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っぐ!?
[ようやく意識を戻し、飛び起きる。]
[傷や打撲はもうたいした事はない。一番の問題であった疲労も、だいぶ回復したようだ。固い床で意識を失っていたせいで節々が痛んだが、動くのに支障はない。]
…ここは?
『円卓の上階、か。
今の今まで、気絶していた私が見つかっていないことを考えると、私がここにいることは誰も知らないようだな…。』
『丁度いい、少し体を休めよう。まだ戦いは残っている…。武器も、整備しておかねば…。』
[部屋を物色し、食料や薬などを探し始める。]
白のあれは…カレン、か。
つまりはあれが3人目ということになるのかネェ。
だとすれば…皮肉なものさね。
[目を伏せたまま低く呟く。
――もう15年以上前になるだろうか。
双魚の座を受けるよりずっと前、組織に入ってからも然程経っていなかった時期。
能力の制御を試す意味も兼ねた仕事があった。
それは当時獅子の座にあった女を殺すというものだった]
白羊のの指示で潰した獅子。
今度はその獅子を使って白羊のが牙を剥く、か。
[拾ってくれたのは組織のボスであるあの人。
そして能力制御の習得を手伝ってくれたのは……]
まったく、運命ってのは皮肉なもんだ。
[どちらを選ぶかは決まっている。
だが疲れたような笑みが浮かぶのを止めることは出来なかった]
それにしても、やり辛いネェ。
白羊のはアタシの手の内を知っている。
対処の方法も知っている。
参ったものさね。
[そこまで呟き顔を上げた。
窓際のマイルズ、相も変らぬ態度のノブ、紅茶を運ぶジョエル。
室内の惨状が、現在の状況を示して]
本当に戦争状態さね。
[今回召集されて間もない頃にエドガーの言った台詞を思い出す。
あの時はまさかここまでの事態になるとは思っていなかった]
[過ぎた事、という言葉に、ああ、と呟く。
『ここにいる』という時点で、それが真理なのだから]
……と。
[ふと気づけば、眠ってしまった仔猫。
その温もりを脅かさないようにそっと撫でてやりつつ。
今は遠い者たちへ、視線を向ける]
戦争……か。
いや、全くで。
[意識を向けた先、双魚の舞姫。
彼女がもらした呟きに、ぽつり、呟く]
最初は3と他の9に分かたれて居ただけだったのにね。
戦争か。
[今は、2と5だ、と呟いて]
2つ星は態々裏切りなど、何故起こしたのか。
まァ、知った所で何も思いはしないだろうがね。
[仔猫は気持ち良さそうに、その腕で眠る。]
――本当に面倒な事に成った物よ。
[ふと思う。
もしもこの組織がどうにかなってしまった時、自分は何処へ行くのだろう、と。
生まれたときからこの組織にいた。両親も組織の人間だった。
6つの時にはもう人を殺していたし、12の時には処女宮の席に座っていた。
そんな自分は、何処へ行くんだろう。
何処へ言って何をするのだろう。
漠然とした、そんな感情を口に出すことはなく、紅茶を用意する。
その表情はいつもと同じ微笑と共に]
おまたせしました、今宵は三國屋善五郎の桃の紅茶をアイスにしてご用意いたしました。
吹きさらしで空調も何もなくなってしまいましたから、せめて飲み物くらいは、と思いまして。
[人数分のグラスとデキャンタで冷やされた琥珀色の紅茶、そしてティーワゴンがあまりにいつもどおりに綺麗過ぎて違和感があるだろうか]
ほんとに、ねぇ……。
さて、ここからどんな螺旋が未来を築くのやら。
[くすり、と呟いて。
以前であれば、手の上に銀時計を浮かべる所だったろうけれど、それは彼の手元にはない]
何か、理由があったんでしょ?
でも、それはそれ、ヒトの事情であって、少なくともオレにとってはただのメイワクでしかなかったという事に過ぎない。
[眠る仔猫、その様子に微かに口元は綻ぶか]
ああ。面倒だねぃ。
其れは僕等には関係無い事だろうに。
[くつくつ。哂いが小さいのは、仔猫を起こさぬためだろうか]
まァ理由も無しに面倒な事はしまいよ。
本当に僕にとっても只の迷惑だった。恐らくは他の誰にとってもだね。
真実、自分だけの事しか考えて居ない事が丸判りだよ。
[まァ其れが生きる道だがね、と。
生きる者達を見ながら呟いて]
其れより離れられたのだから、善しとしようじゃないか。
アハッ、まぁ死んでしまったのだから仕方ないか。
[灯った三日月は消えず、仔猫は然し今も眠る。
――其れは彼女の覚える光景に良く似ていて、ちらと目を遣って直ぐに離した。]
[ジョエルの声に視線を転じる。
そこに用意されたグラスの数は4つ]
おや、アタシの分もあるのかい。
[紅茶はデキャンタの中。
グラスの方は分からないが、だがしかし]
…有り難くいただこうかネェ。
[下手に警戒しても無駄だろう、相手にそのつもりがあるのならば。
薄い笑みを浮かべてワゴンの方へと近付いてゆく]
確かに、ね。
[くすり、と楽しげに笑う。声を潜めるのは、やはり仔猫を慮ってか]
理由……ね。
たとえ、それが。
他の誰かの、何かのためとか言っても、結局は自分のため、自分がその誰かの、何かの特別でいたいがためのコト。
……まあ、ヒトなんて、自分本位がサガだけどね。
ヒトでないらしいオレですら、そうだし。
[ふ、と笑みながら、こんな事を言って]
ああ……ま、そうとも言う……な。
[離れて、という言葉は、違う何かを思わせたか。
翳った碧は、向けられた視線の動きに気づく事はなく]
勿論です、レディ。
…別に変なものは何も入れておりませんのでご安心ください?
疑われても困りますし、私の分もこちらから用意いたしますので。
何なら、私、一番先に飲みますけれど。
[どうします?と首を傾げて尋ねながら4つのグラスにそれぞれ等分に注ぐ。
こちらへと歩み寄るミュウに、そのうちの一つのグラスを差し出し]
未来は夢見れる者が見れば善い物だ。
尤も、夢等、無かったが。
[仔猫はぴくりと耳を動かす。小さく動きはするものの、其れは目覚める事も無く。
求められるから其処に居るのか、求めるから其処に居るのか。此の場で判る者等、居る訳も無い。]
其れだけの事。
人の為と云うのは、体の良い責任転嫁だ。他の為は即ち自の為。
[其れから次いだ言葉は、クツリ、哂って]
お前が人で無いと云うなら僕は何なのだろうね?
そもそも、人とは何なのか。――夢や希望や生きる意味を持つのが人ならば、僕は外れで有ろうよ
[そして翳った様子には、気付けど何も云う事は無く。暫く悩み只一言。]
喪いたく無いと思える者が在ったなら、倖せだろうよ
[其れは特に名も無く、誰を見るでも無く]
―自室―
[穏やかな時間も終わり席を立つ]
さて、と…おっさんも探してぇし、それにクローディアが裏切り者は3人とか言ってたしな。おっさんとカレンがそうだと決まった訳じゃねぇが…そうだとしても後1人居るワケだ。
[まさか最後の一人が既に死んでいるとは―と言うよりもアヤメとオーフェン以外の死者を把握していないのだが―露知らず]
ってなワケで他のヤツラの様子を見に行ってみますか。
[残りの爆発も気になるしなと言いながらとりあえず円卓へと足を向ける]
―自室→円卓会議場―
──…、
[暫しの沈黙の後、漸くゆるりと顔を上げる。
室内へ向き直り、窓を背にする様に佇んだまま、
足元へと擦り寄ってきた猫達を暫し眺めて。]
[ディーノが裏切者だと考えるには、無理がある。
そのディーノが武器を振るった相手ならば。
ならば、自然──カレンは向こう側に属していると考えるべきだろう。
白羊、獅子、……三人ならば、あと一人。
ミュウか、レッグか。]
[子猫の方をそうと抱き上げ、指先で首筋を撫ぜる。
グラスが並べられても、円卓へと歩み寄る様子を見せずに]
いや、いいよ。
ここでアンタらが何かをするつもりなら、そもアタシは生き残れないだろうさね。
それで死ぬなら、どちらにせよ一緒だ。
[苦笑しながらグラスを受け取ると、そのまま口を付けた]
[ざわめき。]
[緋が揺れる。]
[黒が溶ける。]
あぁ…彼女じゃないんだ………。
[寂しげに呟いて、気まぐれに緋を纏い...は身を起こす。そうして、声のする方へと。]
/中/
ディーノ、お疲れ様。
うん、にゃんこは最強だったね。
…ん?マイルズとカルロスが共鳴なのかしら?ちなみに、レッグ狼発覚まではレッグ・カルロスが共鳴と思ってたわ。
>レッグ あー…確かに序盤動きあぐねてた感が全体にあったもんねぇ……。
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