思ってて。
だから、俺だから残せるものって、なんなんだろうって、ずっと、考えてたんだけ、ど。

[思い返すのは、ユーリの言葉。>>3:27]

……俺、ちゃんと、残せてたの、かな。
俺だから、残せる、もの。

(+30) 2013/08/10(Sat) 21:12:03

【墓】 装飾工 メリル

 ばっかねぇ。
 『筆記者』の勤めでも、『アンタ』がやったことに変わりないでしょ?
 当代の筆記者は、アンタ。
 アンタ以外には出来ないことなの。

[クレイグ>>+30の胸に押し当てた指を戻しながら、相手の顔を見上げる]

 それにね、『遺す』ってのは、何も形があるものだけじゃないわよ。
 アンタ、今まで仕事をいい加減にやってきたわけじゃないでしょ?
 だったらそれにはアンタの『想い』が籠められてる。
 残った人達はそれをしっかり受け継いでいってくれるわ。

 アタシ達が父さんと母さんから受け継いだように。

[戻した右手は自分の胸元へ。
手を広げて添えて、見上げる相手に笑みを向けた]

(+31) 2013/08/10(Sat) 21:22:48

化粧師 ノクロ

― テレーズ宅前 ―

[エトの空虚な声>>16には、僅かに目蓋を伏せるよに苦笑う。
かなしいような、情けないような、様々な色を混ぜて]

ああ。…気を付けてな。

[テレーズの家へ向かう背に言葉を投げるけれども。
無力さを思えば虚しいばかりの単語]

[ミケルの礼の言葉>>26には、に、と笑みを浮かべ
空いた手をそのままその頭へ、避けられなければぽふりと乗せる]

どういたしまして。
…そのおつかいの内容だと菓子作りかなんかかね。

(30) 2013/08/10(Sat) 21:29:08

化粧師 ノクロ

[読み上げられるメモの内容には首を傾げるばかりで在庫は無く。
右手は荷物へと戻しつつ、視線はついとユーリの方へ]

お、ユーリのとこにあるんなら良かった。
そんなら取りに行った方がいいか?

[それとも待ってる?とユーリとミケルに首を傾いで]

……、?

[一瞬、ユーリの口元が躊躇いがちに揺らめいた気がして、瞬く]

(31) 2013/08/10(Sat) 21:29:37

薬師 コレット

─ 自宅 ─

[二人の事はユーリに任せて、壁を伝って家へ戻る。
竈の赤さに、数度目をしばたいた]

……まだ、だめよ。

[小さい手を握って]

せっかく選ばれたのに。
せっかく降りて来て下さったのに。

[天井を、いや、その向こうの遠いどこかを仰いで]

……どうか、
間に合って。

(32) 2013/08/10(Sat) 21:34:40

給仕人 ユーリ

 ― テレーズ宅前 ―

[ミケルの反応はどうであったか。
 いずれにしろしばらくすれば手を離し]

 ああ、ノクロはここで待っててくだされば。
 そんなに人手はいらないと思いますから。

[首を傾げるノクロ>>31に答える。
 こちらの躊躇いは、もしかしたら気付かれたのかもしれないが、この場では話す気にならず口を噤んだ]

(33) 2013/08/10(Sat) 21:39:42

給仕人 ユーリ、メモを貼った。

2013/08/10(Sat) 21:40:08

【墓】 本屋 クレイグ

当代は、俺。
俺以外には、できない、こと。

[僅かに目を伏せ、言われた言葉>>+31を繰り返す]

……そりゃ、仕事は、仕事だし。
務めとしても、大事だし。
そも、本扱うのは好きだから、いい加減になんてできなかったし。

[だからこそ、『筆記者』よりも『本屋』と呼ばれる事が多くなるに至ったのは、周知の事]

ん……そう、だよ、な。
俺たちが、とーさんたちから、受け継いだもの。
とーさんたちが、その前の代から受け継いだもの。

ずっと続いてたみたいに、俺の想いも、繋がってく……んだ。

[右の手で、自分の胸元に軽く触れて。
それから、その手を額に当てて前髪をぐしゃ、とかき上げた]

(+32) 2013/08/10(Sat) 21:41:00

【墓】 本屋 クレイグ

……あー、もう。
やっぱ、なんか、悔しい。
今んなって答え、見えるとか。

もう、話せねぇ、のに。

[意識に言葉浮かべても、鈍い紅に褪せた待宵草はそれを届けてはくれぬ。
話せるようにならない、とは言い切れないけれど。
けれど、そうなって欲しくないのは、偽らざる心情で。
複雑な思いを込めた嘆息が、ひとつ、零れた]

(+33) 2013/08/10(Sat) 21:41:11

化粧師 ノクロ

― テレーズ宅前 ―

ん、そか。
じゃあ大人しく待ってる。

[ユーリの答え>>33にこくりと頷いて返す]

[躊躇ったような、そんな気配は見えたけれども。
それは一瞬限りで閉ざされてしまったから。
気のせいか、と思うことにして]

……台車。
これ、サリィのだよな。
白花亭に持ってかないとだよ、なあ。

[台車の持ち手をぽんと叩き、ゆるりと握り込んで]

(34) 2013/08/10(Sat) 21:50:03

【墓】 装飾工 メリル

 なぁに、その話をする相手でも居たの?

[待宵草がどんなものなのかまでは知らないから、話せないと言う言葉>>+33に疑問を投げかけて。
複雑そうな様子に伸びる手。
向かうのは当然、頭]

 後から分かることって沢山あるわよね。
 後悔ってのは、後にならないと分からないものだし。

 ……今すぐじゃなくとも、いつか伝わると良いわね。

[”同じ”になることは望まないだろうから、いつか、遠い先にでも伝われば良いと言葉を紡いで。
柔らかな瞳を弟へと向けた]

(+34) 2013/08/10(Sat) 21:52:27

給仕人 ユーリ

 サリィさんの……。
 そうですね。

[いずれ、彼女の家族にも知らせなければならないのだろう。
 メリルと話した時の事を思うと胸が痛む。
 しかし、今は自分の仕事をしなくてはと、暗い表情を無理にでも消して]

 では、行って来ますね。

[片手を挙げ、その場を去った]

(35) 2013/08/10(Sat) 21:54:07

薬師 コレット

人生は……

何かをするには短すぎて、
何もしないには長すぎる。

[誰の言葉だっただろうか]

わたくしは長く、長く待ったわ……。
この時を、どんなにか。

(36) 2013/08/10(Sat) 21:57:56

薬師 コレット

暇を潰して、潰し続けて、
ずっと、
ずっと、

[顔を覆い]

これだけ待ったんだもの。
お願い、あと少し、
この時が終わるまで、持ちこたえて、
わたくしの体……。

(37) 2013/08/10(Sat) 21:59:17

化粧師 ノクロ

ん。おつかい終わったら行こうかね。
…居れば、いいけど。

[何処までが『刻』に『刈られる』かが見えぬ現状。
彼女の家族も、其れ以外も、誰がどうなるか自身に判りはしない]

[重い表情を浮かべるユーリに、
けれども何か思うところがあるのだろうと思うだけで追及はせず]

おう、よろしく頼むな。

[台車から離した右手をひらと振って、見送る]

(38) 2013/08/10(Sat) 22:04:43

【墓】 本屋 クレイグ

……うん。
これ……この、待宵草の、しるし。
同じのがエトにも咲いてたらしくて。
同じのが咲いたからなのかなんなのか……意識で話、できるようになってて。
そこで、そういう話、してた。

[向けられた疑問>>+34に、額から離した右手を見やりながら、自分の身に起きていた事を説明する]

……うん。
今すぐじゃなくていいから。
伝えられると、いいんだけど、な。

[柔らかな瞳に、穏やかな笑みで返し、頷く。
頭に手が伸びていた事には気づけずにいたから、またも撫でられ阻止は失敗して]

(+35) 2013/08/10(Sat) 22:05:06

【墓】 本屋 クレイグ

………………。

だからさ、姉。
撫でられて、喜ぶ時期はもう過ぎてんだってば。

[沈黙を挟んで向けたのは、どこか拗ねたような響きの抗議、ひとつ]

(+36) 2013/08/10(Sat) 22:05:14

【墓】 織師 ミレイユ

[怯える自分を慰めてくれた娘が消え、それが自分が憑かれた所以だと悟り。
年若い雪花は恐れた。
ぎこちなくも笑いかけてくれる少年や、頭を撫でてくれた青年が、同じようになってしまうことを恐れた。
だからすぐにそこから離れようと思った。
死神の力がそんな単純なものではないと、知識では理解していたが、それでも少しでも、何か変わるのではないかと期待して]

[そんな思いを、青を望む『死神』が疎ましく思った所為か。
単に儚き身体が耐えきれなかっただけか。
散った雪花は、ついぞ知ることは無かった]

(+37) 2013/08/10(Sat) 22:08:09

【墓】 装飾工 メリル

 へぇ、同じのがエトにも。
 意識で話出来るって離れてても会話出来るってことか。
 なるほどねぇ。

[クレイグの話>>+35を聞いて浮かべるのは、凄いな、と驚くのが分かる表情。
自分のとは違う、特殊なものなのかな、と思いはするが、それを口にすることも無く]

 え?
 アタシが撫でたいんだから我慢しろよ。

[抗議>>+36には笑顔で無茶を言った。
撫でるのも長くはなく、ポンポンと軽く叩いて直ぐに離すのだけれど]

(+38) 2013/08/10(Sat) 22:21:53

【墓】 織師 ミレイユ

 よかった。

[誰にも見えなくなった残滓はぽつりと呟く]

 『死神憑き』が消えれば、だれも消えなくて済む。
 ……だから、よかった。

[まるで、自分に言い聞かせるようでもあった]

(+39) 2013/08/10(Sat) 22:21:56

【墓】 装飾工 メリル

 さぁて、かーいいくーちゃん堪能したことだし、テレーズ探しにいこっか?

[話題を変えるように言葉を紡ぎ、右手の人差し指で道の先を指す]

(+40) 2013/08/10(Sat) 22:21:57

給仕人 ユーリ

 ― 自宅 ―

[自宅に戻り、保存庫の中へと入っていく]

 甘草に、木の実……と。

[幸い、どちらもそう切らす事のない食材だったから、難なく見付かった]

 ……ふう。

[大きな袋を引っ張り出した所で、座り込んで一息つく。
 後何度この場所に戻って来られるか。
 やるべきことを見失った訳ではないが、周囲はそれ以上に目まぐるしい]

 お茶を飲む時間なんて、ないくらい……か。

[呟きはしたけれど、やがて感傷に浸っている間も惜しいと思い直し立ち上がる。
 ただ、ミケルに渡す荷物の他に、もう一つ紙箱を取り出し香草を詰め込んだ]

(39) 2013/08/10(Sat) 22:24:28

【墓】 織師 ミレイユ

 あ、でも。
 ユーリのお仕事、出来なかった。

[一つ、思い出して]

 ノクロに、糸染めてもらって。
 エトのところで、鋏買おうと思ってたのに。

[二つ、三つ、零れて]

 買い物、ミケルに押し付けてきちゃった。
 コレット婆のクッキー、食べてみたかった……

[未練の言葉が溢れ始めたところで。
ふと気配を感じて、顔を向けて]

(+41) 2013/08/10(Sat) 22:27:18

【墓】 織師 ミレイユ

 あ。
 サリィ、だ。

[先に消えたはずの人>>+21を見つけて。
はらはらと、透明な何かが目から落ちた]

(+42) 2013/08/10(Sat) 22:27:24

化粧師 ノクロ

― テレーズ宅前 ―

[こう、している間にも。
誰かが『糧』と成って逝っているのだろうか]

[伝え聞く限りの伝承しか知らぬ男は、
台車に半ば凭れ掛かる態でぼんやりと洞窟の天井を仰いでいた。
ミケルから声を掛けられる事があれば、
何でもないような様相で、ん?と首を傾げて笑んだろうが]

……いつになったら、『咲く』んだろうなあ。

[『天上青』を咲かせる為なら、咲けば『刻』は終わるのだろう。
その色に興味はあったけれど、それよりも]

[早く、終わって欲しいと]

(40) 2013/08/10(Sat) 22:30:05

【墓】 看板娘 サリィ

ミー、ちゃん。

[こちらを見つめながら静かに雫を落とす姿>>+42に、思わず駆け寄って。

自分が消える前にもそうしたように、ふわりその身体を抱きしめた]

(+43) 2013/08/10(Sat) 22:30:40

【墓】 本屋 クレイグ

今は、何にも聞こえないけど、な。

[泉の所でサリィと話していた時に響いたものを最後に、エトの声は聞こえなくなっている。
それが、力が尽きたからなのか違うのかは、こちらからはわからない]

……って、あのな。

[振られた無茶>>+38には憮然とするものの、強く振り払う事はしないまま、離れるのを待って]

ん、そーだな。
……と、いうか。
サリィ、どこ行ったんだ……?

[テレーズを捜しに、と促され>>+40、ようやく、一緒に来た姿がない事に気づいて首を傾いでいたりした]

(+44) 2013/08/10(Sat) 22:32:17

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