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[咄嗟に思いついたのは危険な賭け。
それでも胸の刻印に触れるよりは、よほどマシなはず。
自ら手を伸ばし、カケラに触れる。
それが半実体化する所に、自らの身体ごと突き飛ばした]
ツッ!
[蜘蛛のような姿をとり始めたカケラの、鋭い棘が肩に腕に刺さる。
それでも動き出さないようにと、押さえ込んだまま]
―東殿・回廊 焔側―
あ、いや。
[すぅと息を吸ってから手を放せば、辛うじて体裁だけは取り繕えた。
氷竜に覗き込まれたので、思わず頭を撫でておいた。ええ思わず。]
いや、こうも簡単に見つかるとは思ってなかったから、よ。
[何が、とは今は言わない。他の竜の気配が近づいてきているからだ。]
―東殿・回廊 焔側―
[とそこに現われたナターリエの様相に、若干の危機感を感じ半歩下がった。]
うぉぁ!?
な、何だぁ?どうしたナタ!?
[あまりの様子に、眉を潜め。]
―東殿・回廊 焔側―
[何故だろう。月闇竜と生命竜が自分を見る目がおかしい気がする。
もう一度、自分の情報を整理してみた。
うん、間違ってない、多分。きっと。恐らく。――多分。
ただ、そんな風に思うのも、脳の随分かなり隅っこの方でのこと。
今は大きな頭痛が大半を占めており、それを抑えるのが精一杯]
……、オトフリート?
[翠樹の仔へのひそひそ話や、ばれたら怒られる、という言葉には、
素直に頷くのみ。
命竜に撫でられれば、不可思議そうに睨みつけただろうか]
─ →西殿・中庭─
[走りつつ、感じたのは違和。
つまり、近くに感じる気配と、遠くなった気配の存在。
二つは丁度、入れ代わったようにも感じられ]
……ここ……って。
[微かに戻った冷静さが、一つの予測をはじき出し。
やがて、たどり着いた場所にいた者の姿に、それは確信になるが、その前に]
……それ、そーじするから。
下がってな。
[声が低いのは、気にしちゃいけないと思われます]
―東殿・回廊 焔側―
――ッ!?
[頭痛がさらに酷くなった時。回廊の奥から、通路いっぱいの荒波が押し寄せてきた。
幾分離れたところで波が止まると、はるか高みに見覚えのある上半身が出で生まれ]
流水のナターリエ……!?
[暴走しても見える、彼女の容貌。そして、声に、驚きを隠せない]
ティル様?
[顔を上げる。呼び方を間違えたのは気付かない。
ただ声が何だか危険な気だけは少しした]
は、はい。
[まだ絡め取られるところまで来ていなかったのが幸いか。
反動をつけるように、身体を離した]
─東殿・回廊─
[目の前にあり得ぬ光景が広がる。高波が、頭を擡げていた。それはナターリエであったもの。波へと転じたナターリエは、通路いっぱいに身を広げながら何処かへと流れ行く。こちらへ来なかったのは僥倖であったろうか]
ぬぅ……あのまま放っておくわけにも行くまい。
が…まずはこ奴をどうにかせねば。
[背に抱えたエーリッヒに視線をやり、彼の個室へ向かおうとする。途中アーベル達に声をかけられたなら、後にしてくれんかの、と断りを入れて、低空飛行で回廊を進み始める]
─東殿・エーリッヒの部屋─
[眠りについたままの表情が歪む。]
…エル…ザっ……
[譫言と共に、灯火の一つは蜘蛛のごとき魔物へと走る。
焔は膨らむことなく色を変え、青白い幾万度の広がらぬ熱へと。]
[ナターリエの怒号は止まらない]
「流水」が泣いている!
嘆き悲しんでいる!
聖なるものとして作られたものが、本来と逆の使われ方をして泣いている!
誰が!誰が!
そのようなことをした!
何故泣かせる!
何故悲しませる!
誰が!誰が!
流水を、眠らせていない!
[呼び方を気にする余裕は、今の所はなく。
エルザが距離をとるの確かめると、ずっと握っていた銀のロッドをす、と構え]
風牙、烈空……。
[周囲に、風の力を呼び集める。
目が座って見えたら、それは正解]
……破砕撃!
[声と共に一気に距離を詰め、ロッドを振り下ろす。
変化した蜘蛛に撃ち込まれたロッドの衝撃と、それがまとった風のエネルギーが一度に叩き込まれた。
苛立ちで増幅したのか、先ほどの嵐の疾走の影響か、いつになく重い一撃は、蜘蛛を容易く吹き飛ばし]
[エーリッヒの部屋に着くと扉をあけ、ベッドへその身体を横たわらせる。顔は未だ青ざめていて昏睡しているらしく、目覚める気配は無かった]
一体何があったと言うのじゃ…。
流石に後で聞きださねばなるまい。
[孫のように接する存在。その彼が倒れしに心配しないはずもなく。倒れた時に感じた機構の力の増大と、あの光は一体何だったのだろうか。流石に聞かぬと言うわけには行かなくなって来た]
[エーリッヒの身体に毛布をかけてやっていると、開け放たれたままの扉から機械竜が入って来て、エーリッヒの傍へと降り立った]
お主は確か……エーリッヒが作りし機械竜じゃったか。
……後で様子を見に来る故、しばらくエーリッヒのことを頼むぞぃ。
[機械竜の頭を撫でるように触れ、傍を離れると部屋の外へと足を向けた]
さて…あやつはどこへ行ったやら。
[次に気になるのは、波となり駆けて行ったナターリエのこと]
[止めの一撃を繰り出す前に、力の波動を感じて、一歩、引く。
翻る焔を避けられたのは、多分、本能の成せる技]
……ったく。
[零れたのは、重いため息と]
っつーか。
ここって、どこ?
[ある意味、ボケきった*問いかけ一つ*]
[この場合どうすればいいのか。というか流水の様子が怖いのは、事前の印象がものをいっているという部分もある。]
ブリジット殿。
そこの変態のひとに此処を押し付けて、逃げませんか?
[腰が引け。]
――私は逃げます。
―東殿・回廊 焔側―
暴走している……、若焔が、結界に送られた所為……?
[頭痛の原因もこれか、と顰め面になりながら。
痛みで言葉の意味はあまり捉えることが出来ず、ただ睨むだけで]
―東殿・回廊 焔側―
お、おい?落ち着け、しっかりしろ!
[まるで錯乱しているようなナターリエに近づき。
ゆらと、周囲に集めるのは琥珀の光る粒子。
生命の一部を周囲に漂わせ、押さえ込み――というよりは、宥めにかかる。
ゆらり、ゆらり、粒子はナターリエを取り巻いてゆく。]
―東殿・回廊 焔側―
……反対する理由はありませんね。
[月闇の竜に、こくり頷きながら。
翠樹の仔を、しっかりと強く抱きしめて]
――戦略的撤退です。
いいですか、私は、こっちに逃げるので。
あっちに、お願いします。
[自分はナターリエに近付くけれど、と、部屋をさし。
ブリジットには、廊下の遠方を。]
それでは、お願いしますね。
後でまた。
[いうなり、部屋へと入り込む。
そのまま窓を開け――外へと、そして結界の中へ、余裕があれば回りこんで、逃亡**]
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